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(書評21)またうっかり、自分を後回しにするところだった 著者:中村天風 発行所:株式会社アスコム 中村天風の本は昨日書いたようにここ1、2ヶ月で5、6冊程度読んだ。 この本は、おそらく若い人にも読みやすいように作られた本だと思う。 そもそも表紙からして中村天風の本だとは思わなかった。 よくある、 若い人向けに書かれた自己啓発書というか、 心が軽くなる話というか、 そんな装丁である。 まさか日露戦争時代に軍事探偵をしていた人の本だとは思わないだろう。 まだ普通に...
ゆる〜い教師だいあり〜 | 2024.10.04 Fri 16:55
JUGEMテーマ:読書 10月1日の火曜日。札幌市中央区南1条西1丁目、「高桑ビル」地下2階〜4階の「ジュンク堂書店札幌店」での購入本4冊の記録です。 まず、「ジュンク堂書店」のブックカバーに包まれて。 ? 『サキ傑作集』(河田智雄・訳/岩波文庫) 先日、読み終えた『サキ短編集』(中村能三・訳/新潮文庫)の訳者による「解説」に「グレアム・グリーンが選んだ『サキ傑作集』」に関する記載があって、これかな?と思っての購入ですが…。 ...
北海道・最東端からの不定期通信 | 2024.10.04 Fri 09:51
9月の読書メーター読んだ本の数:14読んだページ数:4315ナイス数:4205身の上話 新装版 (光文社文庫 さ 11-16)の感想既読は『月の満ち欠け』にて直木賞受賞の直後「紀伊國屋書店札幌本店」の“佐藤正午コーナー”で買った『夏の情婦』(2017年9月読了)に始まり『女について』(2018年3月読了)、“しりとり読書”75冊目・『永遠の1/2』(2022年7月読了)の3冊。巻末に「2009年7月 光文社刊」。「文庫新装版3カ月連続刊行」第の2弾の本書。「私」によって淡々と語られ、これは単なる“身の上話”なのかの戸惑い...
北海道・最東端からの不定期通信 | 2024.10.03 Thu 23:00
( 横浜 港の見える丘公園 2024年5月 撮影 ) 【シェイクスピア観劇映画サロン第30回】 「シェイクスピア観劇映画サロン 」は、演劇公演や演劇を収録した映像あるいは映画作品(DVDなどの映像)をサロン開催日前に各自で視聴したうえで参加する形式です。(サロン開催日には視聴いたしません。) 歴史劇は今回で5作品目になります。戯曲『ヘンリー五世』を開催しました。 <今までの課題作品> 2024年 『お気に召すまま』『恋の骨折り損』 『リチャード二世』『ヘンリー四世』 ...
横浜山手読書会 | 2024.10.03 Thu 21:32
今日は読書をしていた。 中村天風の本を半分程度、 そして石破茂氏の本を1冊とちょっと。 本が読めるようにはなったらしい。 ただ今日は外に出かける気がしなかった。 寒かったからかもしれないし、 雨が降ったりやんだりしたからかもしれない。 一昨日くらいまでは夜にでも外に出ていたのだが。 今から出てもいいのだが出る気がしない。 今日は画面越し以外では人の顔を見ていない。 そして直に人の顔を見ていないとどうやら精神が不安定になるようだ。 石破氏の本を読んでみ...
ゆる〜い教師だいあり〜 | 2024.10.03 Thu 20:34
Sunset at Blandings Douglas Adams P. G. Wodehouse Richard Usborne P・G・ウッドハウス(P.G.Wodehouse, 1881 - 1975)のファンの方いますか? 彼はイギリスのユーモア作家。70年以上にわたって一般の読者にもプロの作家にも絶大な人気を維持した。 自らも先祖が貴族だった彼、話は上流階級の人たちが中心。 有名なシリーズのブランディング城ものは、ロンドンから電車で数時間という田舎の城主・エムズワース卿とその周囲の人々が起こすドタバタ騒ぎが呑気に描かれる。 エムズワース卿は、毎年地元の品評会で優勝す...
英国アート生活 | 2024.10.03 Thu 18:56
JUGEMテーマ:読書 本の写真が可愛いので大きく載せてみました。 左下に見える子供はルパート・トムソン本人。屈託のない、普通の元気な男の子だ。 この1,2年後に、お母さんが死んでしまって、人生がまったく別の展開を迎えるとは。 人間のダークサイドを深く掘った作品で知られ、多くの読者(わたしを含む)に熱烈に愛されている小説家トムソンが初めてとりくんだノンフィクション最新作『This Party's Got to Stop』(直訳は:このパーティを止めなければ)は、子供の頃の母の死、その20年後の父の死を...
英国アート生活 | 2024.10.03 Thu 18:56
JUGEMテーマ:読書 Ivan Kramskoi, "Leo Tolstoy", 1873 気温は平年並みの10〜13度に下がりました。このくらいの方が落着く。 BBC1、Imagineシリーズの『The Trouble with Tolstoy』、第二部の完結編は”In Search of Happiness”。 幸福を求めるのは人間だれでも同じだが、トルストイは人類全員が幸福になる道を探した。 子供のころ兄が、 「みんなが幸せになって、争いごとなんてない世界になる秘密がある。それを書いた棒がうちの庭に埋まってるんだ」 と話したのを、しばらくすっ...
英国アート生活 | 2024.10.03 Thu 18:55
JUGEMテーマ:読書 The Marlowe Papers 16世紀の劇作家で詩人、翻訳家のクリストファー・マーロウ(1564 - 1593)。 いくつもの劇が成功をおさめて将来嘱望されていたのに、惜しくも居酒屋のケンカで刺されて死亡。享年29。 が、実は彼はエリザベス女王のために働く諜報部員でもあった、という設定。スパイというより16世紀だから隠密と言ったほうが合うかも。 しかも死亡は自作自演。 やばいことから逃れるためにこっそり身を隠し、別名で詩・劇作を始めた。 新たな名前はウィリアム・シェークスピア。 以...
英国アート生活 | 2024.10.03 Thu 18:54
JUGEMテーマ:読書 A Hero of Our Time (表紙はレールモントフの肖像) ミハイル・レールモントフ(1814 - 1841)の生誕200年を記念して、テレビでも特番が組まれていた。いろんな俳優が彼の詩を1編選んで朗読する短いシリーズなど、もっと詩が理解できたら楽しめたに違いない。 レールモントフは貴族で早熟の天才型。早くから詩や散文を発表し、プーシキンの後継者と期待されていたが、惜しくも決闘で死亡。享年26。 なにも死に方まで尊敬するプーシキンの真似をしなくてもよかったのに。 小説「現代の英雄」は読ん...
英国アート生活 | 2024.10.03 Thu 18:53
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