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JUGEMテーマ:短歌 呼応する宇宙 人は小さな地球に生まれながら、なぜかいつも宇宙を見上げてしまう。 無限の闇に言葉を失う夜もあれば、星に見返されるような瞬間もある。 身体の奥で傷が治っていく不思議に、外の宇宙と同じ秩序を感じることもある。 そして、人類は蟻の一歩ほどの前進を積み重ねながら、今日も希望を乗せて旅立っていく。 六つの短歌は、そんな“宇宙と人間の呼応”をそれぞれの角度から照らし出した。 外の宇宙と内なる宇宙が交差する、その静かな瞬間を集...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.14 Wed 09:20
JUGEMテーマ:短歌 夜の相 夜はひとつの顔を持つだけの存在ではない。 静けさ、孤独、境界、空洞、そして浄化――触れるたびに違う表情を見せる、多面体のような時間帯だ。 今日の五首は、その「夜の相」を探る旅だった。外の景色を詠んでいるようでいて、実は心の奥に触れたときに生まれる揺れを描いている。 終電の遠い響き、自販機の灯り、空洞の待合室、影と足音、そして月光の洗い。 それぞれが、夜という鏡に映った“私”の姿をそっと照らし出す。 この五首は、夜を詠んだ歌ではなく...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.13 Tue 17:18
JUGEMテーマ:短歌 夜の長さ 夜は、ときに寂しさを連れてくるけれど、その奥には、昼には見えない光や、生きものが巣へ還るような静かな安らぎが潜んでいる。今日の五首は、そんな“夜の肯定”をテーマに、星の息遣い、帰巣の足どり、境目の色彩を通して、夜型であることの誇りと優しさをそっと描いたものたち。 夜を生きる者の胸に、静かな灯りがともるように願って。 ほんのりと 退く夜を 見送って 何故だか遠くを 見つめていたい 朝と夜の その縁どりの 夕焼けに いちばん綺麗な...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.12 Mon 10:00
JUGEMテーマ:短歌 音から始まった日 今日という一日は、そっと掌にのるほど静かで、それでいて胸の奥をふわりと押し上げるような光を帯びていた。 昨日の続きのようでいて、まったく新しい始まりでもある。空を見上げれば、天は微笑み、その微笑みの余白から、白い雪が静かにこぼれ落ちてくる。いい日が、今日もまた、静かに訪れている。 落としたる 十円玉は キンカララ 音も空気も 震える寒波 ばばぬきの 好きな大人は 嘘つきで 負けてる君は 仮面をはずす 人間の ふりしてだます 物...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.11 Sun 16:58
JUGEMテーマ:短歌 グリコのおまけ 創作というものは、ときに作者の意図を軽やかに裏切り、 「おまけ」のつもりで置いた一首が、 もっとも深く人の心に触れることがある。 苦しんで生んだ歌は、実はその“おまけ”を咲かせるための土壌となり、 力を抜いた瞬間にこそ、言葉の本音が姿を現す。 今日の十二首は、その不思議な真理を静かに教えてくれた。 ざわめきを 胸に秘めたり 夕雀 冬の嵐の 雲が過行く クッキーを サクサクポリっと 噛む音の 風のメロディー 一人楽しむ ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.10 Sat 16:17
JUGEMテーマ:短歌 冬の花 花は、季節の色をまといながら、ときに景色を変え、ときに心の奥の記憶をそっと照らす。 祝福の白も、冬を生き抜く赤も、香りに宿る恋も、静かな別れの庭に立つ花水木も── すべてが、ひとつの「花」という名のもとに集まり、人の時間と寄り添いながら、静かに咲いては散っていく。 今日の短歌は、その花たちが見せる五つの瞬間をすくい上げた、小さな物語のようなもの。 花が導く光と影、そのどちらも抱きしめるように詠んだ一日だった。 透き通る 泉のごとき 花嫁の ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.09 Fri 16:48
JUGEMテーマ:短歌 境界のない世界 学校という場所には、どうしても境界がつきまといます。職員室と教室、先生と生徒、好きなことと苦しいこと。 けれど、美術を教えるあなたの手の中には、その境界をそっと溶かしてしまう力があるのだと思います。 すみれの紫も、粘土の手ざわりも、生徒のひとことも、白衣についた絵の具も、 すべてがあなたの世界を少しずつ広げていく。ここに並ぶ短歌は、 “境界のない世界”へ向かう小さな扉たちです。どうか、あなたの歩く先に、自由な空がひらけま...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.08 Thu 07:57
JUGEMテーマ:短歌 一輪挿し 冬から春へと向かう家の中には、季節の気配をそっと知らせてくれる小さな花たちがいる。 玄関の片隅、踊り場の窓辺、冷たい部屋の静けさ――どの場所にも、一輪だけそっと置かれた花が、まるで灯りのように息づいている。その控えめな存在は、飾りではなく、日々の暮らしに寄り添う小さな声であり、問いかけであり、気配そのものだ。 一輪挿しは、花の姿を際立たせるだけでなく、そこに宿る時間や記憶、そして自分自身の心の動きを映し出す鏡のようでもある。 今日の六首は、そんな&l...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.07 Wed 15:47
JUGEMテーマ:短歌 日記帳 二十代後半という季節は、焦りと希望が同じ速度で胸の中を行き来する。 誰かの幸せに揺れ、過去の選択に立ち止まり、それでも明日へ向かうために 日記を綴る夜がある。 今日の四首は、そんな「複雑な気持ち」を抱えたあなたへ向けた、 小さな灯りのような短歌たち。 立ち止まるときも、揺れるときも、 そっと寄り添う言葉がここにあります。 タイムライン 流れを止めて 探してる いまの私に 寄り添う言葉 君の文字 一つ一つが 砂時計 流れて刻む 戻らぬ時...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.05 Mon 18:16
JUGEMテーマ:短歌 祈り 胸の奥にそっと灯る願い、手のひらで包むような小さな幸福、 ふと見上げた星や、窓辺の鶴や、未来へ続く微笑み。 人はきっと、手の届かぬ世界とつながりたいとき、 静かに祈りを結ぶのだろう。 今日の五首は、そんな“やさしい祈り”の形を探した一日である。 胸にある 二人の写真 見る日々は 弥勒の頬に 光が宿る 新年の この新しき 一日に 祈る静けさ 青き富士山 折り紙に 小吉の札 包み込む 窓辺の鶴の 外はこな雪 星の降る 夜に探した 流れ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.04 Sun 16:17
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