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JUGEMテーマ:Book review 「土の中の子供」中村文則(著)新潮社、2005年 これまた初めて読む作家だ。またしてもすごい才能を見過ごしていたという感じである。ここ十年ぐらいは村上春樹以外の小説はなんとなく読む気がしなくて実際ほとんど読まなかったのだけれど、最近になって日本の現代の小説をいろいろと読むようになって、高橋源一郎、保坂和志、舞城王太郎などファンになるような作家も少しずつ増えてきているのだが、今回の中村文則も間違いなく僕のお気に入り作家の仲間入りとなりそうだ。一言でこの作家の凄さを...
2σの向こうに | 2010.02.03 Wed 00:33
恋愛アフォリズムが散りばめられている1冊。そうだよ。よそ見してる関係なんて恋愛の範疇に入れたいと思わないし、好きなひとと離れていたら(会社にいても、だ)逢いたいよー!って恋しがっていてくれなきゃ。あー、胸がすっとする。そしてわたしの恋人はこの感覚をよく知っているからうれしい。掛け値なしの幸福に打ち寄せられながら読んでいました。JUGEMテーマ:Book review
星の合図 | 2010.02.02 Tue 15:15
JUGEMテーマ:Book review「カデナ」池澤夏樹(著)新潮社、2009年 ちょっと前に「スティル・ライフ」「ヤー・チャイカ」を読んだものの、今ひとつだと思ったので今度は最新作を読んでみた。確かに言葉は綺麗だし、知識は豊富だし、がつがつしていない池澤夏樹の世界があることはわかる。でもなぜかぐっと迫ってくるものがなかった。あえていうなら、映画の原作を読んでいるような感じで、小説でしか表現し得ない部分が欠如している物足りなさがあるのである。それにしてもなぜ今、ベトナム戦争と嘉手納基地のことを書かなければ...
2σの向こうに | 2010.02.02 Tue 12:37
きゃー!気づけばもう2月!!PC開けば、最近は仕事ばかり…と遠ざかってました。いかんいかん、心の余裕はちゃんともたなきゃ〜というわけで、今日は午後から仕事。その前に、久々のブログ更新とみなさんのブログにお邪魔します♪最近、2週間おきに図書館通いしてますそこで借りてきた本。便利調味料、私も作ってみました〜。たしかに便利かも。こうやって、すき間時間を上手に使って家事をしなきゃなのね〜!あと、これ!タイトルに惹かれてなんとなく借りたらはまっちゃったテーマがいくつもあって、それに沿った投稿を集めてある...
ぽこ*ぽこ | 2010.02.02 Tue 10:45
主人公のお父さんとお母さんは、有名な音楽家。亡くなった親戚のおばさんは、ハーブで薬を作る名人で・・・魔女でもあった!えんそうで世界中を回る両親とはなれ、亡くなったおばさんの家に住むことに・・・でも家はボロボロ!!両親は、はんたいするのだが・・・とっても面白いです♪びっくりするときもあります。ぜひ読んでみてね
子供と読書 | 2010.01.31 Sun 11:00
この本の最初に「このレストランができたわけ」という話(?)があってその話はちょっとかわいそうなことが書かれています。草木も眠る丑三つ時に起きたとってもこわ〜い話がたくさんあります。とってもこわいけど先がすごく気になります♪ぜひ読んでください!テレビでも放送していてみんなから人気です!!テレビも見てみてね♪私は見たことないんですが・・・(笑)http://www.tv-asahi.co.jp/kaidan/(会談レストランとして放送中!)
子供と読書 | 2010.01.30 Sat 19:44
もう伊坂さんワールド全開な感じです!!!彼の軽妙洒脱な文章スタイルと物語がすごくマッチしていると思いました。ストーリーと一見関係なさそうなエピソードもちゃんとつながってくるので油断せずしっかり読んでいって下さいね最後の最後のエピソードが実に心憎い!
子供と読書 | 2010.01.29 Fri 11:59
JUGEMテーマ:Book review「ビッチマグネット」舞城王太郎(著)新潮社、2009年 舞城の最新作である。かなり普通の小説になってしまって舞城ワールドを感じることはほとんどできない。日経新聞の書評欄には家族をテーマにした小説だと書かれていたが、それはとんでもない読み違いのような気がする。これは「物語」による人間救済というテーマを、家族をモチーフにして書いた小説である。それにしても今回の「臨床心理士」と「物語」という組み合わせは河合隼雄そのままやんと言う感じがしないでもなく、いつもとは違う地味目のス...
2σの向こうに | 2010.01.28 Thu 21:55
JUGEMテーマ:Book review 「読書について」ショウペンハウエル(著)、赤坂桃子(訳)PHPエディターズ・グループ、2009年 ドイツの哲学者ショウペンハウエルの小論集「パレルガ・ウント・パラリーポメナ」の一部を訳したものである。今まで得てして読書は善であると無条件に思い込み、とにかくいろいろ読むことに徹したきた僕であるが、ここにきて重要な警句を受け取ったような気分である。簡単に言えば「本を読むというのは、私たちの代わりに他の誰かが考えてくれるということ」であるから「一日中おびただしい分量を...
2σの向こうに | 2010.01.27 Wed 01:43
JUGEMテーマ:Book review 「生きるとは、自分の物語をつくること」小川洋子、河合隼雄(著)新潮社、2008年 二人の対談集なのだが、書いてある内容は非常に濃くて読み応えがあった。全体的な構成としては、自分が書く物語の源泉を求めて苦しんでいる作家の小川洋子が、臨床心理士として患者の物語の構築を手助けしている河合隼雄に、人間が生きていくためには物語が必要であることを教えられるとともに、作家は無数の人間が紡ぎ出す「既にそこにある物語」を書き写していくだけなのだということに思い当たるにいたって、作...
2σの向こうに | 2010.01.25 Mon 07:59
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