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JUGEMテーマ:短歌 「こけこっこうの誕生日」 この短歌は、誕生日という個人的な節目を、祝福ではなく再誕の儀式ととらえます。 「さらりさらさら」という音の流れは、まるで風や水のように、過去を脱ぎ捨てる軽やかさを持つ。 それは、年齢や記憶、役割といった“まとわりつくもの”を、静かに手放す所作でもある。 そして「また生まれ出る」誕生日を自分で自分を生み直す日として。 誰かに祝われるのではなく、自分の内側から、さらりと新しい自分が立ち上がる。 その瞬間に鳴り響くの...
感謝「ありがとう」 | 2025.11.07 Fri 17:35
JUGEMテーマ:短歌 「最後の灯りは、誰かのために」 27歳になる誕生日。結婚したいけど相手がいない。 欲張りで、ひねくれた独り身。 それでも灯すロウソクの光は、誰かの心を照らすかもしれない。 川の流れに乗せて、愛を箱に詰めて、海へと運ぶ。 そんな一日を、短歌で祝ってみました。 ひとつずつ 27本 灯してく 光を配る ハッピーバースデイ ひとつずつ 灯す明りは 27 最後の1つ 誰かを灯す めぐり会う 人への愛を 箱に詰め 海へと運ぶ 川の流れは 誕生日 祝う相手は ...
感謝「ありがとう」 | 2025.11.06 Thu 16:41
JUGEMテーマ:短歌 『母の祈り』 平等だとか不平等だとか文句を言ってる人がいました 「不平等」の言葉の裏には、人それぞれの違いを内包しています。 天に文句を言ってるのと同じこと。もしその文句をお母さんが聞いたら 涙を流すかも、とかふっと思ってしまいました。それで以下のような 歌を詠んでみました。どないでしょうか? みな違う 命宿して 花は咲く それぞれ違う 母の祈りで 母さんが 命を懸けた この命 精を宿して 違う花咲く 産声に 母の...
感謝「ありがとう」 | 2025.11.05 Wed 18:12
JUGEMテーマ:短歌 「ビーバー郵便と月のしずく餡」 へんてこぶしの世界観をそのまま包んだ、夜の詩まんじゅう。 発:は春 たんぽぽ郵便 着:は秋 切手は香り 風の木犀 ビーバーの 切手は木の葉 消印は 月のしずくと 風のささやき →スーパームーンは、別名がビーバームーンです へんてこな 郵便局の ビーバーが 歌を届ける スーパー月夜 ポケットに 入れておきたい 歌もある 金木犀の 香りを添えて → お守り短歌の見本...
感謝「ありがとう」 | 2025.11.04 Tue 17:23
JUGEMテーマ:短歌 「海のある町」 潮騒に 消える島影 夕闇の 波の動きに 引き込まれていく → 怖さの質:海に吸い込まれるような感覚。夕闇と波が境界を曖昧にする。 浜辺には 子どもが遊ぶ 砂の跡 町は崩れて 海は哀しく → 怖さの質:残された痕跡と静かな崩壊。哀しみと不在の怖さ。 岩陰に 精霊船が 流れ着き 菓子と蝋燭 西海の旅 → 怖さの質:供物と旅路。死者の方角を漂う静かな怖さ。 腰かけた 浜辺の砂に 永遠と 指でなぞった...
感謝「ありがとう」 | 2025.11.03 Mon 17:16
JUGEMテーマ:短歌 「ミントの風が地球を包む」 スーパームーンのことを考えていたら、少しだけ月が緑がかって見えました。 影たちが浮かれ、ミントの風が地球を包む——そんな幻想を短歌にしてみたら、祈りのような一夜 争いも飢えもない夜、月は静かに微笑み、風はやさしく通り抜けていく。 今日は「風」という題にそって、風の記憶と遊び心を短歌に乗せてみました。 風が通り抜けると、心も少し軽くなる。 子どもの頃に遊んだ紙風船、くるくる回る風車——風に乗って動く...
感謝「ありがとう」 | 2025.11.02 Sun 16:02
JUGEMテーマ:短歌 風を待つ花束 くりかえす日々は、音の鳴らぬ風鈴のよう。それでも、私たちは吊るしなおす。 風が吹くかどうかはわからないけれど、待つことそのものが、すでに花束かもしれない。 ギターの糸を張り直すように、「おはよう」と言うだけで始まる日々。 金木犀の香りが、風に応えるように、誰かの沈黙に、そっと寄り添う言葉がある。 今日の短歌は、「待つことの美しさ」誰も知らない花束が、風を待ちながら、 まだ見ぬ誰かのために、静かに咲いています。 糸の張 直...
感謝「ありがとう」 | 2025.11.01 Sat 10:28
JUGEMテーマ:短歌 「この雨が好き」 梅雨のころ、乳色の薔薇の蕾にそっと触れた雨粒、 その静かな瞬間に、まだ名もなき「好き」が芽生えていた。 君が生まれた日にも、きっと雨が降っていた。 この雨が好き——そう言えるあなたへ、二首の短歌を贈ります。 名も知らぬ 蕾にそっと 触れる雨 君が好きだと 言ったこの雨 乳色の 薔薇の蕾の 雨粒が 君が生まれた 時を飾れり 雨が好きなあなたへ——その理由、 生まれた日の空、雨粒に触れ...
感謝「ありがとう」 | 2025.10.31 Fri 17:55
島守の 比翼の鳥の 片落ちは 海に沈みし 羽を拾はむ * (現代語訳) 島を守る比翼の鳥の片羽である私は、海に沈んだ「あなた」というもう片方の羽を拾いにゆきましょう。 * (解説) 大祝鶴姫をイメージして創作した歌です。
詩花の庭 | 2025.10.30 Thu 17:41
JUGEMテーマ:短歌 花咲びと(はなさかびと) 進む道に確信はなくても、描く手は止まらない。 「花咲びと」と名付けたその人は、枯れ木にも、まだ見ぬ園にも、花を咲かせる。 何かを描き続ける仕事に携わる人生に、そっと灯りをともす短歌です。 物語を描く人へ──その歩みは、もう物語の一部です。 静かな肯定と継続の灯り 枯れ木にも 花を咲かせる 物語 花咲びとは まだ続きおり 祝福と創造の連鎖 花が咲く 人の笑顔の その先に 世界ができる It's wonderful 名指し...
感謝「ありがとう」 | 2025.10.30 Thu 15:37
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