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活字中毒〜読書記録〜
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活字中毒〜読書記録〜

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活字中毒〜読書記録〜
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読書感想文ではなく読書記録。
とにかく既読本を記録しておきたい!
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イラストライターといえば

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「私のイラストレーション史 1960ー1980」 南伸坊 著 ちくま文庫 8月19日に読み始め、8月24日に読了。   一見真面目なような感じがするが、細かく見るといろいろと遊び心が見えてくる本。 本の表紙では年の間のハイフンがやたら長い。 アメトーークの特番みたいにどんどん伸びている。 さらに1960年から始まるとばかり思っていたら、第1章は1959年から1962年までのことが書かれている。 1960年からじゃないじゃねえかとツッコミを入れたくなる。   ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.10.11 Wed 22:33

自分の身よりも事件解決を

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「正義の弧(上・下)」 マイクル・コナリー著 古沢嘉通 訳 講談社文庫 8月17日に読み始め、8月21日に読了。   半年前に読んだ「ダーク・アワーズ(上・下)」の続編にあたる小説。 今回もハリー・ボッシュとレネイ・バラードがタッグを組んで事件解決に向かう。 ちょうどSBSカップを観ていた頃の記憶が蘇る。 何度か東京と静岡の間を行き来し、その移動の時間に読み進めた。 おかげで、上下本ではあるが、5日で読み終えることができた。   前作...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.10.10 Tue 22:13

事件の9日前に届いたDM

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『「山上徹也」とは何者だったのか』 鈴木エイト著 講談社+α新書 8月13日に読み始め、8月18日に読了。   2022年7月8日、衝撃的な元首相銃撃暗殺事件が起こってしまった。 そして、この事件を機に旧世界基督教統一神霊協会(現世界平和統一家庭連合)の所業が表に出てきた。 BBCの番組によって告発されて表面化した性加害問題とどこか重なるところもあるように感じる。 なんとなく言われていたけれど、事件の発生や外圧によって、大々的に世間に知られる...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.10.08 Sun 21:58

札幌帰りに函館に寄れたら

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「立待岬の鴎が見ていた」 平石貴樹 著 光文社文庫 8月12日に読み始め、8月16日に読了。   Iスタへ行けなかった。 ずっとはらはらしたままDAZNを観ていた。 気分が落ち着いたので、今日は読書記録を残す。   「潮首岬に郭公の鳴く」に続く『函館物語」三部作の二作目。 この三部作では、いずれも岬名と鳥名が題名に含まれている。 探偵役は、フランス人青年のジャン・ピエール。   前作を紹介したときも書いたが、著者は函館出身の東大...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.10.07 Sat 21:51

そっちのブライアンかぁ?!

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「村上T 僕の愛したTシャツたち」 村上春樹 著 新潮文庫 8月9日に読み始め、8月12日に読了。   マガジンハウスの雑誌『ポパイ』に連載していた、村上春樹が自分の持っているTシャツについて語ったエッセイ(とその写真)をまとめたもの。 文庫本で、1回が6ページ、そのうち写真が2ページ半を占めている。 まあさすがに文章だけではイメージが湧きづらいだろうので写真が多いのも当然だろう。 実物のTシャツを見られるならそれに越したことはない。  ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.10.05 Thu 22:19

この走りを止めてたまるか

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「黒き荒野の果て」 S・A・コスビー著 加賀山卓朗 訳 ハーバーBOOKS 8月6日に読み始め、8月11日に読了。   小説を読んだ記憶と、その時の出来事の記憶が、強く結びついていて同時に思い出すことがある。 以前「六人の嘘つきな大学生」は、栃木SC戦とその後の両毛線に乗ったことと結びついて記憶に残っていると書いたことがある。 今回の「黒き荒野の果て」は、サッカー女子ワールドカップで日本がスゥェーデンに負けた日の記憶を思い出させた。   これ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.10.03 Tue 22:54

学級でもなく医療でもなく

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「交通崩壊」 市川嘉一 著 新潮新書 8月4日に読み始め、8月8日読了。   〇〇崩壊と付くものはいくつかあれど、「交通崩壊」とは初耳だ。 ではあるが日本の交通政策は、実情とあっていなかったり、将来に向けての対策が足りなかったりと、問題があるのではないかと漠然と思っていた。 そんなところへ「交通崩壊」という題名の本が刊行された。 これは読まずばなるまい。   著者は元日本経済新聞社記者の都市・交通ジャーナリスト。 学術博士でも...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.09.29 Fri 22:59

ソクラテスもワシントンも

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「逆ソクラテス」 伊坂幸太郎 著 集英社文庫 7月31日に読み始め、8月5日に読了。   五編からなる短編集。 共通点が二つある。 主な登場人物が小学生であること。 それと題名にいずれも否定的な言葉や辞が入っていることだ。   五編の題名を並べると以下のようになる。    「逆ソクラテス」  「スロウではない」  「非オプティマス」  「アンスポーツマンライク」  「逆ワシントン」   話は飛ぶが、以前国内...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.09.27 Wed 22:40

100人の怪物たちに乾杯

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「時代を創った怪物たち」 島地勝彦 著 知的生き方文庫 7月27日に読み始め、8月2日に読了。   やっと8月読み終えた本までたどり着いた。 10月になって、7月読み終えた本を紹介するのはさすがに間が空きすぎると思っていた。 2ヶ月以上間隔が空かないよう進めねば。   前回の新書で取り上げた本も『怪物』が題名に入っていたが、今回も入っている。 特に意図した訳では無いが、『怪物』繋がりになってしまった。 この本では『怪』はあやしいの...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.09.26 Tue 22:26

20年ぶりのアールの活躍譚

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「銃弾の庭(上・下)」 スティーヴン・ハンター著 染田屋茂 訳 扶桑社ミステリー 7月23日に読み始め、7月30日に読了。   ハンターが書き続けるスワガー・サーガの最新作。 今回は20年ぶりに登場の「戦争の神」アール・スワガーの活躍が描かれている。   店頭で見かけたときに、オヤっと思った。 扶桑社ミステリーから刊行されているハンター作品の翻訳は、公手成幸によるものばかりだった。 だがこの作品では染田屋茂が訳している。 新潮文庫の...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.09.20 Wed 22:26

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