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JUGEMテーマ:空手道 脱力を組手で使う際にはいくつかの注意点があります。 一つ目は、脱力の状態でありながらも俊敏なフットワークを行うために、必ず「腰の切れ」を使うということです。移動するときに足を動かそうとするのは当たり前ですが、武道においては腰が手足の動きの起点なのです。体捌きをするときに足の筋肉を用いて足を素早く動かそうとしても、組手では十分な移動スピードを出すことができません。ましてや脱力をした状態でいきなり筋肉に力を入れようとするのは無理があります。 そのため腰の切れを使い、腰の捻りが...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.28 Tue 08:45
JUGEMテーマ:空手道 脱力とは「力を抜く」ことであって、「力が抜ける」ことではありません。 自分が始めて脱力という言葉を聞いたのは15歳のときでした。当時遅ればせながらピアノを始め、その上達のために買ったピアノの指南書の中にこの言葉が載っていました。脱力と聞くと、疲れてぐたっとなるようなイメージしかありませんでしたが、その指南書には指先、腕、肩はもとより、全身の力を抜くことの大切さ、そしてそのための具体的なトレーニング方法が書かれていました。 そして大学生になり古式空手...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.27 Mon 05:09
JUGEMテーマ:空手道 二人は、互いの目を見詰め合ったまま微動だにしません。そこへ中年の男性が通りがかり、先輩の方に向かって「君たち喧嘩は止めなさい」と言います。先輩は、相手から目を離すことなく「あっち、あっちに先にヤメるごと言うて下さい」と言い返します。その男性も諦めて行ってしまいます。 そして、二人はユックリ動き始めます。前へではありません。少しずつユックリと相手から目を離すことなく、実にユックリと後ろへ下がり始めます。そして、お互いの間合いの外へ完全に出...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.26 Sun 09:07
JUGEMテーマ:空手道 いらっしゃいませ。(*^_^*)Dragon World (龍の世界〉へようこそ。今日もゆっくり遊んでいって下さい。 これは、39年前のお話です。私の先輩で空手四段の人がいました。この人は3度の飯より喧嘩が好きで、いつも6,7人の取り巻きを連れて天神(福岡市の中心街)や中洲(九州最大の歓楽街)界隈を練り歩き、目ぼしい餌食を見つけては、喧嘩を売って空手で相手を叩きのめすという豪傑した。そんな彼の破天荒な人生もやがて終わりを告げることになります。ある日、彼がいつものように子分を連れ...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.25 Sat 23:56
JUGEMテーマ:空手道 空手というのはそれ自体が一つの「枠組み」であり、空手を学ぶことはある意味で組織に属するようなものです。そして空手にも独自の色があり、それを学ぶ者は往々にしてその色に染まるようになります。その色の一つが「攻撃的な感情」です。高段者となると気迫は静かなものですが、4段レベルくらいまではまだまだ激しい感情をともなった組手を演じがちだというのが私の率直な印象です。 感情というのは厄介なもので、相手を圧倒する雰囲気を作れる一方で、身体に力が入ってしまう原因...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.25 Sat 16:42
JUGEMテーマ:空手道 ?「毒食らわば、皿まで」 これは、ギリギリの間合いまで来たら、余計なことを考えずに前に出ろと言う教えです。組み手では中途半端な動きが一番危険です。間合いの限界まで来たら、迷わず前に出る。間合いの外で危険だと感じたら、迷わず下がる。どちらかしかありません。中途半端な位置で、足を止めて迷うのはとても危険です。 勿論、特攻隊空手はいけません。必ず何かをしながら、前に出ましょう。防御の構えを取りながら、体全体で相手の間合いに入っていくもいいし、小...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.25 Sat 16:36
JUGEMテーマ:空手道 ?「負けると分かっている相手と戦うのは、愚か者のやることである。」 宮本武蔵が生涯不敗だったのは、彼が絶対的に強かったからではありません。彼は自分が負けると分かっている相手とは決して戦わなかったのです。よく、武蔵を卑怯者呼ばわりする人がいますが、彼は卑怯でもなんでもありません。自分の命が懸かっていたら誰でも自分が勝てない相手との戦いは避ける筈です。敵の実力を見抜くのも実力のうちです。敵の実力を見抜けない人は愚かです。敵の実力が自分より上だと分かっ...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.25 Sat 08:24
JUGEMテーマ:空手道 ?「大木は、芽のうちに摘んでしまえ。」 敵にどんなにパワーやスピードがあったとしても、また敵がどんなに沢山必殺技を知っていたとしても、それを発揮する前に叩きつぶしてしまえば簡単に敵を倒すことが出来る、という意味です。 ?「歩くのもカンフー、食べるのもカンフー、話すのもカンフー、全てカンフー」 これは説明不要ですね。江上茂先生がおっしゃるところの「生活即稽古、稽古即生活」と同じ意味です。生活...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.24 Fri 22:40
JUGEMテーマ:空手道 尊い教えの?です。 「芝居が終わるまで、物語の結末は分からない。」 意味は、どんなに不利な状況に陥っても最後まで勝負を捨ててはならないということです。最後まで希望を捨てなければ、どこかに必ずチャンスはあります。強敵に遭遇した時はこの言葉を思い出して下さい。 沖縄空手の格言に「型を演武する時は、敵なくて敵あるが如くに、組み手をやる時は、敵ありて敵なきが如くに」というものがあります。老師からよく言...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.24 Fri 08:29
JUGEMテーマ:空手道 今日は、私が老師から聞いた武道の極意の一部を紹介したいと思います。 ?枯れススキを枯れススキのままに見よ。 ?敵に千尋の谷を渡らせよ。 ?については、解説無用ですね。相手の実力をあるがままに見よという教えです。恐怖し過ぎると、ただの枯れススキが幽霊に見えてしまうように、敵にありもしない幻の力を与えてしまいます。 ?は、逆に敵には、色々な不安を抱かせろ、と言う意味です。これは、つまり「武道の智恵」?の敗北の原因?の精神的原因にあげた六つのことが...
無意識との対話 Dialogues between the conscious and unconscious | 2014.01.24 Fri 01:13
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