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暴虎の牙(柚月裕子)

JUGEMテーマ:ミステリ  図書館本。シリーズ三作目。あれ、死んだはずの大上が出てる? と思ったら設定が「孤狼の血」より前の昭和57年だった。やっぱり大上が出てくると骨太感が増すね。その辺が二作目との違いか。ただ、この物語の主人公は今でいう「半グレ」の沖。舞台が平成16年に移ってからは日岡も出てくるけど、大上も日岡も沖を見守ったり追ったりする役割。その沖が切ない。  大上がいた頃には暴力団に対して一歩も引かないカリスマ性があったのに18年の刑期を終え出所後は時代の変化に対応できなかった...

本、読みました。 | 2020.07.16 Thu 20:42

今昔続百鬼―雲(京極夏彦)

JUGEMテーマ:ミステリ  4つの中編を収録。妖怪伝承を探訪している多々良・沼上コンビが遭遇する事件で披露する推理はどれも見当違いなのだが、なぜか犯人の心根には刺さり自白をもたらすというユーモアミステリー…かな? 4作のうち書下ろしの「古庫裏婆」には京極堂と里村医師が登場するが、内容的には4つとも京極堂シリーズとは全く別の(つまりスピンオフでもサイドストーリーでもない)小説。あえて元のシリーズとして位置付けるとすれば、箸休め的な存在か。気楽な気分で読めばいいんだろうが、その分...

本、読みました。 | 2020.07.15 Wed 20:31

百器徒然袋ー雨(京極夏彦)

JUGEMテーマ:ミステリ  再読。中編を三つ収録。いつもの京極堂シリーズに比べユーモア要素が強い。例えば三作とも狂言回し役になっている「僕」の名前を榎木津がしつこく間違えた挙句「君はいつかの何とか云う人」と云うに至っては大笑い。また、三作とも最後に榎木津たちがひと芝居打つのがドタバタで笑える。いずれも副題に「薔薇十字探偵の〜」とあるので榎木津が主人公なのだろうし、実際いつもより榎木津の出番は多いが、京極堂は京極堂の役割を果たすし、いつものメンバーが大騒ぎするのを初登場の「僕」が戸惑いな...

本、読みました。 | 2020.07.10 Fri 20:32

百鬼夜行―陰(京極夏彦)

JUGEMテーマ:ミステリ  再読だが、例によって内容は全然覚えていなかった。10編からなる短編集で、いずれも京極堂シリーズのサイドストーリー。「姑獲鳥の夏」、「魍魎の匣」、「鉄鼠の檻」、「絡新婦の理」、「塗仏の宴」といった長編の登場人物などを登場させ、本編では語られなかった彼らや事件の一面を描いている。サイドストーリーと書いたけど、これはスピンオフというよりサイドストーリーと云った方がピッタリすると思ったから。本編から派生独立した話ではなく、本編に沿いながら厚みを与えているという点...

本、読みました。 | 2020.07.06 Mon 20:50

時間の習俗(松本清張)

JUGEMテーマ:ミステリ  「点と線」同様、何十年ぶりかの再読。三原が峰岡に当たりをつけるのも単なる勘だし、その峰岡がカメラ好き&俳句好きの梶原と接点と持つ辺りも今ひとつ。それと動機が取ってつけた感強い。でも、トリックは面白かった。男2人と女1人だと思っていた加害者側が男2人だったとか、定期券は身分証明に使ったとかね。後半のキーパーソン梶原が関係している俳誌のことを前半で何気なく出しておく構成はさすが。何より、互いに信頼し合っている三原と鳥飼の姿を見ているとホッとする。「点と線」と...

本、読みました。 | 2020.07.05 Sun 17:47

絡新婦の理(京極夏彦)

JUGEMテーマ:ミステリ  再読だけど全然覚えていなかった。シリーズ一番の傑作は「鉄鼠の檻」だと思っていたが、これもなかなかの物。連続目潰し殺人と女子中学生売春グループの結びつき。憑き物も落とし甲斐があったけど、「蜘蛛」の正体について最後の最後にひと捻りあったのには唸った。これ映画化してほしいな。市川崑の金田一シリーズみたいにならんかな。絵になりそうな女性がたくさん出てくるでしょ。で、ギャラの一番高そうな女優が真犯人…なんてね。2時間ちょっとじゃ収まらないけど、前後編2本立てでも...

本、読みました。 | 2020.07.03 Fri 21:28

点と線(松本清張)

JUGEMテーマ:ミステリ  何十年ぶりかの再読。4分間の空白が有名な作品。個人的には、初めて読んだ松本清張の小説だったので懐かしかった。私が読んだ時でさえ、飛行機利用をなかなか思いつかない設定は時代を感じさせるものだったが、今回再読してみて、電報を頻繁に使っている点にも時代を感じた。アリバイ崩しの面白さは言うまでもないが、三原刑事が鳥飼刑事への手紙で推測している安田の妻亮子がお時殺しに協力した心理(「『夫の手伝い』よりも、あんがい、お時を殺すほうに興味があったのかも」)など、作者の冷徹...

本、読みました。 | 2020.06.25 Thu 18:15

魍魎の匣(京極夏彦)

JUGEMテーマ:ミステリ  再々読。3つの事件は重なる部分があるものの、結局別々のものなのだが、その重なり方、特に久保によるバラバラ事件の誘因となった重なり方に「うーん…」と複雑な感想。あれだけで繋げて長編としてひとつの作品にするのはどうなの? という疑問ですかね。最後で久保がまた出てくるけど、取ってつけた感強し。医学的な荒唐無稽さは逆に楽しんだくらいだけど、近親相姦ネタを持ち出す必要があったのかと思うし、御筥様の件も含めて大長編作るために無理に盛り込み過ぎたんじゃないのかな&...

本、読みました。 | 2020.06.23 Tue 20:14

姑獲鳥の夏(京極夏彦)

JUGEMテーマ:ミステリ  シリーズ第1作を再々読。久しぶりに読んだ。出版当時は「なんて長い話!」と言われたけど、今ではシリーズの中だと中編(いや短編か)という感じ。似た姉妹の取り違いというミステリの定番ネタもあれば著者得意の蘊蓄もあり、更には「久遠寺の母>涼子>京子」という三重人格構造まで登場させるサービスぶり。「上位の人格は下位の人格を含む」か。  憑物落としは一人ひとりきっちり落としてわかりやすかった。憑物を落としてからの謎解き解説編も丁寧。この頃は京極堂も優しかったのね。それ...

本、読みました。 | 2020.06.17 Wed 20:23

鉄鼠の檻(京極夏彦)

JUGEMテーマ:ミステリ  再読か再々読。よくわからなかった京極堂シリーズの楽しみ方を認識させてくれた作品。関口がマトモなので読みやすかったのかな。久しぶりに読んだせいか終わりの部分の記憶は全く無かった。おかげで「娘だと思ったら母親だった」というのにはゾーッとしたけど、唄が継承された謎はそう解いたか…と感心。もっともこの作品の面白さを私は宗教に関する部分に感じる。連続僧侶殺人の犯人の動機に納得したわけではないが、この小説で殺人の謎解きは二の次(個人の感想です)。一番の謎は明慧...

本、読みました。 | 2020.06.15 Mon 20:07

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