[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
JUGEMテーマ:ミステリ 凶悪犯グループのホテルジャックに巻き込まれた刑事が苦境を解決しようと活躍する…って、これはもう完全に「ダイハード」。実際、作品内でそれを認めてるしね。後半になると、それに犯人グループの内部崩壊の話が加わり更にスリリングになってくる。刑事の元バディも後半から出てくるが、やはり今作は、主人公の刑事のタフネスさがポイントかな。 犯人グループの身内殺害に至る過程がちょっと安易では? とも思ったけど、それが作品のスピード感の生む要因のひとつになっていたの...
本、読みました。 | 2022.04.03 Sun 21:38
JUGEMテーマ:ミステリ 6編が収められている。これ、昔ドラマ化されたのが去年の9月に再放送されたんだけど、その時に、この作品をまだ未読だったことに気づき、ドラマは見ずに文庫本を買ったんだ。でも、そのまま積読状態になっていたのを、ようやくこの2日ほどで読んでみたってわけです。 内容は、読後に心がざわつく感じが残るという点で、いかにも宮部みゆきという印象。彼女の作品に出てくる探偵役って、強面の刑事じゃなくて、一見、小市民的な人物なので、作品から柔らかい印象を受けがちなんだけど、...
本、読みました。 | 2022.04.02 Sat 17:40
JUGEMテーマ:ミステリ 図書館本。昨年11月に発行された消防士シリーズ最新作。これも文章のテンポが速い。それと伏線の配置の仕方。いかにも怪しげなランニング男は、やはりその通りの展開になったが、あの爺さんが重要なポイントになるとは、登場時には気づかんでしょ。ただの通りすがりとしか思えんもんね。その辺の意外性の上手い仕込み方に感心しますわ。 長さ的には、たぶん、シリーズの中で一番短いと思う。一気に読めたのはそれも理由のひとつだろうが、とにかく読んでいて快適。個人的には相性の良い...
本、読みました。 | 2022.03.29 Tue 20:56
JUGEMテーマ:ミステリ 図書館本。久しぶりにこのシリーズ読んだ。つうか、これ7年前に出てたのね。1作目、2作目からの間隔が長いよ。警官の方のシリーズは3作目が9年前に出てたのね。全然知らんかった。あっちも間隔空けすぎ。急いで読まなくちゃね。 さて、本作の感想。相変わらず、現在形が上手く臨場感を生んでいる。また、短い文章で畳みかけていくからテンポが良い。初めの方に出てきた掏摸が終盤に登場。そういうことだったのね。136ページの固定資産税の話は聞きかじりだな。厳密にはちと違う。...
本、読みました。 | 2022.03.28 Mon 00:07
JUGEMテーマ:ミステリ 今回は簡単すぎた。どんでん返しもなんのその、完勝だった。これ以上特にコメントする気が起こらないほど完璧に解き明かしたが、それでは申し訳ないので少しコメントする。 かなり早い段階で、解決の糸口となるキーワードに絞って読み進めた結果、私の思い描いた通りのストーリーに沿って流れ、最後にビンゴ。願わくば犯人の弁明が聞きたかったけど、ありきたりな説明をするくらいならカットしても良いだろう。 さて、本作品、私の大好きな科捜研関連のお話。あの沢...
vivahorn の図書館 | 2022.02.28 Mon 20:05
JUGEMテーマ:ミステリ 今回は簡単すぎた。どんでん返しもなんのその、完勝だった。これ以上特にコメントする気が起こらないほど完璧に解き明かしたが、それでは申し訳ないので少しコメントする。 かなり早い段階で、解決の糸口となるキーワードに絞って読み進めた結果、私の思い描いた通りのストーリーに沿って流れ、最後にビンゴ。願わくば犯人の弁明が聞きたかったけど、ありきたりな説明をするくらいならカットしても良いだろう。 さて、本作品、私の大好きな科捜研関連のお話。あの沢...
vivahorn の図書館 | 2022.02.11 Fri 18:30
JUGEMテーマ:ミステリ 中山七里の岬洋介シリーズは、恩田陸に並ぶほどクラシック音楽の演奏描写が秀逸。特にピアノ特有の繊細な表現はどの様に頭から湯水の様に湧き出てくるのだろうか。私が作家だったら、音楽評論家の著書・雑誌記事を地道に集め、そのスクラップを繋ぎ合わせて美辞麗句を紡ぎ出すという姑息な手段を使うかもしれない。 今回は第2章の最後でようやく死体が出てくるかなりのスロー・スタート。今回は殺人が無いミステリーなのかと思ったくらいだ。実際、複雑なトリックも影を潜め、ドロ...
vivahorn の図書館 | 2022.01.24 Mon 23:04
JUGEMテーマ:ミステリ 理瀬シリーズは初めて読む。本来なら順を追って第1回目の理瀬シリーズから読むべきところ、古本でも入手できないので、諦めてこの最新刊から読むことになった。 読み進めると、やはり少しは予習は必要と痛感。この理瀬の役割があまり見えてこない。それが明確化されれば本筋への関わり合いも少しは敏感に察知できたのかもしれない。 一応、この小説のジャンルはミステリーなのだろうが、その点では面白みが欠けていた。死体の状況は文章的には残忍なのだが、いくら読...
vivahorn の図書館 | 2021.06.29 Tue 22:14
JUGEMテーマ:ミステリ 今回の作品はとても読みやすかったが、前のめりになってどんどん読み進める心を抑えて、キーワードの取りこぼしが無いよう慎重に慎重に読んでいった。その甲斐あってか、めでたく犯人を当てることができた。あまりどんでん返しは無かったのではないか。 医療関係、カルト集団、教祖の設定もそれほど重くなく、いつもの入り組んだストーリ展開も軽めで、ちょっとだけ物足りない感じもした。次回作は、ちょっとこってりした作品を期待したい。 ラスプー...
vivahorn の図書館 | 2021.02.04 Thu 21:32
JUGEMテーマ:ミステリ ※ネタバレあり 前作から14年ぶりの作品。沢崎も50を過ぎたか。結局、殺されたのは一人だけ。典型的なハードボイルドより最近は本格物のほうが殺人は多いようだ。調査を依頼した人間の正体、既に死んでいた調査対象、調査の過程で巻き込まれた金融会社襲撃事件の真相等、何本もの線が絡みながら物語は進む。作者も年を取ったのか、介護の話まで出てくる。それにしても清和会の相良が介護とはなぁ。 穏やかな感じで最後まで。物語の最後は3月。桜待つ頃に読み終えたい内容だったなぁ、と...
本、読みました。 | 2021.01.26 Tue 20:17
全1000件中 31 - 40 件表示 (4/100 ページ)