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JUGEMテーマ:童話 ピクシー絵本にも白雪姫の絵本は何冊もあります。 グリム童話の本場の絵本ですからね。 中でも、とてもキュートな1冊をご紹介します。 「しらゆきひめ/1991年版(Schneewittchen und die sieben Zwerge)」。 ConniちゃんでおなじみのEva Wenzel-Bürgerさんによる絵本です。 Eva Wenzel-Bürgerさんはシンデレラの絵本も描いていますが、そのシンデレラと並んで、あどけないイメージのキュートな白雪姫です。 中身をちょこっと...
ブッククーリエ [BOOKCOURiER] 店長日記 | 2017.11.29 Wed 14:18
おとらぎつねのはなしは、どなたもよくご存知でしょう。おとらぎつねの話にも、いろいろあったのでしょうが、わたしの知っているのは「とっこべ、とら子」のはなしです、と物語は始められます。 むかし、とっこべとら子という狐が、大きな川の岸に住んでいて、夜、網打ちに行った人の魚を盗ったり、買い物をして、夜遅く町から帰る人から油揚げをとったり、実に始末に終えないものだったそうです。 欲深く、金貸しをなりわいとする六平は、ある晩ひどく酒に酔って町から帰る途中、金らんの上下の立派な侍に呼び止められます...
'ものがたり'散策 | 2017.11.26 Sun 18:26
昼間、子供二人が庭で遊んでいると、誰もいない大きな家のどこかの座敷で、ほうきの音がします。こっそり覗いてみるのですが誰もいません。こんなのがざしきぼっこです。 お振る舞いに来た十人の子どもたちが、座敷で大道めぐりをして遊んでいると、いつしか十一人に増え、けれども誰が加わったのかはわかりません。こんなのがざしきぼっこです。 ある大きな本家では、いつも旧八月のはじめに、如来さまのお祭りで分家の子どもを呼ぶのですが、ある年、分家の子どもの一人が、はしかにかかり、本家では如来様の祭を伸ば...
'ものがたり'散策 | 2017.11.24 Fri 18:43
盛岡の産物の中に、紫紺染めというものがありました。しかし明治以降、西洋から安いアニリン色素が伝わると、一向に流行らなくなりました。それがごく近頃、また日の目を見るようになったのです。 ところが、途絶えた技術を復活させるのは、並大抵のことではありませんでした。このお話は、その紫紺染めが、東京大博覧会で、二等入賞するまでの苦心談の一つです。 工芸学校の先生は、まず昔の古い記録に目をつけました。すると山男が、紫紺を売って酒代にしていたことがわかります。当時の人は皆、亡くなってしまっているの...
'ものがたり'散策 | 2017.11.23 Thu 18:21
山の神の秋祭りの晩、亮二は十五銭をもらってお旅屋にでかけ、つい空気獣という見世物小屋に入ります。 そして亮二は見世物を見終わって外へ出ようとすると、古い白縞の反物に、蓑のようなものを着た、黄金色の目で赤ら顔をした大男にぶつかります。 さて、亮二は十銭を払い小屋を出ると従兄弟の達二に会い、空気獣とは名ばかりで、牛の胃袋に空気を詰めたものだと教えられ、そんなことに金を払ったことを馬鹿にされました。 亮二は神楽殿で神楽を見ようとすると、掛茶屋の方で大声がするので行ってみると、そこには先程...
'ものがたり'散策 | 2017.11.22 Wed 18:26
荒唐無稽な描写が続き、初読では、安っぽいファンタジーと思われて、読むのを断念する方がいるかもしれないので、実際には物語最後で種明かしされますが、始めに断っておきます。つまりこの物語は、日向で寝転がっていた山男の白日夢のお話です。 山男はこれから向かうであろう町に行くためには、化けないことには殴り殺されるということで、木こりに化けます。 すると町で、支那商人の陳に出会い、陳の悪魔のような風体に、怪しいと思いながらも、長生きの薬と称してだまされ、六神丸という薬を飲まされてしまいます。 ...
'ものがたり'散策 | 2017.11.21 Tue 18:36
なめとこ山は、大きな山でした。そして一年の大半が霧や雲に包まれています。淵沢川はなめとこ山から流れ、中山街道を行くとなめとこ山の大空滝があります。 昔はその辺りにたくさんの熊がいたそうです。鉛の湯の入り口には、腹痛にも、傷にも効く、なめとこ山の熊の胆という昔からの看板もかかっています。 熊取りの名人、淵沢小十郎は、すがめの赤黒いごりごりとしたおやじで、大きな鉄砲を持ち、たくましい黄色の犬を連れて、なめとこ山やその周辺を、自分の座敷のように歩いていました。 小十郎は四十歳の夏、息子と...
'ものがたり'散策 | 2017.11.16 Thu 19:20
『カイロ団長』 宮沢賢治童話全集 5 より - これから追求されるべき新しい労働観 『月夜のでんしんばしら』 宮沢賢治童話全集 5 より - たぐいまれなるファンタジー 『シグナルとシグナレス』 宮沢賢治童話全集 5 より - 若いふたりの恋物語 『氷河ねずみの毛皮』 宮沢賢治童話全集 5 より - どうしようもない生きる事の本質 『よだかの星』 宮沢賢治童話全集 5 より - 表現は極端を指向する 『からすの北斗七星』 宮沢賢治童話全集 5 より - ユートピアを指向する賢治の物語群 『水仙月の四日』 宮沢賢治童話全集 5 より - 心象...
'ものがたり'散策 | 2017.11.15 Wed 18:42
雪婆んご(ゆきばんご)は遠くへ出かけておりました、と物語は幕を開けます。 赤い毛布(ケット)の一人の子供が、しきりにカリメラ(砂糖菓子)のことを考えながら、雪丘の裾を家に急いでいます。どうやら子供は使いで砂糖を買いに出かけた帰りのようです。 そこに来合わせた一人の雪童子(ゆきわらし)が、やどり木の枝を投げてやりますが、子供には雪童子の姿は見えません。 やがて西の彼方から雪婆んごが、三人の雪童子と、九匹の雪狼(ゆきおいの)を連れて帰ってきます。 雪婆んごは、彼らを駆り立てて、水...
'ものがたり'散策 | 2017.11.14 Tue 18:22
物語はからすの義勇艦隊の演習場面で始められます。 からすの艦隊長の大尉は、翌日、山がらす追討を命じられました。彼は、戦死を覚悟して、隊で一番声の美しい許嫁の砲艦に、もし自分が戦死したら自分のことは忘れてくれと、半ば別れを告げました。 出陣前夜、眠れぬ大尉は、明け方、敵の山がらすを、いち早く発見して、非常招集をかけ周到に隊を動かし、山がらすを倒します。 その武功をもって、大尉は少佐に昇進しますが、彼は山がらすの手厚く葬りながら、密かに、憎むことのできない敵を殺さないでいいように、早くこの...
'ものがたり'散策 | 2017.11.12 Sun 19:41
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