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JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「前人未到」 藤井聡太 山中伸弥 著 講談社文庫 11月28日に読み始め、12月6日に読了。 今年将棋の公式タイトルをすべて保持・獲得した藤井聡太八冠と、ノーベル賞受賞の研究者山中伸弥教授の対談本。 2021年に出た単行本「挑戦 常識のブレーキをはずせ」を改題し文庫化したもの。 文庫が出たのは9月中旬、まさに「前人未到」の地に達する直前。 タイミングといい書名といい、狙ってましたねえ。 また著者の並びにも注目したい。 ノーベル賞を...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.28 Thu 22:52
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「スクイズ・プレー」 ポール・ベンジャミン著 田口俊樹訳 新潮文庫 11月24日に読み始め、12月1日に読了。 やっと12月に読み終えた本を取り上げることができる。 と書いたものの、もう12月最終週… いつになったら追いつけるやら。 気を取り直して、新潮文庫が2022年から取り組んでいるのが海外名作発掘シリーズから。 海外の埋もれたエンターテインメント作品を探し出して現代に提供してくれているこのシリーズ。 その中の一冊が今回読...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.26 Tue 22:17
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『新幹線全史 「政治」と「地形」で解き明かす』 竹内正浩 著 NHK出版新書 11月21日に読み始め、11月26日に読了。 先週の金曜日に、これから毎日更新を目指すと書いたのに二日も間が空いてしまった。 今年も有言不実行の一年だった… 気を取り直して高速で走りたい。 高速で走るといえば新幹線、強引な展開であることは認める。 今回読んだのは、新幹線がなぜそこを走っているのか、なぜそこに駅を設けたのかを、政治的な事情と地形的な事情...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.25 Mon 22:39
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「東京輪舞(ロンド)」 月村了衛 著 小学館文庫 11月16日に読み始め、11月23日に読了。 ブログ自体に接続できなかったり、忘年会があったりして、ブログを更新できずにいた。 今日からは、年末まで毎日更新を目指すことにする。 夏に「欺す衆生」を読んだが、同じ月村了衛による小説。 刊行順でいうと、この「東京輪舞」のほうが先だ。 この本の解説を読んで、失敗したなあと思ったことがある。 解説の杉江松恋によると、この「東京輪舞」は著...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.22 Fri 22:54
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった」 久米宏 著 朝日文庫 11月14日に読み始め、11月20日に読了。 やっと読み終えてからひと月以内に記事をアップするところまできた。 モチベーションが高まってきているので、このペースでブログを更新していきたい。 2017年に単行本として刊行された本の文庫化。 単行本刊行時に店頭で見かけ、そのときに思ったことがある。 いや、『ザ・ベストテン』じゃなく、『TVスクランブル』が『...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.18 Mon 22:24
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「僕が死んだあの森」 ピエール・ルメートル著 橘明美 訳 文春文庫 11月10日に読み始め、11月15日に読了。 ここ数年、アンソニー・ホロヴィッツのホーソーン&ホロヴィッツシリーズが年末のミステリランキングの上位に定着している。 その少し前に、長篇3点が1位、1位、6位とすべてランクインしたシリーズがある。 それがピエール・ルメートルのヴェルーヴェン警部シリーズ。 今回読んだ小説の著者によるものだ。 腰巻きの文句からして期待を...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.16 Sat 23:52
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「藤井聡太ライバル列伝 読む棋士名鑑」 大川慎太郎 著 文春新書 11月7日に読み始め、11月11日に読了。 メインのタイトルを見たとき、これは無理筋だと思った。 列伝を編めるほどのライバルの人数が、藤井八冠にはいないと思ったからだ。 実際収録された内容は、雑誌「Number」に連載されていた『令和名棋士案内。』53回分をまとめたものが中心で、さらに新たに5人を加えている。 サブタイトルのほうが内容に即したものだと思う。 連載『令和名棋士案内。...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.15 Fri 22:06
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「禁断の魔術」 東野圭吾 著 文春文庫 11月2日に読み始め、11月8日に読了。 今さら書くまでもなく、また語彙力がなく申し訳ないが、東野圭吾はすごい作家だなあと思う。 先日発表された「このミステリーがすごい!2024年版」では、加賀恭一郎シリーズの「あなたが誰かを殺した」がトップ3にランクインされている。 一般的にシリーズ作品は、後になればなるほど上位に食い込むのは難しいと考える。 それなのに、この「あなたが誰かを殺した」はシリーズ11作め...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.13 Wed 22:52
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「これやこの サンキュータツオ随筆集」 サンキュータツオ著 角川文庫 10月28日に読み始め、11月5日に読了。 まだ半月ほど2023年は残っているが、今年読んだ随筆・評論のジャンルの中では、トップ3に入るほど印象に残っている本。 あとの2冊は「このゴミは収集できません」と「2016年の週刊文春」。 読後感がまったく異なるので順位をつけがたい。 強引に性格付けすると、「このゴミは〜」は喜怒哀楽の楽と少しの怒、「週刊文春」は喜、そして「これや...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.12 Tue 22:26
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「彼は彼女の顔が見えない」 アリス・フィーニー著 越智睦 訳 創元推理文庫 10月27日に読み始め、11月1日に読了。 やっと11月に読み終えた本が紹介できる。 少しでも宿題を減らして年を越したい。 「彼と彼女の衝撃の瞬間」のアリス・フィーニーの翻訳最新作。 今度も彼と彼女が出てくる。 シリーズ物ではなく全然別の登場人物です、念のため。 前作では、彼は刑事、彼女はテレビ局の記者で元夫婦という設定だった。 物語が進む...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2023.12.09 Sat 18:54
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