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JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「孤独とつながりの消費論 推し活・レトロ・古着・移住」 三浦展 著 平凡社新書 10月22日に読み始め、10月27日読了。 まずこの本のページを開いたときに、嫌な予感に襲われたことを書いておく。 文字が大きく、1ページあたりの文字数が少ないとわかったのだ。 1ページが14行で縦37文字。 手元にあった他の新書で数えてみたところ16行42文字だった。 単純計算で、30%ぐらいページ数を増やすことができる。 さらにこの著者の本の多くがそうなのだが、表...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.08 Fri 22:19
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「本と鍵の季節」 米澤穂信 著 集英社文庫 10月21日に読み始め、10月26日に読了。 2024年版の「このミステリーがすごい!国内編」で1位に輝いたのは、米澤穂信の「可燃物」だった。 1位はこれが4回目、著者の充実ぶりがうかがえる。 高校を舞台にした作品の割合が高い著者が、初めて警察官を主人公にした連作ミステリが「可燃物」だそう。 来年早々にも読みたいと思っているが、今回取り上げるのはお得意の高校を舞台にした連作短編集だ。 著者...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.06 Wed 22:42
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「国境を越えたスクラム ラグビー日本代表になった外国人選手たち」 山川徹 著 中公文庫 10月14日読み始め、10月21日に読了。 12月に入っているというのにまだ10月かと少し気が重くなった。 せめて11月に、早くたどり着きたい。 この本を読んでいたとき、ちょうどラグビーワールドカップの決勝トーナメントが行われていた。 また花園ラグビー場でJ3の試合を観るための、移動の新幹線の中で読んでいたことを思い起こす。 著者は高校時...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.05 Tue 22:29
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「心は孤独な狩人」 カーソン・マッカラーズ著 村上春樹 訳 新潮文庫 10月12日に読み始め、10月20日に読了。 アメリカの女性作家カーソン・マッカラーズの1937年に発表されたデビュー作。 翻訳者の村上春樹が、いつかは自分の手で新たに訳したいと思っていた作品でもある。 いつかは訳したい作品の翻訳を、ひとつまたひとつとやり続け、最後まで取っておいたのがこの小説だそうだ。 マッカラーズの作品では、以前「結婚式のメンバー」を、やはり村上...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.11.23 Thu 22:13
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「地図バカ 地図好きの地図好きによる地図好きのための本」 今尾恵介 著 中公新書ラクレ 10月10日に読み始め、10月13日に読了。 地図研究家今尾恵介が雑誌『中央公論』に連載していたものをまとめたもの。 雑誌連載時のタイトルが「地図のある人生」、新書化されたら題名は「地図バカ」となった。 本人は地図バカである自覚があったので、この題名を受け入れた。 今尾恵介といえば、『タモリ倶楽部』にも出演するほどマニア度の高い地図好きで知られ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.11.22 Wed 22:43
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「アンダードッグス」 長浦京 著 角川文庫 10月5日に読み始め、10月11日に読了。 香港は、1997年にイギリスから中国へ返還された。 その前後の激動の香港を主な舞台に、元農林水産省の役人が諜報活動に動き回る。 彼の下には4人のメンバーが集うが、国籍から何からバラバラ。 彼の命を狙うものが現れ、誰を信用していいのか、主人公は迷いながら行動する。 これがメインのストーリー。 20年ほど時代は下り、主人公の義理の娘の行動を描く別の...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.11.21 Tue 22:31
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「藤井聡太のいる時代」 朝日新聞将棋取材班 著 朝日文庫 10月3日に読み始め、10月8日に読了。 この本を読み終えた3日後、棋士藤井聡太は王座戦を制し、将棋界の公式タイトル八つををすべて獲得する快挙を成し遂げた。 タイトル総なめは、まだ叡王戦がなかった時代、羽生善治が成し遂げているものの当時は七冠だった。 全盛期の羽生を、まだ21歳という若さで超えてしまったということができよう。 まだまだ強くなるのは間違いない。 全タイトル...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.11.20 Mon 21:57
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「ナイフをひねれば」 アンソニー・ホロヴィッツ著 山田蘭 訳 創元推理文庫 9月29日に読み始め、10月4日に読了。 年末が近づくと、もうすぐ年間ミステリーランキングの発表の時期だなと思うようになっている。 このランキングの海外部門で、ここ数年圧倒的に強さを発揮している作家がいる。 それが今回記事にしている「ナイフをひねれば」の著者アンソニー・ホロヴィッツ。 「このミステリーがすごい!」では、4年連続1位を獲得。 2022年(ムックでは202...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.11.17 Fri 22:58
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「スポーツの価値」 山口香 著 集英社新書 9月25日に読み始め、10月1日に読了。 先週金曜日、この記事を書いている途中でネット環境がおかしくなり、更新を断念。 それで今日になってしまった。 間では、手につかなかったり、現実逃避したり。 一晩寝て、なんとか現実に立ち向かうことができるようになった。 時とともにいろんなことの記憶が薄れていく。 東京オリンピックが行われてから、気がつくともう2年以上が経っている。 色々問題...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.11.13 Mon 22:58
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「虚像の道化師」 東野圭吾 著 文春文庫 9月17日に読み始めて、9月22日に読了。 東野圭吾の人気シリーズといえば、まず天才物理学者の推理が冴え渡る探偵ガリレオものを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。 小説ではなく、福山雅治演じるテレビドラマのほうが、知名度が高いのかもしれないが。 このシリーズ、私は6作目までは読んでいた。 しばらく間があいてしまったが、またシリーズを読み進めることにする。 再開の最初はこの「虚像の...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.11.07 Tue 22:49
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