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昔話

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昔話
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 日本の昔話から外国の昔話まで。子どものころに、両親やおじいちゃん、おばあちゃんに話してもらった、懐かしいお話。
 「むかし、むかし、あるところに……」で始まり、「めでたし、めでたし」で終わる昔話は、時代を超えて語り継がれてきた奥の深いお話。
 お気に入りの本やお話しを教えて下さい。
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日本の昔話 3 より 『だんだん教訓』 グリム童話のハンスの物語との相似性

注目すべきは、グリム童話(KHM32)『ものわかりのいいハンス』との相似性です。もちろん語られるエピソードは、まったく別ものですが、グリム童話のハンスと、このお話の婿どのは生き写しと言っていいでしょう。また登場する主人公以外のキャラクターの役割もほぼ同じで、結果として同じような構造の物語を形作っています。 婿どのは、その時その場ですべきことには、おおよそ頭が反応しません。それを嫁さんに指摘されるのですが、その指摘は、もうすでに終わったことに対するものであるにもかかわらず、婿どのは、次の行動で、そ...

'ものがたり'散策 | 2017.09.04 Mon 18:24

日本の昔話 3 より 『ひょうたんの化けもの』 幽霊の正体見たり枯れ尾花

むかし、ある村に、とても臆病な亭主がいました。どこへ行くにも女房について来てもらいました。とりわけ夜は、外にある雪隠に行くのに、必ず引っ張り出されるので、女房は困り果てていました。 そのうち女房は、いいことを思いつきます。雪隠にひょうたんをぶら下げ、暗闇で亭主の額にあたるように仕掛けておきました。 その晩、女房は亭主に、ひとりで雪隠に行かせます。案の定、亭主は、雪隠の中でひょうたんに額をぶつけ、お化けが出たと騒ぎます。 しかし女房に提灯を持って、ついてきてもらうと、それはひょうたんだと...

'ものがたり'散策 | 2017.09.03 Sun 18:29

日本の昔話 3 より 『くもの化けもの』 蜘蛛が糸を巻きつける恐ろしい手段

むかし、ある村に、化けもののでる古寺がありました。この寺は、和尚さんが住み着いたとしても、すぐに化けものに食われてしまうということでした。そのため誰も近づかなくなり、寺は荒れ放題になりました。 ある日、強そうな侍が、この寺の化け物を退治するために村にやってきやってきました。侍は、寺に着くと囲炉裏に火をたいてあたっていました。 すると夜中に、不思議な音をたてて、一つ目の座頭がやってきて泊めてくれと言うのです。侍は退屈しのぎにちょうどいいと思い、座頭を囲炉裏端に座らせてやりました。 や...

'ものがたり'散策 | 2017.09.03 Sun 18:27

日本の昔話 3 より 『旅人馬』 とある正義の博労

むかし、あるところに、ひとりの博労(馬を売り買いする商人)がいました。ある時、但馬の国に、たくさんの馬を持っているばあさんがいると聞いて見に行きました。ばあさんの家は馬を商う人々が泊まる馬宿になっていました。博労はそこに泊まります。 博労は宿の様子を見ていると、ある不思議なことに気づきます。自分と同じように馬を買いに来るものが十人あまり泊まっていますが、馬を買いに来るものばかりで、売りに来るものがいないのです。それなのに馬屋にはたくさんの馬がつながれていました。 そのうち夕ごはんがすんで...

'ものがたり'散策 | 2017.09.02 Sat 18:23

日本の昔話 3 より 『のれんがや』 独りよがりにならない説明の難しさ

むかし、三人のある村の男が、初めてお伊勢参りの旅に出ました。大きな町に差し掛かった頃、日が暮れて、三人はある宿に泊まりました。 夏の暑い頃で、宿では蚊帳をつり、部屋の入口を開け放して、長いのれんをかけておきました。 三人の男は晩御飯が済むと部屋に通され、宿の人に、蚊がでるから、蚊帳をめくってその中で寝てくださいと言われます。 ところが三人の村には、のれんや蚊帳というものがないので、それらを知らず、なんのことだかわかりません。三人は暗がりの中を、手探りでのれんをめくって部屋に入ると、そこ...

'ものがたり'散策 | 2017.09.02 Sat 18:21

日本の昔話 3 より 『寝ずの番』 日本人の自他のあり方を象徴する物語

むかし、床屋と商人と坊さんが仲良く旅をしていました。日が暮れてある町に宿をとったときのことです。 宿屋の主人は、このところ、町には、盗人がでるので用心してくださいと言うので、三人は、床屋、商人、坊さんの順に、かわりばんこに寝ずの番をすることにしました。 夜中をすぎると、あたりは物音もせず寂しくなりました。ちょうど床屋が見張り番の最中でしたが、あまりにも手持ち無沙汰なので、かみそりで寝ている商人の髪をきれいに剃り落としてしまいました。 やがて商人が見張り番につく時間になり床屋は商人を起こ...

'ものがたり'散策 | 2017.09.01 Fri 18:30

日本の昔話 3 より 『月日のたつのははやい』 ユーモアを好む日本人

短いお話です。むかし、山の中で、月と日と雷が集まって、三人でお伊勢参りに行こうではないかという話になりました。そしてさっそく旅に出ました。 ところが、雷がゴロゴロと話しかけながら歩くので、月も日もやかましく思い、うんざりしてしまいます。夕方になって、三人は宿屋に泊まりました。 月と日は、この先、雷が一緒ではかなわないと思い、ふたりは、次の朝、朝早く、眠っている雷を置いて先に旅立ってしまいます。 雷は起きて、事の真相を知ると、月日のたつのは早い、俺は夕立にするとぼやきました、と物語は結ば...

'ものがたり'散策 | 2017.09.01 Fri 18:27

日本の昔話 3 より 『傘屋の天のぼり』 由来譚の存在理由

むかし、あるところに、傘屋の息子で怠け者の若者がいました。 ある天気のよい日、若者は、皆が仕事に精を出す中、干してあるたくさんの傘の影で寝転んで、本など読んでいました。 すると、突然冷たい風が吹き出し、若者は、干してある傘が飛ばないように柄を握ると、風はますます強くなり、若者は、傘ごと吹き飛ばされてしまいました。天のてっぺんまで吹き上げられた若者は、一面の雲の上をうろつきます。 すると雲の中から、人間の匂いを感じて、白髪頭を振り乱した、しわだらけの恐ろしい婆さんが現れて、若者を見つける...

'ものがたり'散策 | 2017.08.31 Thu 18:44

日本の昔話 3 より 『朝顔と朝ねぼう』 草にまで軽んじられる哀愁さそう男

短いお話です。むかし、あるところに、たいへん朝寝坊の男がいました。男は、朝顔の花が咲くところを、一度でいいから見てみたいと思っていました。男が起きたときにはいつも咲いたあとだったからです。 ある朝男は、今日こそ朝顔の花が開くところを見ようと決心し、本当に朝早く起きて、そのつぼみの前で待っていると、間もなくつぼみは、ゆっくりとほどけるように開いていきました。 男は、なるほどこうして咲くのか、と大喜びで感心していると、また、あっという間にしゅうしゅうっとしぼんでいきます。 男が、朝顔に...

"ものがたり"散策 | 2017.08.31 Thu 18:42

日本の昔話 3 より 『とろかし草』 昔話の残酷さという表現手段

むかし、ある村の若者が、朝早く山へ草刈りに行きました。すると大蛇が大きな口を開けて人間を飲み込もうとしていました。 若者は、たまげてみていると、さすがの大蛇も、これだけ大きなものを飲み込むとなると、難儀とみえて、そこらじゅうをのたうち回っています。 そのうち大蛇は、青い草を見つけると、夢中で食べ始めました。すると大蛇の腹は、みるみる細くなり、終いにはもとの太さになりました。 若者は、あの青い草は、食べたものを早くこなすことができる草なんだなと思って、刈り取って家に持ち帰りました。 そ...

'ものがたり'散策 | 2017.08.28 Mon 18:33

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