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活字中毒〜読書記録〜
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活字中毒〜読書記録〜

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活字中毒〜読書記録〜
このテーマについて
読書感想文ではなく読書記録。
とにかく既読本を記録しておきたい!
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この新潮文庫、もう最厚!

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「魂に秩序を」 マット・ラフ著 浜野アキオ訳 新潮文庫 1月15日に読み始め、1月30日に読了   私が読んだのは、2024年12月の2刷。 初刷とは違う腰巻になっているはず。 このところの思考の省エネで腰巻の文句を書き連ねることを今回もする。   『本の雑誌増刊「おすすめ文庫王国2025」 本の雑誌が選ぶ2024年度 文庫ベストテン 第1位』 文庫ベストテンが発表されたのが12月上旬。 この情報を仕入れて増刷したものと思う。   さ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.05.02 Fri 22:57

異端の将棋指し二人の歩み

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「盤上の向日葵(上・下)」 柚月裕子 著 中公文庫 読了。   水曜日からあまり体調が良くなくて、昨日も一日寝ていた。 今日はなんとか起きて加藤拓己のいる早稲田大学の試合を見に行こうと思っていたのだが、午前中はやはり寝ていて行かず。 やっと体調も上向きになったと思い午後からは外出することにしたけれど、結局この週末は一試合も生観戦できなかった。 読書のほうはといえば、金・土と読む気力が持てず、今日の午後からやっと本が読めるようになった。 ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.05.02 Fri 22:19

昭和12年、平和博覧会開催

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「深夜の博覧会」 辻真先 著 創元推理文庫 読了。   2020年、年末恒例のミステリ・ランキングの国内部門で三冠を達成したのが「たかが殺人じゃないか」だった。 著者は御年88歳の辻真先。 12年前に別名義で発表した「完全恋愛」がランキングの上位に入ったときも驚いたが、今回は齢90を前にしての三冠達成である。 驚きを通り越してただ感嘆するのみだ。 三冠作品の「たかが殺人じゃないか」は、サブタイトルが「昭和24年の推理小説」という。 実はサブタイト...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.04.30 Wed 21:26

将棋本が目立つ扶桑社新書

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「知るほど観たくなる将棋 ドラマティック将棋論」 ランパンプス寺内ゆうき著 扶桑社新書 1月13日に読み始め、1月21に読了   何度か書いているが、扶桑社新書は将棋を題材としたものを何冊も刊行している。 親会社が産経新聞社であることと深い関係があるといっていいだろう。 新聞社は言ってみれば将棋界や囲碁界のパトロンであり、将棋界が盛り上がれば新聞社もありがたいはず。 もっとも最近では、新聞社の体力が落ちてしまい、パトロンの役割を果たすことが難し...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.04.27 Sun 22:59

2024年国内ミステリの収穫

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「地雷グリコ」 青崎優吾 著 KADOKAWA 1月8日に読み始め、1月14日に読了   読書記録がとうとう3ヶ月以上遅れてのものとなってしまった。 Mリーグがセミファイナルに入って、ブログ更新の更新頻度がさらに落ちてしまっていることが原因の一つとしてある。 回復の目処が立たない。 読書の記憶は日々薄れていく。 一応簡単なメモは残しているが、字が汚くてメモの意味をなしていないところがあったりする。   いろいろと考え、読書の記録...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.04.23 Wed 21:35

扶桑社新書の多分イチオシ

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「生成AIと脳 この二つのコラボで人生が変わる」  池谷裕二 著 扶桑社新書 12月29日に読み始め、12月31日に読了   パソコンというかキーボードというか、ともかく調子が悪く更新がこんなタイミングになってしまった。 今日はもうエスパルスの試合があるというのに。 言い訳などこの辺にしておいて、早く書き進めることにする。   奥付が2024年11月1日発行の扶桑社新書は、どれもかなり力が入っていたものばかりだった印象がある。 何点その日に新...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.03.16 Sun 08:23

ただ自分の信義を守るのみ

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「検事の信義」 柚月裕子 著 角川文庫 12月25日に読み始め、12月30日に読了   佐方貞人シリーズ4作目、検事時代のものとしては3作目。 もともとこのシリーズの元版は宝島社から刊行されていたが、この作品から元版もKADOKAWAになった。 時系列がどうかまでは確認していないが、KADOKAWAから刊行して大ヒット、映画化もされた「孤狼の血」と関係がありそうだ。 さらにこの「検事の信義」は全4話からなる短篇集だが、その中の一篇に「孤狼の血」の主役クラスが出...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.03.13 Thu 22:14

じゃないほうの芸人の視点

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「敗北からの芸人論」 徳井健太 著 新潮文庫 12月23日に読み始め、12月28日に読了。   3月も中旬になろうかというのにまだ昨年読んだ本の記録を書き終えていない。 これもMリーグが面白すぎるからと言い訳しても、まあ意味がない。 意味がないことなど書かずに、ともかく進めたい。   今回取り上げるのは、平成ノブシコブシの、悟りの境地に達してしまった芸人徳井健太による芸人論の本。 このところ芸人による芸人論が続けて出版されている印象があ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.03.09 Sun 21:13

マット・スカダーよ永遠に

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「マット・スカダー わが探偵人生」 ローレンス・ブロック著 田口俊樹 訳 二見書房 12月21日に読み始め、12月24日に読了   1月9日に書いた記事で、広い意味での『マット・スカダーもの』の新刊が出たことを書いた。 その時点でとっくに読み終わっていたものの、このブログでのアップが今日2月13日と遅くなってしまった。 こういったものは読み終わってすぐに記事にしたいものなのになあ。   最初に広い意味での『マット・スカダーもの』と書いた。 ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.02.13 Thu 22:58

新書版元が指した次の一手

JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「将棋で学ぶ法的思考」 木村草太 著 扶桑社新書 12月20日に読み始め、12月22日に読了   扶桑社新書は、マイナビ新書とともに将棋を題材にしたものの割合が他の新書より高いというイメージが私にはある。 扶桑社もマイナビも、新聞社から分社して設立された流れがあり、新聞社は将棋界のいわばパトロンの役回りをしている関係で、将棋本を多く出しているのだろうと推測している。 将棋界が盛り上がれば、新聞社にも何らかの恵みがもたらされることだろう。   ...

バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.02.12 Wed 22:45

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