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JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「死人街道」 ジョー・R・ランズデール著 植草昌実 訳 新紀元社 10月30日に読み始め、11月1日に読了。 先日「短編画廊」を読んだときに書いた記事で、この「死人街道」について少し触れた。 あの記事を書いたのが今年の8月、3ヶ月たってやっとここまでたどり着いたといったところだ。 著者のジョー・R・ランズデールの作品は、25年ほど前に「罪深き誘惑のマンボ」を読んだ。 軽妙な感じを受けたような気がするが、正確なところは記憶から消えて...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2021.11.18 Thu 21:57
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「藤井聡太の軌跡 400年に一人の天才はいかにして生まれたか」 鈴木宏彦 著 マイナビ新書 10月26日に読み始め、10月31日に読了。 この本の中では藤井聡太二冠と書かれている。 私がこの本を読んでいる間は藤井聡太三冠だった。 そしてこのブログを書いている今では藤井聡太四冠。 あっという間に昇段の階段を登った棋士は、冠の数もあっという間に増やしている。 『はじめに』に書かれている文から引用すると、「本書は、藤井聡太という棋士の成...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2021.11.16 Tue 21:58
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「ブルーローズは眠らない」 市川憂人 著 創元推理文庫 10月21日に読み始め、10月29日に読了。 はっきりと国名は出されていないもののアメリカと思われる国を舞台にした〈マリア&漣〉シリーズの第2弾。 この二人はA州のフラッグスタッフ署の上司と部下という関係。 シリーズ第1弾が「ジェリーフィッシュは凍らない」、第2弾がこの作品で、第3弾が「グラスバードは還らない」と統一性のある題名が並ぶ。 細かく書くと、6音のカタカナ語+「は」+5音の否定...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2021.11.12 Fri 21:46
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「鬼火(上・下)」 マイクル・コナリー著 古沢嘉通 訳 講談社文庫 10月14日から読み始め、10月20日に読了。 上下巻合わせると700ページ近い長篇だが、一週間で読み切った。 最近読んだ中ではかなり速いペースで読み進めたと言える。 なぜ早く読み進めることができたのか、それは単純にこの作品が面白かったから。 この先をもっと読みたいという気持ちが続いたから。 前作の「素晴らしき世界」も良かったが、それを上回る面白さだった。 読む前...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2021.11.01 Mon 22:25
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「新・人間関係のルール」 辛酸なめ子 著 光文社新書 10月10日に読み始め、10月17日に読了。 このところ消化器系の調子がよくない。 ブログの更新がなかなか進まないのも、書こうとするとトイレに行きたくなり、書く気をなくしてしまったというのが何日かあったからだと言い訳めいたことを書いておく。 以前は腸の調子が良くないと思っていたが、最近は胃の調子が悪いという自覚がある。 決して人間関係のストレスが原因ではない、たぶん。 ...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2021.10.29 Fri 22:15
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「雪の階(上・下)」 奥泉光 著 中公文庫 10月3日に読み始め、10月13日に読了。 今年の1月に同じ著者の「シューマンの指」を読み、この「雪の階」を『近いうちに読む』と書いた。 実際は半年以上経っていて、全然近いうちではなかった。 それだけ読みたい本が多くあって、なかなか消化できないということなんですが。 参考までに『階』は『きざはし』と読む。 階段とほぼ同義。 やまとことばを使いたいという理由なのだろうか。 と...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2021.10.22 Fri 21:47
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 『メディアの闇 「安倍官邸 vs. NHK」森友取材全真相』 相澤冬樹 著 文春文庫 9月27日から読み始め、10月9日に読了。 この本を読んでいる間に、近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんの妻雅子さんが岸田首相に手紙を送ったという記事を新聞で読んだ。 タイミングがいいというか、なんというか。 岸田首相は赤木雅子さんの希望を受け入れ、公文書改ざん問題の再調査を行うのか。 衆院選挙で忘れ去られるのを待つのかもしれないが、それでも問題が有耶無耶に...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2021.10.14 Thu 20:59
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「われらが痛みの鏡(上・下)」 ピエール・ルメートル著 平岡敦 訳 ハヤカワ文庫 読了。 「天国でまた会おう」「炎の色」に続く両大戦間三部作の完結篇。 訳者あとがきによると、著者はこの三部作を『災厄の子供たち』三部作と呼んでいるとのこと。 初版の腰巻きには、上巻「歴史ミステリ3部作 待望の完結篇!」、下巻「戦火に奔走される人々の息もつかせぬ群像劇」ということが書かれている。 これはミステリなのかという疑問と、群像劇となんぞや...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2021.10.11 Mon 21:49
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「藤井聡太論 将棋の未来」 谷川浩司 著 講談社+α新書 読了。 藤井聡太三冠が勝ちまくっている。 将棋連盟のサイトで今日(10月7日)確認したところだと、今年度成績が31勝6敗で勝率.838。 将棋界のタイトルでいうと、対局数、勝数、連勝の3部門で1位、勝率のみ3位。 勝率は1位じゃないのかと思われるかもしれないが、よくよく見ると上位は1戦1勝の勝率10割で、実質的にはこの部門も藤井三冠が1位だった。 こちらでは4冠だ。 特...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2021.10.07 Thu 22:18
JUGEMテーマ:活字中毒〜読書記録〜 「文字渦」 円城塔 著 新潮文庫 読了。 単行本刊行時に話題になった本を、文庫になってからこっそりと読むということをよくやる。 比較的近いところで思い出せるのは「最後の秘境 東京藝大ー天才たちのカオスな日常」だ。 この本はノンフィクションだったが、今回読んだのは小説の「文字渦」。 どんな話題だっかというと、文庫本の腰巻きに書いてある文句でその一端が垣間見えるかもしれない。 『翻訳不可能!』『今世紀最高の奇書、文庫化。』、さらに『「新...
バカンスはいつも橙(オレンジ) | 2021.10.03 Sun 20:48
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