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ノンフィクション
このテーマに投稿された記事：1223件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c224/1176/
- ノンフィクションの書籍が集うテーマです。ノンフィクションの定義は分かりやすく、文字通りフィクションではない文芸作品すべて(日記・旅行記・自伝・人物評伝・戦記・歴史・社会問題など)と考えています。
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作者のブログへ：「zexion」さんのブログ
その他のテーマ：「zexion」さんが作成したテーマ一覧(19件)
香港旅行記 ５ ― 梁君との再会
JUGEMテーマ：ノンフィクション 「ああ、先生、どこにいたんですか？ずっと先生を捜してたんですよ。今、どこにい ますか？」 「今、セヴンイレヴンの前に、いるよ。」 「ちょっと、待ってて下さい。今、すぐ行きますから。」 30秒ほどして、梁君がやってきた。 「ああ、よかった。どうしても、先生が見つからないから、さっき警察に『私の先生 は、どこですか？』って聞きました。ホントに、心配しましたよ。」 「え？どこで待ってたの？」 「向こうの出口です。」 と彼は、私が出てきたのとは正反対の側にある出口を指差し...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.19 Sun 07:25
香港旅行記 ４ ― 電話カード
JUGEMテーマ：ノンフィクション さて、困った。飛行機の到着時間が、予定より30分ほど遅れたため、迎えに来ていた梁君が帰ってしまったのかもしれない。出口の付近を行ったり来たりして、15分ほど探し回ったが、どこにもいない。 中国から持って来た携帯には、国際電話サービスはないので、彼に電話することもできない。仕方がないので、ロビーにあるセヴンイレヴンに入って、電話カードを購入する。「中国の人民元は、使えるか？」と聞くと、「使えます。」と言うので、購入する。値段は、50元だ。さすが香港だ。高い！ だが、仕方...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.18 Sat 22:30
香港旅行記 ３ ― 香港国際空港
JUGEMテーマ：ノンフィクション 香港に到着。 飛行機を降りると、皆ゾロゾロとある方向に歩いていく。右も左もわからないので、流れに身を任せて、歩いていくと、地下鉄のようなところまでやって来る。それに、乗っていいものかどうか迷ったので、ニューヨークからの団体客に英語で案内をしていたツアーガイドのお兄さんに、団体客の一員のような振りをして「この地下鉄に乗るんですか？」と尋ねる。すると、お兄さんは、「そうです。これに乗って下さい。」と親切に教えてくれる。 地下鉄で移動し、入国審査へ。長い列に...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.17 Fri 22:50
香港旅行記 ２ ― 広州へ
JUGEMテーマ：ノンフィクション 香港に行ってお金がなくなっても困るので、アパートの家賃を払わないまま、香港に行くことにしていた。L君に電話して、大家さんにうまく言い訳をしてもらうよう依頼する。私は、ヴィザを取るために香港にいるが、まだヴィザが発行されていないので、香港から戻って来れないと言う事にしたのである。ウソも方便である。 半年の契約が切れる前に、次の半年の契約も、入居時と同額の月1200元でいいと言っておきながら、いざ金を払う段になると、1300元にしてくれと言ってきた大家である。お互い様だ。バ...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.16 Thu 23:41
香港旅行記 １ ― 旅立ち
JUGEMテーマ：ノンフィクション 旅は、人を成長させる。日本にいたときは、修学旅行とゼミ旅行以外、旅行というものには縁のなかった私だが、ヴィザを学生ヴィザから就労ヴィザに切り替えるために、この夏（2011年8月）、香港に行った。去年から、中国の法律が変わり、ヴィザを切り替えるためには、一旦国外に出なければならなくなったからだ。 中国に来てから、北京･内モンゴル･上海などに旅行したが、単身での本格的な旅行は、生まれて初めてである。正直言って、真夏の蒸し暑いであろう香港なんかに、行きたくはなかったが...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.16 Thu 20:37
international apartment 10 ― エキサイティングな金曜日
JUGEMテーマ：ノンフィクション 翌日、会社の人間は、私が勤めに出ているうちに、修理工を呼び、蒸気が漏れていた部分を修理させた。 このときも、心の片隅にある考えが閃いていたのだが、私は、またこの直感を無視してしまう。 ロンと出会ってから、いろんな事が起きた一週間だった。やっと花の金曜日がやってきた。英語に、TGIF=Thank God. It's Friday.(「神様、ありがとう。今日は待望の金曜日です。」)と言う言葉がある。ロンも、私もこの週末は、ホントにそんな気持ちだった。でも、一週間溜まった洗濯物を処理しなければなら...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.15 Wed 06:21
International apartment ９ ―更なるモンスター
JUGEMテーマ：ノンフィクション ドアを開けた途端、シューという空気が漏れているような音が聞こえた。私は、すぐに壁に備え付けてあるスチームヒーターから、水蒸気が漏れている事を悟った。床の濡れ具合から判断して、30分から40分前くらいから、漏れ出したのだと推測できた。先ほどの、私が部屋にすぐ戻らなかった事に対する嫌な直感は、このことを告げていたのだ。 場所は、ドアの対面側の窓下である。長春は、冬になるとー30℃前後にまで気温が下がる。そのため、どんな部屋にも必ずスチームヒーターが備え付けてある。これがな...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.14 Tue 11:24
International apartment ８ ― 苦情
JUGEMテーマ：ノンフィクション 事件の翌日、仕事から帰って来てドアを開錠しようとすると、中から人の話し声が聞こえた。多分、会社の人間が来てるんだろう。私が開錠しようとしている音を聞いて、ロンがドアをあけてくれた。 中に入ると、リクルート担当の王がロンの部屋にいた。ロンは、かなり興奮して、不平不満をまくし立てていた。王は、 「まあ、そう興奮しないで下さい。私は、あなたたちの住居担当じゃないし、会社の帰りに 様子を見に来ただけですから。このことは、Jに言ってください。」 と困り果てた表情で...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.13 Mon 22:23
International apartment 7 ― モンスター
JUGEMテーマ：ノンフィクション 私は、一階まで降りて、警備員室に行った。二人の警備員が詰めていたので、「断水してるんだけど。」と彼らに言った。すると、彼らは、互いに顔を見合わせて、「そんな筈はないだろう。」と実に間の抜けたことを言った。「そんな筈はないって、現に水は出ないよ。」と私が言うと、「じゃあ、明日設備管理の人間に言っとくよ。」とこれまた間の抜けたことを言った。「明日じゃ、遅いんだ。俺たちは、今、水が必要なんだ。」 彼らと押し問答をしていると、まだ帰っていなかったのか、設備管理員らしき人...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.13 Mon 15:55
International apartment ６ ― シャワーの途中で・・・・・・
JUGEMテーマ：ノンフィクション 私が今のアパートに引っ越して来た時、窓にはカーテンが掛かってなかった。「用意しとくだろ、普通は！」と文句を言いたかったが、何事においてもいい加減な中国のやり方に順応してしまっている私は、何も言わなかった。仕方がないので、持ってきたシーツとベッドカバーで代用した。どうせ、今の会社に長居をする気はないので、この程度の事は何とも感じなかった。 しかし、ロンは違っていたようだ。私は、前のアパートに三週間ほど住んだだけで、すぐ引っ越しされられたが、ロンの場合は、二回どころ...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.12 Sun 07:39
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