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JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「オーナーたちのプロ野球史 鉄道・新聞・映画・食品・ITなど58社の興亡」 中川右介 著 朝日文庫 3月22日に読み始め、3月30日に読了 今に続く、日本で最初にできたプロ野球の球団は、現在の読売ジャイアンツだとすっと思っていた。 だがそれは、この本の言うところの『読売・巨人中心史観』に毒されていることから来る誤りだということがわかった。 歴史を知ることで、現在をより理解できるということを感じ取れたようにも思う。 例によって腰巻の...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.07.18 Fri 22:24
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「闇より暗き我が祈り」 S・A・コスビー著 加賀山卓郎 訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 3月16日に読み始め、3月22日に読了 まずは腰巻の文句を並べてみる。 『田舎町で起こった牧師殺害事件を葬儀社のネイサンが追う。』 これがストーリー。 『願いを叶えてくれるのは神ではない。怒りによる暴力だ。』 ネイサンの行動原理と言えようか。 『このミス1位「頬に哀しみを刻め」著者による幻のデビュー作』 売らんかなの姿勢が強い文句だと、『このミス1...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.07.14 Mon 22:23
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「プロパガンダの見抜き方」烏賀陽弘道 著 新潮新書 3月14日に読み始め、3月19日に読了 このところ、当初のマスコミの予想とは違う選挙結果になることが増えている。 アメリカの大統領選挙や兵庫県知事選挙が代表的な例としてあげられるだろう。 どういった心理が働くとこういった結果につながるのか。 そういた疑問に答えてくれるような本だと思い、この本を購入した。 序章で兵庫県知事選挙に触れている。 著者は元朝日新聞社の記者で、現在は...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.06.07 Sat 22:27
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「世界でいちばん透きとおった物語2」杉井光 著 新潮文庫 3月10日に読み始め、3月15日に読了 まさか続編が出るとは? この本の刊行を知ったときの正直な気持ちである。 前作のエンディングを振り返ると、続編が出るとは想像できなかった。 無理してないか、続編を出すことで評価が下がることはないかと、おせっかいなことを考えた。 例によって腰巻きの文句を書く。 参考までに私が持っているのは2刷。 『各種メディアで話題沸騰 「セカ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.06.04 Wed 21:50
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「米澤屋書店」 米澤穂信 著 文春文庫 3月4日に読み始め、3月13日に読了 私が買った本には腰巻が付いていなかった。 このところの手口が使えない。 別の手を使うことにする。 p272にこんな記述がある。 「私は控えめに言っても読書家ではない。」 イヤイヤ、こんな本を出していて、この言葉はないでしょう。 ひと月に何冊読んでいるんだと思い、どこまで内容を覚えているんだと驚く。 本の中で取り上げられている『作品名』だけで10ペ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.05.31 Sat 23:24
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「両京十五日 ?凶兆 ?天命」 馬伯庸 著 齊藤正高・泊功 訳 ハヤカワ・ミステリ 2月26日に読み始め、3月9日に読了 コッテリ感が詰まった中国産冒険小説。 「西遊記」や「水滸伝」を生んだ国の底力を見せつけられたような気になった。 例によって腰巻きの文句を書き出す。 今回は「?凶兆」のみ。 『南京から北京、1000km/15日の決死行。 華文冒険小説の一大傑作!』 『途方もない作品が邦訳されたものだ―田中芳樹(作家)』 ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.05.29 Thu 22:05
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『力道山 ―「プロレス神話」と戦後日本』 斎藤文彦 著 岩波新書 2月24日に読み始め、3月3日に読了 この本を読んでみようかと思いたったのは、力道山と岩波新書とのミスマッチ感ゆえだった。 岩波現代文庫の一冊であれば、そこまでミスマッチとは思わなかっただろう。 実際、岩波現代文庫の『増補版 悪役プロレスラーは笑う』という本を私は読んでいるし。 それでも副題に目をやれば、岩波新書に収まっても違和感がない、といえばないのかもしれない。 プ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.05.23 Fri 22:52
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「大鞠家殺人事件」 芦辺拓 著 創元推理文庫 2月21日に読み始め、2月24日に読了 いきなり腰巻の文句を並べてみる。 『昭和18年、大阪・船場。 陸軍少将の娘は商家の長男に嫁いだ。』 『吊された男、池に突き立った日本刀、酒樽の死体。 一族を襲う惨劇は衝撃の終幕を迎える―』 『正統派本格の歴史に新たな頁を加える傑作』 『第75回日本推理作家協会賞/第22回本格ミステリ大賞 受賞作』 大阪船場と聞いて真っ先に思い浮かべた小説が「細...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.05.22 Thu 22:34
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」 鈴木忠平 著 文春文庫 2月12日に読み始め、2月23日に読了 私が買って読んだのは2025年11月20日発行の第4刷。 初刷が同年の10月10日なので好調に版を重ねていると言っていいだろう。 例によって腰巻の文句を転記する。 『この本は一体、何人の人生を変えるのだろうか』 『史上初、前人未到 三冠達成の超話題作、ついに文庫化』 三冠とは、第53回大宅壮一ノンフィクション賞、第44回講談社本...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.05.20 Tue 22:57
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「暗殺者の矜持(上・下)」 マーク・グリーニー著 伏見威蕃 訳 ハヤカワ文庫NV 2月7日に読み始め、2月20日に読了 暗殺者グレイマンシリーズもこの作品で13作目。 シリーズが始まった頃に比べ、グレイマン(目立たない人)の仕事はやりにくくなるばかり。 人間の目では目立たなく見えても、科学の目で探されると当人だとわかってしまう時代になってしまった。 『グレイマン』は控えめとなり、『暗殺者』の比重が増している。 腰巻の文句を書き...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2025.05.19 Mon 22:45
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