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むかし、あるところに、ばくちを打つのが三度の飯より好きな若者がいいました。けれども負けてばかりいたのでとうとう家も畑もみんなばくちのかたに取られてしまいました。 若者は、ある日、ブラブラ歩いていると、地蔵様のお堂を見つけました。若者は地蔵様とばくちを始めました。するとどういうわけかなんべんやっても地蔵様に勝ちました。 そこで若者は、ばくちのかたに、地蔵様をもらっていこうと思いましたが、もう日が暮れてきたので地蔵様を枕にその夜はお堂に泊まりました。 とろとろと眠ると、夢に地蔵様が現れ...
'ものがたり'散策 | 2018.08.21 Tue 18:36
むかし、ある村の丘に、大きな樫の木があって、天狗が舞い降りると噂されました。人々は怖がって誰も近寄らなくなりました。 この村にはとても利口な子どもがいました。この子は、ある時、天狗様を騙して、天狗のうちわを取ってやろうと思いました。 そして、丘の樫の木に、火吹き竹を持って出かけました。子どもは、火吹き竹の穴の方に目をあて、遠くを見るふりをしました。 そして大きな声で、「あ、京が見える、大阪が見える」といって、面白そうに火吹き竹をのぞいていました。するとそこへ、樫の木の葉をざわつかせて、...
'ものがたり'散策 | 2018.08.18 Sat 18:25
むかし、ある川の川上に上のじいが、川下に下のじいが住んでいました。ふたりはいつも、川に竹のどっこ(漁に使う細長い道具、魚が入ると出てこれない)を仕掛けて、魚を取っていました。 ある日、上のじいが、どっこを引き上げてみると、どっこには木の根っこが入っていたので、「こんなものいらねえ」といって脇へ投げ捨てました。 そして上のじいは、下のじいのどっこを覗いてみると、こっちには雑魚がいっぱい入っているので、それをみんなとって自分のびく(とった魚を入れておく籠)に入れ、さっき投げ捨てた木の根っ...
'ものがたり'散策 | 2018.08.16 Thu 18:21
むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。 ある日おじいさんは、おばあさんに握り飯を作ってもらい、山へ芝刈りに行きました。お昼になったので、おじいさんは、木の切り株に腰を下ろして、握り飯を食べようと、握り飯を包んだ竹の皮を広げました。 ところが握り飯は、みんな、ころころと転がり始めました。おじいさんは握り飯を追いかけました。握り飯はどんどん転がって、とうとう洞穴へ入ってしまいました。そこでおじいさんも洞穴へ入っていきました。 洞穴の中には鬼がたくさんいて、恐ろしい声で...
'ものがたり'散策 | 2018.08.14 Tue 18:30
むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。ある日おじいさんはおばあさんに、のりもちの弁当を作ってもらって、山へ木を切りに出かけました。 ところが山では猿が出て、ちょろちょろ歩き回るので仕事がはかどりません。おじいさんは猿を脅かして、追っ払ってやろうと思いました。 おじいさんは弁当ののりもちを長く伸ばし顔にべたっと貼り付けると、木の切り株に腰をおろしてじっとしていました。 猿たちは、それを見て、「こんなところにお地蔵様がいらっしゃる。かついで山へお運びしろ」といいな...
'ものがたり'散策 | 2018.08.11 Sat 18:31
短いお話です。 むかし、ある村に、腕利きの狩人がいました。狩人は、猿が山から降りてきて、何かと悪さをするので、握り飯を持って山へ猿を撃ちに行きました。 狩人は木の実を拾っている小猿を見つけました。小猿は撃たれると思って逃げようとしますが、優しい狩人は子どもには鉄砲を向けません。腹が減っているのであろう小猿に、握り飯をひとつ与えました。 小猿は握り飯をもらうと、木の上を見上げて登っていきました。木の上には親猿が座っていました。小猿はその病気の親猿に、握り飯を食べさせました。 狩人は...
'ものがたり'散策 | 2018.08.09 Thu 18:15
むかし、猿ときじが一緒に田んぼを持ち、寄り合い田にしていました。 やがて春になって、田の畦塗り(くろぬり)の頃になりました。田んぼのへりを土でかためる仕事です。きじは猿にいいました。「猿どん、猿どん。よそでは田の畦塗りを始めたからおれたちもやろう」 すると猿は、「さてさて、きじどん。おれは足が痛くて、とても畦塗りはできないんだが」といいました。するときじは、「ああ、いいとも、いいともだいじにしてくれ、おれが畦塗りをしておくから」といって、一人で田の畦塗りをしました。 日が過ぎてやが...
'ものがたり'散策 | 2018.08.07 Tue 18:24
むかし、ある山に、狐と熊が住んでいました。ところで、お人好しの熊は、いつも狐に騙され、得をするのは狐でした。 ある時、狐は熊に言いました。「熊さん、熊さん。山のものを取って食うのもいいが、たまには二人で畑を耕して、何か作って食べようではないか」 熊は賛成し、その気になって一生懸命畑を耕しました。そこへ狐が大根と人参と長芋の種を植え付けました。 そして狐は言いました。「熊さん、熊さん。これが取れたら土から上のものは、みんなお前さんにやろう。俺は土の下のものだけでいい」 やがて大根と...
'ものがたり'散策 | 2018.08.02 Thu 18:17
JUGEMテーマ:昔話 やはり「まんが日本昔ばなし」ですな。 これは、それをモチーフにしたCM映像ですが この独特の味わい深い語り口 まさに「ミスター昔ばなし」と言っていいでしょう。 あと、思い出すのは 伝説のコント番組「巨泉前武ゲバゲバ90分」 おとぼけキャラでコントを演じていました。 今でも覚えてるネタ 「大は小を兼ねる」というタイトル 富士男さん、耳掃除をしようとしてますが 手に持ってるのは「おたま」 いくら頑張っても耳掃除はできません。 一言「ことわざの嘘つき!」 ご冥福をお祈...
くじらいだー@の [わがまま勝手なことばかり](JUGEM版) | 2018.07.20 Fri 22:19
おなじみの物語です。 むかしあるところに、じいさまとばあさまがいました。 ある日じいさまは、山の畑へ豆まきに行きました。じいさまは、「ひと粒の豆、千粒になあれ。ひと粒の豆、千粒になあれ」といいながら豆を蒔いていました。 それを見ていた山のたぬきが、「じいの豆、片割れになあれ。じいの豆、片割れになあれ」とはやしたてました。 じいさまは怒って、たぬきめがけて鍬を投げつけると、たぬきはころっと倒れてしまいます。じいさまはたぬきを縛り上げて、担いで帰りました。 そして、「ばあさま、ばあさま...
'ものがたり'散策 | 2018.06.10 Sun 18:29
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