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では続き。話はたんぱく質エネルギー比が低すぎるという話に戻りますが、どんどん専門的な分野に入っちゃうのでわかりにくくなります。ごめんなさい。栄養士の教科書だか参考書みたいです。書いてる本人も、なんだかなぁ〜、です。はっきり言って、ココから先は栄養士か、入院患者さんの栄養補給について考えてる人には役に立つけど・・・・・って感じかも?でも栄養士にとってはちょっと肝な部分なので、続けます。これ、わかんないと困るのよ。<栄養士の場合ここで書いたように、推定エネルギー必要量に?を使うとたんぱく質エネルギ...
栄養のおと | 2011.10.07 Fri 19:09
延々つ続いています。栄養基準シリーズ。(笑なんか栄養士って面倒なことやってんだなーと思われるでしょうが、そうなんです。入院食にしろ何にしろ、食事の基準値を作るときに照合もしておくっていうのは大事なんですよねー。一応形を作ってから、違う方向性で計算しなおして数字を確認する。そのときに形が整っているかどうかを判定する作業。これは、必ず行う必要があると、私は思っています。何故か?どうせだから、予定とは違いますが今回はそういう話にします。例えば食品成分表の分析値を利用して、今食べている食物の栄養価を...
栄養のおと | 2011.09.23 Fri 20:13
前回、栄養基準の整合性を確認した段階で気がついたおかしさ。これは、栄養基準を組みなおした方がいいくらいだと、私は個人的に考えます。じゃ、どこがどうおかしかったのか?どう変更すべきだと思ってるのか?これは、ちょっと専門的な話になります。できるだけわかりやすく書きますけど、入院時食事療養という制度のことや、栄養学とか、様々な背景があるので、理解不能な方は、すっとばすか、質問するか何とかしてください。では、どこがおかしかったか?という話。前回整合性の確認したら、たんぱく質のエネルギー比率が11.5%。...
栄養のおと | 2011.09.06 Tue 07:32
今まで書いてきている基準は、あくまで「ふつーの食事」についてです。特別な食事のことではありません。これだけ面倒くさいと、なんだか特別な食事についての解説のように思われちゃうかもしれませんが、特別な食事はまた別に基準を決めるんですよ。当然ながら、それはそれでまた面倒な手順があるわけですが、ともかく「ふつーの食事」の基準、まだまだ続きます。さて、ここまでで決まったのは、総エネルギーたんぱく質量脂質量まだ決めてないのが炭水化物の量です。しかし、これは決めてないけどすでに決まってます。えぇぇ〜。です...
栄養のおと | 2011.09.03 Sat 18:34
前回の続きです。ちょっと復習しますと。A病院の入院患者さんに出す「ふつーの食事」は、エネルギー量が2100キロカロリーで、たんぱく質は59g。脂質量は総エネルギー量の24%を目標。ここまでが決定しています。えぇ〜。たんぱく質量少なすぎるんじゃないのー?などという方は前回を読み直して下さいね。この数字は死守 です。じゃないと栄養管理できない病院枠に入れられてしまうので、絶対死守 です。栄養士ごときが変更できる数字ではありません!↑ ココ、強調です。では、続き。脂質の目標値がエネルギーの24%ということは。21...
栄養のおと | 2011.09.01 Thu 20:06
夏バテ予防というと、もっと早い時季から、栄養バランスに気をつけて、よく眠れるように環境を整えて…という話になります。ですから、本当は、もっと早くにこのテーマで、セミナーを実施したかったのです。しかし、多くの方は、6月7月はお元気で過ごされ、8月終わりのこの時期から、本格的な夏バテ症状に悩まされるのではないでしょうか?今回の調理紹介では、ウナギをさっぱり食べられるレシピを紹介していただきました。「うざく丼」です。うざくを丼にのせるという発想が、新しいですね。酢の酸味が薬味ととてもあっていました。...
健康大好き! | 2011.08.30 Tue 15:10
さて。それじゃぁどうやって病院内の栄養基準を決めていくのか?って話です。何回も紹介してますが、基準になるのはこの表です。「日本人の栄養摂取基準」この3枚目(10ページ)の表。年齢ごとに推定エネルギー必要量が書かれています。まずここが始めの1歩です。思い出していただきたいのは平均年齢の話です。病院では入院患者の平均年齢というものを出している。そしてこの平均年齢が食事の栄養価と関係ある。ここまでは書いたわけですが・・・・・。では、具体的にどうやるかという話。なんで、この数字に合わせるとご飯いっぱいな...
栄養のおと | 2011.08.30 Tue 14:43
病院ではかなりたくさんのメニューが出されているから作りたての食事を出すのは難しい。っていう話を何回かに分けてかいてきたわけですが。じゃぁ、怪我したときや食事に関係ない病気で入院したときに出される「ふつーの食事」がどんなものかっていう話は、まだ書いていなかったので、今回はその話、です。一番最初に病院で出す食事には*しばり*があるって書きましたが、この*しばり*っていうのが、厚労省で決められている「日本人の栄養摂取基準」の数字です。でもって、この数字どおりに出せる食事なんてない、って話も書きまし...
栄養のおと | 2011.08.29 Mon 20:39
「病院の食事」のことを論議するときに、バンケットと共に、よく持ち出されれちゃうのが、機内食。機内食って、1度にたくさんの食事を出すけど、それなりにおいしいじゃない。病院より、ずっといいじゃない。そう言われちゃうんですよね〜。でもねー。そううまくいかないんですよ。病院の食事ってのは。。。なんでかっていうと、病院の食事は一種類じゃないから。#機内食だって肉と魚とか、メインだけは選べるし、#ハラール食とかベジタリアン食もあるにはあるけど。そして、病院の食事は毎日違う献立じゃなきゃいけないから...
栄養のおと | 2011.08.23 Tue 12:12
病院給食って、不思議な世界なんですよねー。ということで、ずいぶん前に書いてたブログがありまして、その後医療保険の改定が何度も行われて、ちょっと内容がずれたので放置してたんです。だけど最近これをちょっと書き直してみようかなーと思ったので、元のブログからお引越しすることにしました。一気に書き直すのもかなりきついので、ちょびっとずつ更新していくことにします。さて。病院給食がどうしてマズイのか?ってことなんですけど。これは、ですね。普通の人がおいしいと思うような食事をだせない仕組みがあるんです。...
栄養のおと | 2011.08.21 Sun 23:47
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