[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 絵本紹介のブログ記事をまとめ読み! 全3,085件の9ページ目 | JUGEMブログ

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絵本紹介

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絵本紹介
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(田島征三さんの原画)
 絵本を通して心癒され、そんな絵本に出会えた感想や、作家さんや、本屋さん、イベントの感想を不定期に記録しています。
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【絵本の紹介】「うらしまたろう」【434冊目】

  こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。   日本昔話の三太郎として誰でも知っている超メジャー作品でありながら、どこか腑に落ちないバッドエンディングによって子ども心にモヤモヤを残す「浦島太郎」のお話。 もちろん絵本作品は多数あり、そのバージョンは様々ですが、やはりクライマックスの玉手箱を開けるシーンは外せません。 あの理不尽さが何を意味するのかについては本当に色んな解釈があるんですけど、今回はモダンで賑やかなイラストとちょっと珍しいラストシーンが他作品とは一線を画...

えほにずむの絵本棚 | 2022.06.21 Tue 10:34

【絵本の紹介】「わにくん」【433冊目】

  こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。   今回紹介する絵本は「わにくん」です。 作:ペーター・ニクル 絵:ビネッテ・シュレーダー 訳:矢川澄子 出版社:偕成社 発行日:1980年1月   色々語るべきところは多い作品なんですけど、何はともあれ絵が素晴らしい。 絵本というより画集のような佇まいで、色使いがとにかく美しい。 某小説に登場して話題となった絵本「ラ・タ・タ・タム」と同じビネッテ・シュレーダーさんの絵で、作者も同じペーター・ニクルさ...

えほにずむの絵本棚 | 2022.06.13 Mon 11:02

自己犠牲とは何か・・絵本『敬虔な幼子』

自己犠牲ってどう思います? 何年か前、自己犠牲について考えざるを得ない出来事が立て続けにありまして、 その時に出会った絵本です。 『敬虔な幼子』     ーーーーーーーーーーーーーーーーー <あらすじ>   これは、神の言葉に過激に沿って生きた男の子の絵物語。主人公ヘンリー・クランプは、3才になったばかりというのに、己の邪心に気づく。それにもかかわらず神が自分を愛してくれると知って、聖句や聖歌をよく覚え日々に唱えた。波間から舞い上がるカモメを見て彼は妹に言う。「僕が...

宇宙家族の方程式 | 2022.06.04 Sat 16:39

これが戦争のリアル!?絵本『せんそうごっこ』

「お母さんが図書館で借りてきた絵本、衝撃的だ」 と息子。 息子たちに見せようと思ってたわけではなく本棚に置いていたのですが、 絵がオシャレなので手に取って見てみたようです。 というわけで、今日はこの本の紹介記事にします。 『せんそうごっこ』     1982年に発行された作品の復刻です。 著者は詩人の谷川俊太郎さん、絵は三輪滋さんです。   ーーーーーーーーーーーーーーーーー <あらすじ>   せんそうってべんりだね、ひとをころしてもだれにもしかられない。戦争...

宇宙家族の方程式 | 2022.06.03 Fri 15:03

【絵本の紹介】「おおはくちょうのそら」【432冊目】

  こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。   今回紹介するのは「おおはくちょうのそら」です。 作・絵:手島圭三郎 出版社:ベネッセコーポレーション 発行日:1983年2月12日   以前ここで取り上げた「しまふくろうのみずうみ」の著者、手島圭三郎さんによる北の森シリーズ。   ≫絵本の紹介「しまふくろうのみずうみ」   雄大で峻厳な北海道の自然と、そこで暮らす動物たちを描いた力強い版画は何度見ても圧巻で、ため息が出るほど美しいです。 ...

えほにずむの絵本棚 | 2022.05.30 Mon 13:57

【絵本の紹介】「ふなひき太良」【431冊目】

  こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。   先日、沖縄復帰50周年記念式典が開かれました。 復帰と言いながら、沖縄の米軍基地負担や本土との格差などの問題はいまだ解決されていません。   今回は沖縄出身の儀間比呂志さんが創作した民話風絵本「ふなひき太良」を紹介します。 作・絵:儀間比呂志 出版社:岩崎書店 発行日:1971年3月31日   儀間さんは沖縄の風土や戦争をテーマに力強い木版画で多くの作品を残しています。 これはそんな作者の絵本...

えほにずむの絵本棚 | 2022.05.17 Tue 13:44

【絵本の紹介】「ひとつふたつみっつ」【430冊目】

  こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。   私は今江祥智さん&長新太さんのペアによる児童小説で育った口で、小学生の頃は「さく:いまえよしとも、え:ちょうしんた」と表紙に書かれていればとりあえず全幅の信頼をおいて読み始めたものです。 今江さんのユーモアあふれる文章、ほっとするような、それでいてどこかに寂しさを感じるような語り口。 挿絵の時の長さんは、いつものナンセンスな作風を控えめにしていますが、とぼけた表情のキャラクターが今江さんの物語を膨らませており、何度読ん...

えほにずむの絵本棚 | 2022.04.25 Mon 11:13

【絵本の紹介】「うまかたやまんば」【429冊目】

  こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。   今回は昔話絵本を。 福音館書店より「うまかたやまんば」です。 再話:おざわとしお 絵:赤羽末吉 出版社:福音館書店 発行日:1988年10月1日   絵は安定の赤羽末吉さん。 歯をむき出した凄い表情で走る馬に必死にしがみつく馬方という表紙絵。 一見して暴れ馬かな?と思うのですが、よく見るとこの馬には前足が一本しかありません(裏表紙を見ると後ろ足も一本しかないことがわかりますが、体に隠れているだけ...

えほにずむの絵本棚 | 2022.04.18 Mon 10:57

【絵本の紹介】「だるまちゃんととらのこちゃん」【428冊目】

  こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。   今年は寅年。 なんて言うと今更感もありますが、新年度ということでお正月に紹介しそびれた「だるまちゃんととらのこちゃん」を。 作・絵:加古里子 出版社:福音館書店 発行日:1987年1月20日   2018年に亡くなられた日本絵本界の長老的存在、加古里子(かこさとし)さんの代表シリーズ第4弾。 これまでにも何冊か紹介しています。   ≫絵本の紹介「だるまちゃんとてんぐちゃん」 ≫絵本の紹介「だる...

えほにずむの絵本棚 | 2022.04.06 Wed 16:27

【絵本の紹介】「マーシャとくま」【427冊目】

  こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。   ロシアがウクライナへ侵攻を開始してからひと月以上経ちましたが、戦争はなおも続いています。 実際には2014年のクリミア併合から、ずっとロシアとウクライナは戦争状態にあったという見方もできます。   ウクライナという国、ロシアとの関係性について日本でも強い関心を持たれるようになり、絵本関連でいえば例えば有名なウクライナ民話絵本「てぶくろ」が改めて注目されたりもしました。   ≫絵本の紹介「てぶくろ」  ...

えほにずむの絵本棚 | 2022.03.28 Mon 10:54

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