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スマート農業の進展で、様々な見える化のための機器やサービスがリーゾナブルに提供されています。農業生産者や関係者はそうしたものを積極的に活用できる時代、というか否が応でも活用しなければならない時代になって来たと思います。また見える化に限らず新技術の導入では、目的や方針をしっかり持ち、導入後の効果も確認(見える化)して、効果や改善点などを明らかにすべきです。そのため、導入前にすべきことを整理しておくべきでしょう。 〇導入の際の考え方 とりあえず何かを見て、それから考えれ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.01.23 Wed 09:08
施設園芸の世界では。ここ数年で様々な見える化のための製品やサービスが提供されてきました。ハウスの中に設置したセンサーボックスから得られた温湿度やCO2濃度などのデータを、PCやスマホの画面にグラフなどで分かりやすく表示する機能が、標準的なものだと思います。これが手軽な価格で手にはいるようになり、またいつでもどこからでも参照できるようになって一気に広まったように思います。こうした見える化によって施設園芸の現場では何が変わり、その結果として次に何が必要とされるか、そろそろ総括をすべき時期かもしれませ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.01.18 Fri 14:50
先日、栃木県のコメ農家のお宅におじゃましました。ご主人は70代で7haほどの水田を耕作しています。ぼちぼち息子さんに仕事を譲りながら、趣味の機械モノに時間とお金を投入されている様子でした。画像のクラシックな機械は、戦前のヤンマージーゼル製発動機で、ご主人によると国産1号機とのこと。正確な年代はわかりませんが、農業用発動機のマニアは多く、こうした昔の発動機を動作可能な状態にレストアし、時々持ち寄ってきて動作状態でお互いに見せ合う集まりを開いているそうです。 栃木県内にはそうしたグループ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.01.17 Thu 22:33
スマート農業がブーム化しているようです。農水省地下の三省堂書店に行けば、平台にスマート農業関係書籍が山積みだし、農業新聞にはe農業というロゴまで作り毎週のように見える化の装置やサービス、AI、ドローン、無人農機などの記事が掲載されています。下町ロケットの影響もずいぶんあるのでは、と思います。 それぞれの技術や製品は、とても便利で、いつでもどこでも役にたつようなものも多いと思います。おまけに値段もこなれてくれば使わない手はない、ということになってきます。 では、スマート農業と従来の農業の...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.01.15 Tue 11:21
千葉大蔬菜園芸学研究室の土葉会(第324回!)に先月参加しました。加工業務用野菜の安定生産、調達、生育予測についてと、現在のホットな分野のテーマの勉強会でした。 ○生産者の育成支援 (有)白河高原農場という、サイゼリアの自社農場の方のお話があり、震災で出荷ができなくなってから、調達業務を開始し、それが栽培指導や資材供給、安定取引のための工夫と色々な広がりがあったことの紹介でした。 サイゼリアはイタリア料理のチェーンで、食材調達を重視したメニューや調理を考えているそうです。自社農場でもサイ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.01.14 Mon 10:50
先日、ある勉強会に参加し、講師の方から「ストレングス・ファインダー2.0」という書籍の紹介がありました。ストレングスとは自分の強みのことで、他人には無い強みを活かすため、その源泉となる資質を分析するサービス付き(米国ギャロップ社提供)の本です。 書籍自体はベストセラーであり、タイトルも2.0ということで、分析内容も改良されているようでした。こうした自己分析は色々あり、すでにされている方も多いと思いますが、自分の場合はこの年になるまでまったく経験がなく、興味本位もあり書籍を買い、付録のサービ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.01.10 Thu 21:34
農畜産業振興機構から毎月出される野菜情報に、「韓国のパプリカの生産、流通および日本への輸出動向」という調査レポートが掲載されています。手広くまとめられた、良いレポートだと思います。 https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/kaigaijoho/1901/kaigaijoho02.html ○韓国のパプリカ生産と販売の状況 現在の韓国の状況を一言でいえば、施設面積が700ha以上で、年間生産量約8万トンのうち日本向けに約3万トンの輸出があり、日本国内シェアの8割弱を占め、年々成長をしているということです。そ...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.01.08 Tue 13:19
昨年のことですが、大阪府立大学植物工場研究センターの研修に参加しました。このセンターは人工光型植物工場の実物があって日産3000株規模だったと思いますが、日夜生産をしています。大学内施設で研究と実証を兼ねての運営ですが、人材育成のための研修も盛んで、太陽光型植物工場の内容とミックスでの研修メニューとなっています。 〇焼き肉チェーン店店長出身の植物工場工場長 今回の研修のうち人工光型植物工場の講師は、福井県小浜市に立地する木田屋商店小浜植物工場greenlandの島田工場長でした。島...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.01.07 Mon 07:29
画像は山口県山口市にある県の農林総合技術センターの建物で、かなり老朽化が進んでいました。このたび防府市にある同じ県の農業大学校と統合再編されることになり、機能も防府市に移されることになったそうです。他県でも老朽化した農業試験場の建物は多く、現在は千葉県でも農林総合研究センター本館を新築中です。また近く新築計画のある県のお話もあるようです。 〇農業試験場の名称 私たち業界関係者でも「農業試験場」と、都道府県の農業研究機関のことを言ってしまっていますが、実際にある農業試験場は、「秋田県農...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.01.03 Thu 21:23
今年はスペインの施設園芸地帯を訪問する機会がありました。 ムルシア州という、地中海沿岸地域のトマト栽培施設の画像です。 鉄柱にワイヤーを張りフィルムを載せただけのシンプルなハウスです。乾燥してストレスかかっているようでいて、たくさんの果実が成ってる、日本のものともオランダのものとも異なるトマト、そして冬でも温かく暖房無しで栽培をしています。 EU市場ではオランダ産トマトとは競合し、生産コストや販売面で勝っていると言われるスペイン産トマトです。費用対効果の非常に...
農業・施設園芸・植物工場の未来 | 2019.01.02 Wed 10:48
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