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JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「言語哲学がはじまる」 野矢茂樹 著 岩波新書 1月5日に読み始め、1月12日に読了。 時系列を軸に考えれば、本来この本の紹介は皇后杯準々決勝の観戦記の前にしなければならなかった。 だが、書く気力が高ぶらず、後回しにしてしまった。 場合によっては、書かずにこっそりやり過ごしてしまおうかとも思っていた。 それでもやっぱり理解できなかったら理解できなかったと正直に書くべきだと思い直し、恥ずかしながら書くことにする。 著者の名前...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.01.28 Sun 22:17
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「沈黙のパレード」 東野圭吾 著 文春文庫 1月2日に読み始め、1月6日に読了。 今年最初に読み始め、そのまま今年最初に読み終わった本でもある。 探偵ガリレオシリーズの長篇。 前作「禁断の魔術」の終わりに、研究者として湯川がアメリカへ行くことが書かれていた。 あれから4年、湯川は研究が一段落し帰国、都下の架空の都市である菊野市の研究施設に詰めることになった。 この菊野市は、一年に一度、大規模な仮装パレードが行われることで有名という...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.01.14 Sun 00:42
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「いま君に伝えたい知的生産の方法」 出口治明 著 だいわ文庫 12月15日に読み始め、12月19日に読了。 昔から『知的』という言葉に弱い。 この言葉が題名に入る本を見かけると、かなりの確率でとりあえず手に取ってしまう。 4年ほど前に、「知的生産術」という題名の本を書店で見かけたときも同じことをした。 買おうかどうしようか迷っているうちに店頭から消えていた。 その本が昨年、「いま君に伝えたい知的生産の方法」と題名を変えて文庫化さ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.01.09 Tue 22:46
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「フィッツジェラルド10 傑作選」 スコット・フィッツジェラルド著 村上春樹 訳 中公文庫 12月9日に読み始め、12月17日に読了。 本来であれば高校サッカー選手権の観戦記を書きたいところだが、まだ12月中に書き終えたかったものを書けずにいる。 今年になってから観た試合の観戦記を一つアップしたものの、まだ年を越せてないようで、どうも気持ちが悪いというか、落ち着かないというか。 できるだけ時系列に沿って書くという方針に改め、去年からの宿題、12月...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.01.08 Mon 21:58
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「アントニオ猪木とは何だったのか」 入不二基義 香山リカ 水道橋博士 ターザン山本 松原隆一郎 夢枕獏 吉田豪 著 集英社新書 12月7日に読み始め、12月14日に読了。 2022年10月1日、プロレスラー・アントニオ猪木が亡くなった。 一年後、当然一周忌がやってくる。 そのタイミングにあわせて刊行されたと思われるのがこの本だ。 奥付は2023年9月20日となっている。 先日の藤井本といい、出版元はどのタイミングで出すのが一番話題になるかを常に狙っている...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2024.01.04 Thu 21:21
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「検事の本懐」 柚月裕子 著 角川文庫 12月2日に読み始め、12月8日に読了。 テレビドラマにもなった柚月裕子による『佐方貞人』シリーズの2作め。 1作めでは佐方は弁護士として登場するが、この作品では時代がさかのぼって検事として架空の地方都市米崎市の地方検察庁での活躍が描かれている。 弁護士になる前の前日譚的といえようか。 シリーズ1作めの「最後の証人」はかなり昔に読んだ。 詳しいところまでは覚えていないが、自分の信念を曲げない、安...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.30 Sat 20:52
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「前人未到」 藤井聡太 山中伸弥 著 講談社文庫 11月28日に読み始め、12月6日に読了。 今年将棋の公式タイトルをすべて保持・獲得した藤井聡太八冠と、ノーベル賞受賞の研究者山中伸弥教授の対談本。 2021年に出た単行本「挑戦 常識のブレーキをはずせ」を改題し文庫化したもの。 文庫が出たのは9月中旬、まさに「前人未到」の地に達する直前。 タイミングといい書名といい、狙ってましたねえ。 また著者の並びにも注目したい。 ノーベル賞を...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.28 Thu 22:52
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「スクイズ・プレー」 ポール・ベンジャミン著 田口俊樹訳 新潮文庫 11月24日に読み始め、12月1日に読了。 やっと12月に読み終えた本を取り上げることができる。 と書いたものの、もう12月最終週… いつになったら追いつけるやら。 気を取り直して、新潮文庫が2022年から取り組んでいるのが海外名作発掘シリーズから。 海外の埋もれたエンターテインメント作品を探し出して現代に提供してくれているこのシリーズ。 その中の一冊が今回読...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.26 Tue 22:17
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『新幹線全史 「政治」と「地形」で解き明かす』 竹内正浩 著 NHK出版新書 11月21日に読み始め、11月26日に読了。 先週の金曜日に、これから毎日更新を目指すと書いたのに二日も間が空いてしまった。 今年も有言不実行の一年だった… 気を取り直して高速で走りたい。 高速で走るといえば新幹線、強引な展開であることは認める。 今回読んだのは、新幹線がなぜそこを走っているのか、なぜそこに駅を設けたのかを、政治的な事情と地形的な事情...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.25 Mon 22:39
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「東京輪舞(ロンド)」 月村了衛 著 小学館文庫 11月16日に読み始め、11月23日に読了。 ブログ自体に接続できなかったり、忘年会があったりして、ブログを更新できずにいた。 今日からは、年末まで毎日更新を目指すことにする。 夏に「欺す衆生」を読んだが、同じ月村了衛による小説。 刊行順でいうと、この「東京輪舞」のほうが先だ。 この本の解説を読んで、失敗したなあと思ったことがある。 解説の杉江松恋によると、この「東京輪舞」は著...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.22 Fri 22:54
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