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JUGEMテーマ:短歌 白い犬 白い犬というお題は、ただの色と動物の組み合わせではなく、記憶の奥に眠る光や、季節のほころび、 かつて共に過ごした時間の温度を呼び起こす“呼び水”だった。 今日の五首は、出会いの瞬間から、季節の静けさ、雪原への憧れ、風のような跳躍、そして離れない絆まで、 一匹の白い犬が人生の中を駆け抜けていくような章となった。それぞれの白は、ただの色ではなく、 あなたの心に触れてきた時間そのものの輝きだった。 かごの中 黒いひとみの 名...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.31 Sat 09:44
JUGEMテーマ:短歌 ひまわりの約束 たまの一歳を祝う歌を詠みながら、小さな命のあたたかさと、その先にある静かな影をそっと手のひらで受けとめるような一日だった。 ひまわりの種のように、たまが残していくものは小さいけれど、その小ささは、未来へ向かう約束の形でもある。今日の短歌たちは、たまの体温と、季節の風と、いつかまた会えるかもしれないという希望をやわらかく結び合わせてくれた。 短くて 濃い一日の ハムスター 君の手のひら 温めている たまという 名前呼ばれて うれしくて ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.30 Fri 16:23
JUGEMテーマ:短歌 ムーミン ムーミンという小さな存在を手がかりに、今日の五首は、癒しの時間から眠れぬ夜、絵本の森の静けさ、ふわふわの友との寄り添い、そして遠いお祭りの記憶へと、ゆっくりと世界を広げていった。 依頼文の温度を受け取りながら、自分の記憶の層がふっと開く瞬間があり、ムーミンはいつのまにか、あなた自身の風景を照らす灯りになっていた。 そんな一日の軌跡を、五つの短歌に刻む。 空の雲 夕焼け優し すぎたから 赤いムーミン ふわりほほえむ 十回も 繰り返したら 眠く...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.29 Thu 16:44
JUGEMテーマ:短歌 見えない父を 日々の暮らしのなかで、ふとした瞬間に立ち上がる父の気配がある。写真のまなざし、風の記憶、昼の月、手紙の声、空いた座布団――どれも触れられないのに、確かにそこにあるものばかりだ。見えない父を、五つの景色を通してそっと確かめた一日。 父さんの 写真は遠く 見つめおり 流れ尽きせぬ ふる里の川 初めての 自転車こぎの 風中へ 押し出す父は 離れて行けり 見ているか 見られているか わからない 父のようなる 真昼の月よ 父逝きて 過ぎる歳月 読みかえす...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.28 Wed 09:03
JUGEMテーマ:短歌 ふっと灯るもの どん底にいるとき、人は光の在りかを見失ってしまう。 空を見上げても、朝を迎えても、深海のような暗さが胸に沈むことがある。 それでも世界は、ふとした瞬間に小さな光を差し出してくれる。 雲の橋を渡るジェット機、朝の陽に照らされる見落としていたもの、深海で自らを照らす生き物、踏まれても咲く花、 遅咲きでも春を忘れない白い朴の花、そして涙の夜にだけ赤く明るい星。 冬空は ミルク色した 雲の橋 今ジェット機が 斜めに登る 今までは ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.27 Tue 08:48
JUGEMテーマ:短歌 北の残像 変わりゆく日々の中で、ふと立ち止まると、いつもどこかに“北”がありました。 子どもの私を照らした雪の光も、旅の途中で羽を休めた鶴の気配も、動かずに見守る北極星のまなざしも、 迷いの日にそっと響く天の声も、父の歌声に宿った懐かしい季節も—— すべてがひとつの方角へと静かに結ばれていく。 これは、名前という小さな灯をめぐる、私だけの帰り道の記録です。 子どもの 私に降る雪は ちらちらも える火のような ほほ笑みの道 しばら...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.26 Mon 16:35
JUGEMテーマ:短歌 少しの不安 心がざわつくほどではないけれど、どこか輪郭のあいまいな不安が、風景や仕草のすき間からふっと顔をのぞかせる。未来の自分にまだ馴染めない気配、消えそうな光を追いかけるまなざし、遠ざかるものを見送る胸の震え。それでも世界は静かに続いていき、私たちはその揺れを抱えたまま今日を歩く。 そんな「ぼかし気味の不安」をテーマに、五つの情景がそっと並んだ短歌たち。 メイクする 三面鏡は いろいろな 知らない私を 作って見せる 右左 三面鏡の 不思議さは 違う私を 教...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.25 Sun 08:10
JUGEMテーマ:短歌 ドリンクはいかが こんな一日があってもいい。恋の終わりをテーマにした短歌が、 なぜか“ドリンク”という器にそっと注がれていく。 酸味、甘味、香り、色、そして時間の手触り。 五首それぞれが、まるでバーのカウンターに並ぶ 個性豊かなグラスのように光っていた。 今日の章は、名付けるなら 「ドリンクはいかが」。 恋の余韻を飲み物に変えるという、少し不思議な試み。 たくさんの 蕾でできた ブロッコリー 春に花咲く 事のなきまま 約束の 印のついた ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.24 Sat 18:25
JUGEMテーマ:短歌 触れられないもの 触れようとすればするほど、指先をすり抜けていくものがある。 言葉にすれば壊れてしまいそうな記憶や、距離の向こうで静かに揺れていたまなざし。 午後の光、冷たい匙、ガラス越しの砂漠、そして次元の彼方へ去っていく恋の残像。 今日の六首は、そんな“触れられないもの”たちの気配をそっとすくい上げた章である。 透明で、静かで、どこか温度の残る余韻だけが、頁の上に淡く灯っている。 もう人を 愛せないって 言うときの 君の...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.23 Fri 16:28
JUGEMテーマ:短歌 一夜の思い 花火の余韻、夕焼けに吸い込まれる鳥、冬空を抱く水たまり、戻らない体温、月光を紡ぐ指先、とぎれとぎれの蟻の道。 どの歌も、一瞬の光と、その後に訪れる静かな痛みを抱きしめるように詠まれていて、まるでひとつの短い物語の章のように響き合っていました。 今日の6首は、「触れた一夜が、その後の孤独を照らし続ける」 そんな透明なテーマのもとに生まれた、深い余韻を持つ作品たちです。 悲しみは いつも後から やってくる 花火の後の 音の静けさ ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.22 Thu 15:43
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