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昔話

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昔話
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 日本の昔話から外国の昔話まで。子どものころに、両親やおじいちゃん、おばあちゃんに話してもらった、懐かしいお話。
 「むかし、むかし、あるところに……」で始まり、「めでたし、めでたし」で終わる昔話は、時代を超えて語り継がれてきた奥の深いお話。
 お気に入りの本やお話しを教えて下さい。
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日本の昔話 2 より 『天福地福』 日本の昔話に多く描かれる隣との物語

むかし、あるところに、貧しいじいさまがいました。じいさまは、町に行くたびに、ぶっ壊れたすり鉢ばかりもらってくるので、村の人たちはそれを何に使うのか不思議に思っていました。 やがてじいさまは、もらってきたすり鉢を集めて、風呂場の屋根瓦にしました。それを見てみんなは、物は使いようだと感心しました。 ある晩のことじいさまは夢を見ました。それは天からぽたぽたとお金が降ってくる夢でした。 朝になってじいさまは、庭をはきながら垣根のそばに行くと、そこの土だけこんもり高くなっているのを見つけます...

'ものがたり'散策 | 2017.07.23 Sun 18:33

日本の昔話 2 より 『米出しえびすさま』 日本昔話でお馴染みの悪徳、欲張りの行く末

むかしあるところに正直で働き者の夫婦がいました。ある朝早くふたりで畑を耕していると、女房が打ち下ろした鍬の下から一体のえびすさまが出てきました。 女房は、えびすさまのこれまでの辛苦を思い、同情して、早速えびすさまをきれいに洗って差し上げます。そして鼻の穴に詰まった泥をきれいに掃除しました。 そして夫婦はえびすさまを神棚にお祀りすると、何やら神棚の上からポロポロと落ちてきます。それはお米でした。ふたりは神棚を見上げると、なんと恵比寿様の鼻の穴からお米が落ちてくるのです。 お米はいくらでも...

'ものがたり'散策 | 2017.07.22 Sat 18:26

日本の昔話 2 より 『地蔵浄土』 再び猿真似を戒める日本の昔話

むかし、あるところに、心根のいいおじいさんがいました。ある日のことおじいさんは、いつものようにひき臼で米をひき、丁寧にふるいにかけました。それから粉をよくこねて、甘い小豆のあんこをたっぷり入れて団子を作ると、囲炉裏の火で焼きました。 しかし、団子が焼けて、おじいさんが、食べようとすると、団子はぽろりと落ちて、ねずみの穴へ転がっていきます。おじいさんは団子の後を追ってねずみの穴へ潜り込みました。 おじいさんは汗を拭き拭き、団子の後を追っていきます。すると地蔵さまが立っていてそこで団子は見え...

'ものがたり'散策 | 2017.07.22 Sat 18:24

日本の昔話 2 より 『きつねの茶釜』 文化圏の差による動物キャラクターの位置づけ

むかし、仲のいいきつねとたぬきがいました。ある日ふたりは、山の中でばったり会って、久しぶりに、なにかうまいものでも買って食べようじゃないかという話になりました。 その金を得る方策ですが、きつねが茶釜に化けるから、それをたぬきが商人に化けて売ることになります。ふたりは転げて、きつねはきれいな金の茶釜に、たぬきはのっそり大きな商人に化けました。 早速、たぬきの商人はきつねの茶釜を持って町に売りに行きます。しかし買い手は見つかりませんでした。そこでふたりは、ここはひとつ寺の和尚さんでも騙し...

'ものがたり'散策 | 2017.07.21 Fri 18:32

日本の昔話 2 より 『豆と炭とわらの旅』 世界に分布する同じ内容を語る昔話

むかし、豆と、炭と、わらが、三人連れ立って旅に出ました。 行くが行くが行くと、川がありました。ところが、どこにも橋がかかっていないので渡ることができません。 そこで気のいいわらは、自分が橋になって皆を渡そうとします。すると炭は豆を押しのけて先に行きました。 ところが渡る途中、風が吹いて、炭の火が起きます。炭の火はあっという間にわらに燃え移り、わらはなくななってしまいました。炭は水に落ち、火は消え、流されていきます。 豆は、これを見て大笑いしました。しかし、あんまり笑ったので豆の腹...

'ものがたり'散策 | 2017.07.21 Fri 18:30

日本の昔話 2 より 『豆っこの話』 とある視点から眺められた日常

むかし、あるところに、じいさまとばあさまがいました。 あるときばあさまは家の中を、じいさまは土間を、ほうきではいていました。 そのうちにじいさまは、土間に、豆がひと粒落ちているのを拾います。そしてばあさまに、それを鍋で炒ってくれと言いました。 ばあさまは、大きい鍋で炒るか小さな鍋で炒るかと尋ねました。するとじいさまは大きい鍋にしてくれと答えました。 ばあさまは、じいさまの言う通り、ひと粒の豆を大きい鍋に入れて炒りました。すると豆はどんどん増えて大鍋いっぱいとなりました。 ...

'ものがたり'散策 | 2017.07.20 Thu 18:26

日本の昔話 2 より 『さめにのまれる』 日本の古典に時々登場するさめという生き物

むかし、海の上を、お客を大勢乗せた乗り合いの船が走っていたときのことです。船が突然止まってしまい、船長が乗客に言いました。 こいつはお客たちの中に、誰かひとりさめに見込まれたものがいるせいで船が動かなくなったのだ。その人には、ここで海に飛び込んでさめに食われてもらうよりほかないと。 そして乗客は、それぞれ自分の持ち物を海に投げ入れて、誰がさめに見込まれているのかを判定することになりました。 すると医者のゲンナさんの荷物が海へ引き込まれていきます。ゲンナさんは、皆が助かるなら仕方ないと言...

'ものがたり'散策 | 2017.07.20 Thu 18:24

日本の昔話 2 より 『大工と鬼六』 世界的に分布する謎掛けの物語について

むかし、あるところに、大変流れの早い大きな川がありました。この川には、これまで何度も、橋をかけようと試みられてきたのですが、あまりにも流れが早いもので、橋は出来上がる前に、いつも水に押し流されてしまうのでした。 村の人たちはすっかり困り果て、寄り合いで相談します。そしてこのあたりで一番の大工に、橋をかけてもらおうということになりました。 頼まれた大工は腕自慢なので、二つ返事で了解してしまいます。しかし内心では心配でなりませんでした。 大工が川に赴き、途方に暮れていると、水面に泡が立...

'ものがたり'散策 | 2017.07.19 Wed 18:52

日本の昔話 2 より 『身上あがるようだ』 猿真似を批判する日本の昔話

むかし、あるところに、気立ての優しい夫婦がいました。ある日の夕方、目の見えない座頭さんがやってきて、一晩の宿を求めます。夫婦はこころよく家に入れてあげました。座頭さんは、それがとても嬉しかったので、何か手伝いを買って出ます。そして井戸に水を汲みに行くことになりました。 ところが座頭さんは、誤って井戸に落ちてしまいます。夫婦は、座頭さんが帰ってこないことを心配して、井戸を覗きに行きました。すると、なんと座頭さんが井戸の底に落ちているではないですか。 亭主は井戸に縄をおろして、座頭さんを引き...

'ものがたり'散策 | 2017.07.19 Wed 18:50

日本の昔話 2 より 『弘法さまの万年機』 けちを悪徳としてきた昔話

むかし、ある村に、みすぼらしい身なりの坊さんがやってきて、あるばあさまが機を織っているところに現れ、今織っている、布の真ん中を切って、わしにくれないかと言いました。 ばあさまは、真ん中で切ったら布が台無しになるではないかといって、坊さまの頼みをじゃけんに断りました。坊さまは黙って立ち去ります。 すると、突然がらがらと音がして、そのばあさまの織っていた布はおろか、機織りの道具まで皆どこかへ消えてなくなってしまいます。 坊さまは次に貧しい若い女の人が機を織っているところに現れ、今織って...

'ものがたり'散策 | 2017.07.18 Tue 18:28

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