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JUGEMテーマ:短歌 静かな成長 砂浜に 打ち寄せられた 貝殻の 耳に聞こえる 海の悲しみ 貝殻を耳の近くにくっつけると風の音なのか、よくわからないけど、寂しい音が聞こえることがある。 貝殻の 裏に微かな 真珠色 秘めたる恋の 肌のぬくもり いろんな貝殻の内側を見ていると、ときどき虹のような色した貝殻がある。内側にだけ隠された真珠の色、あれが好きなんだ。 朝露の 光を結ぶ 蜘蛛の糸 寂しき鈴の 音響かせて 小さいころに、蜘蛛の巣の網のような形に朝露がたくさ...
短歌の小路 | 2026.02.05 Thu 15:19
JUGEMテーマ:短歌 境目に立つ人 冬の名残りがまだ空気にとどまる一日、ふとした音や手の動き、そして胸の奥の痛みまでもが、 静かに短歌へと姿を変えていった。 夢のやまぼうしから始まった「短歌の小路」は、今日もまた、生活の細部と心の揺らぎを拾い上げながら、 少しずつ季節の先へと続いていく。 ふしぎにも 毎年ながめる やまぼうし 真白き花に 足止めている いつ来るか 待てる郵便配達の バイクの音に 耳そばだてる エビの殻 一つはがして 脱皮する 脱ぎ捨てざるもの ありやなしやと 時雨て...
感謝「ありがとう」 | 2026.02.03 Tue 08:40
JUGEMテーマ:短歌 百日の紙片 百日間、ただ一首のために一日を生きた。破り捨てれば消えてしまうはずの時間を、言葉として留めてきた。悲しみの日も、迷いの日も、ふと空を見上げて息をついた日も、胸の奥で何かが静かに芽吹いた日も、そのすべてが一枚の紙片となって積み重なっていく。日めくりの紙は薄い。けれど、その薄さの中に宿る光は、百日を越えた今、確かな重さを持って手のひらに残っている。 蟷螂は 終の命と 知りながら 鎌をかかげて 空を見上げる もう死にた いと言う母と ...
感謝「ありがとう」 | 2026.02.02 Mon 16:16
JUGEMテーマ:短歌 おわり月 一年の光と影がそっと肩を寄せ合い、過ぎていくものと始まろうとするものが、同じ空の下で静かに呼吸する季節。街の灯りも、落ち葉の音も、どこか名残惜しく、どこか新しい。そんな“境目の時間”を詠む一日です。 一年の 満たる時が 引くように 晦日の街を 染める夕焼け 街路樹の 青い灯りに 口ずさむ ジングルベルの 花束が行く さよならと 呟きながら 散る落ち葉 初めと終わりの 交差する街 人の世の 師走の夜の 騒がしさ 猫は夜道を 斜めに渡...
感謝「ありがとう」 | 2026.02.01 Sun 15:58
JUGEMテーマ:短歌 白い犬 白い犬というお題は、ただの色と動物の組み合わせではなく、記憶の奥に眠る光や、季節のほころび、 かつて共に過ごした時間の温度を呼び起こす“呼び水”だった。 今日の五首は、出会いの瞬間から、季節の静けさ、雪原への憧れ、風のような跳躍、そして離れない絆まで、 一匹の白い犬が人生の中を駆け抜けていくような章となった。それぞれの白は、ただの色ではなく、 あなたの心に触れてきた時間そのものの輝きだった。 かごの中 黒いひとみの 名...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.31 Sat 09:44
JUGEMテーマ:短歌 ひまわりの約束 たまの一歳を祝う歌を詠みながら、小さな命のあたたかさと、その先にある静かな影をそっと手のひらで受けとめるような一日だった。 ひまわりの種のように、たまが残していくものは小さいけれど、その小ささは、未来へ向かう約束の形でもある。今日の短歌たちは、たまの体温と、季節の風と、いつかまた会えるかもしれないという希望をやわらかく結び合わせてくれた。 短くて 濃い一日の ハムスター 君の手のひら 温めている たまという 名前呼ばれて うれしくて ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.30 Fri 16:23
JUGEMテーマ:短歌 ムーミン ムーミンという小さな存在を手がかりに、今日の五首は、癒しの時間から眠れぬ夜、絵本の森の静けさ、ふわふわの友との寄り添い、そして遠いお祭りの記憶へと、ゆっくりと世界を広げていった。 依頼文の温度を受け取りながら、自分の記憶の層がふっと開く瞬間があり、ムーミンはいつのまにか、あなた自身の風景を照らす灯りになっていた。 そんな一日の軌跡を、五つの短歌に刻む。 空の雲 夕焼け優し すぎたから 赤いムーミン ふわりほほえむ 十回も 繰り返したら 眠く...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.29 Thu 16:44
JUGEMテーマ:短歌 見えない父を 日々の暮らしのなかで、ふとした瞬間に立ち上がる父の気配がある。写真のまなざし、風の記憶、昼の月、手紙の声、空いた座布団――どれも触れられないのに、確かにそこにあるものばかりだ。見えない父を、五つの景色を通してそっと確かめた一日。 父さんの 写真は遠く 見つめおり 流れ尽きせぬ ふる里の川 初めての 自転車こぎの 風中へ 押し出す父は 離れて行けり 見ているか 見られているか わからない 父のようなる 真昼の月よ 父逝きて 過ぎる歳月 読みかえす...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.28 Wed 09:03
JUGEMテーマ:短歌 ふっと灯るもの どん底にいるとき、人は光の在りかを見失ってしまう。 空を見上げても、朝を迎えても、深海のような暗さが胸に沈むことがある。 それでも世界は、ふとした瞬間に小さな光を差し出してくれる。 雲の橋を渡るジェット機、朝の陽に照らされる見落としていたもの、深海で自らを照らす生き物、踏まれても咲く花、 遅咲きでも春を忘れない白い朴の花、そして涙の夜にだけ赤く明るい星。 冬空は ミルク色した 雲の橋 今ジェット機が 斜めに登る 今までは ...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.27 Tue 08:48
JUGEMテーマ:短歌 北の残像 変わりゆく日々の中で、ふと立ち止まると、いつもどこかに“北”がありました。 子どもの私を照らした雪の光も、旅の途中で羽を休めた鶴の気配も、動かずに見守る北極星のまなざしも、 迷いの日にそっと響く天の声も、父の歌声に宿った懐かしい季節も—— すべてがひとつの方角へと静かに結ばれていく。 これは、名前という小さな灯をめぐる、私だけの帰り道の記録です。 子どもの 私に降る雪は ちらちらも える火のような ほほ笑みの道 しばら...
感謝「ありがとう」 | 2026.01.26 Mon 16:35
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