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JUGEMテーマ:書評 講談社文庫 2009年08月おススメ度 9 王獣の扱いに関する王獣規範に囚われることなくリランの世話を続けるエリン、やがてリランは回復し、エリンは竪琴でリランと言葉を通わすようになる。 本来人に慣れない王獣には近付く時には、音無し笛により硬直させなければ近づく事が出来ないが、エリンは音無し笛がなくともリランに近づき、餌を与える事さえできるようになっていく。 やがて成長したエリンの前に霧の民が現れ、エリンの王獣を戒律の中へ戻すよう警告を発する。 しかし...
小説の海 ブログ | 2012.07.04 Wed 20:32
夏目漱石の関西での講演録を文字にしたもの。 漱石はこのようなことも考えていたのか、と少し驚きました。 p141 …今申し上げた権力というものを吟味してみると、権力とは先刻お話しした自分の個性を他人の頭の上に無理やり圧しつける道具なのです。道具だと断然いい切って悪ければ、そんな道具に使い得る利器なのです。 この講演は大正11年(1922年)。 大正デモクラシーの頃かなと思いますが、それでもこのようなことを言うのは大変だったのではないかと思います。 個人の権力を国家権力と置き換えることもイメージでき...
浜松市のとある税理士のひねもすのたり | 2012.07.03 Tue 11:30
JUGEMテーマ:書評 電撃文庫 2008年11月おススメ度 6 機士の戦闘奴隷のイアンは、リュクサリア王家の血を受け継ぎ、かつ機士として非凡な才能を持つ者しか動かせないエリュシオンに乗った王女フランシスカと出会う。 彼女を助けるためそのエリュシオンに乗るイアン。 一介の奴隷にしかすぎないイアンがエリュシオンを扱えた事で、フランシスカはイアンの事を兄アルトゥールだと誤解する。 フランシスカからは純粋な、ヴィクトからは様々な思惑がありアルトゥールを演じる事になるイアン。 しか一行には他国の軍...
小説の海 ブログ | 2012.06.25 Mon 20:14
JUGEMテーマ:書評 子育てやiPhoneなどとは違いますが、こちらの 本 を 紹介 します。震災死 生き証人たちの真実の告白 ダイヤモンド・オンライン で 連載 をされていた時から読んでいました。この本はそれらをまとめたものです。著者である 吉田典史 氏の 日経ビジネスオンライン の連載も読んでいます。本は大概通勤途中の電車の中で読むのですが、この本は電車の中で読むは辛いものです。特に1〜2章は涙を堪えるのに必死で、周りにバレていないか心配でした。やはり 家族 ...
困りモノ | 2012.06.19 Tue 15:53
JUGEMテーマ:書評 角川スニ-カ-文庫 1994年01月おススメ度 7 パルロを失い、ミズールとトキと共に旅を続ける弓香の前に、ティッチがザレのグルーフ帝の危篤を伝えに現れた。 ザレへと帰る決意をする弓香だが、途中ミズールとはぐれてしまう。 何とかザレへと無事に戻った弓香だが、そこでミズールが帝位継承者の暗殺と誘拐の嫌疑がかけられた事を知る。 そしてネンゲの兵がザレを囲む中、弓香はグルーフ帝より帝位を譲り受けた。 弓香の話の最終巻です。 何が好きかと言うと、最後が好きなんです。...
小説の海 ブログ | 2012.06.05 Tue 20:37
日経新聞の「私の履歴書」風の自叙伝です。 「私の履歴書」には、面白いものもありますが、つまらないものもあります。 これは間違い無く面白い部類に入ります。 西川さんのことを、ある程度認識したのは、かんぽの宿の件以降だと思います。 見かけは強面で、悪代官風(すみません)なので、あまり良いイメージはなかったのですが、これを読んでかなり印象が変わりました。 自叙伝なので、割り引かなくていはいけないと思いますが。 かんぽの宿の件は、西川さんの無念が伝わってきます。 P283 「日本郵政側にも様々な...
浜松市のとある税理士のひねもすのたり | 2012.06.05 Tue 08:59
うちの若様の高校には課題や行事が山のようにあるのだが、「T高の千冊」という推薦図書から毎月3冊を読むというものが課題の一つとしてある。これは入学前にも課題として出され(その時は2冊でOKでしたが)、当時、買いに行く時間も図書館に借りに行く時間もままならい時にタイミングよく私は職場の休憩室の本棚で、永遠の0を見つけた。文庫本ながらかなりの分厚さで、正直若には厳しいかなーと思いつつも、高校の書評には、あっという間に読めると書かれていたし、とにかく課題をクリアする為に読め!と渡したのである。で、まぁ、な...
虹ようび 〜teeny-weeny〜 | 2012.06.03 Sun 17:32
週刊ブックレビュー アンコール(940号)2012年1月7日(2011年11月19日) 特集「東川篤哉 本屋大賞受賞作第2弾!」 単行本・文芸 週間ベストテン トーハン 11月15日調べ 謎解きはディナーのあとで 2 東川篤哉 謎解きはディナーのあとで 東川篤哉 百歳 柴田トヨ マスカレード・ホテル 東野圭吾 くじけないで 柴田トヨ ジェノサイド 高野和明 下町ロケット 池井戸潤 草原の風(中) 宮城谷昌光 かわいそうだね? 綿矢りさ 舟を編む 三浦しをん 北「――三浦しをんさんの舟を...
ChromeRed::Blog | 2012.05.29 Tue 17:54
JUGEMテーマ:書評 角川スニ-カ-文庫 1993年09月おススメ度 7 女の体で蘇ったミズールと弓香はパルロを置いて旅を続けていた。 しかし途中でパルロと土霊使いの影衆トキに待ち伏せをされ、彼らよりダガーが後数日の命だと聞かされる。 再びパルロと共にタピール帝の術を阻止するため、そしてダガーを救うため旅に出る弓香だが、パルロはタピール帝に操られていた。 サファ、またまた時系列順に読んだ人には懐かしいキャラクターが出てきます。 最初外見は女でも中身が男の開いてに好きだって言...
小説の海 ブログ | 2012.05.21 Mon 20:27
週に2-3冊ほど本を読みます。 お風呂とか電車とかカフェとか 細切れな時間があったら本を読んでいる。 活字好きなんだと思います 5月に入ってから読んで現在のところ一番おもしろかったのがこの本。 イラン出身の芸人さんが、日本人のイランへの誤解をときたくて書かれた本です。 これがとっても面白いの。 この本こそが面白すぎる! ラマダン中にはアンパンマンの顔にモザイクがかかって放映されてるということとか、 ちょっと見てみたいと思いました。 みんなの顔にモザイクがかかっていたら、首...
走って走って文武両道 | 2012.05.20 Sun 15:40
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