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第360回坐忘会 令和3年水無月句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和3年6月6日(日)  場 所:本部道場 南寮  参加者:10名  投句者:7名  句 数:119句    前回に続いて幽谷先生の出席も叶い、また千鈞庵霞山老師からの投句あり、近年最高の句数が集まって活気ある会になりました。  今回の最高得点者はまた常連の“のりこさん”でした。    今回の兼題は「閑古鳥」「香水」「恋」でした。   ------各自の高得点句を紹介します。--------                 ...

座禅修行だより | 2021.06.12 Sat 07:31

江口克彦『句集 京師』(朝日新聞社)より

    2000年。第1句集。 満開の明日散るといふ桜かな み仏に囲まれ長閑骨董屋 石投げて薄氷を割る寂しいよ 政治家の言葉奇麗よしやぼん玉 梅雨あるもなくも不平の凡夫かな テディベア持たされて泣く七五三 初みくじ顔で表す吉か凶   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.06.09 Wed 20:58

和田ナラエ『句集 良夜』(青磁社)より

    2004年。 「撫子」同人。第1句集。 子より受く汗の重さのユニフォーム 短日や忘れし文字はかな書に 着ぶくれて笑まへる母が夢枕 花柊終生母は粧はず とむらひの後木蓮の風ばかり 山桜朝日夕日のさすところ 白南風や拭いて位牌のうらおもて 平城山を布引くごとく鳥渡る 枇杷の花又ひとり村はなれゆく 忘年の雨本降りとなりにけり 鑑真廟まで藪椿玉つばき 豌豆の花おのづから寺の径 突く杖のいつより破調鳥雲に 鴇色の日の沈みゆく虚子忌かな 身ほとりにしづ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.06.05 Sat 23:25

坪内稔典『句集 ヤツとオレ』(角川書店)より

    2015年。 「船団の会」会員。第12句集。 バラの名はマチルダ君は山田さん 冬の木の何本目かはトルコ人 観音の臍出しルック春の雪 だれそれに浮沈があって夏のカバ カバのデカ死んで日本の油照り 秋の今日トロンボーンのボーである カバの目の漆黒が澄む水が澄む 軍艦とおでんとにある喫水線 大野さんになりたい日だな風光る すぐ消える林檎の蜜も決心も 十月の百済観音すっと立つ ハッサクに親指を立て父である なんきんとかぼちゃどっちが好きですか 林檎も...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.05.31 Mon 12:11

杉浦圭佑『句集 異地』(現代俳句協会)より

    令和3。 「草樹」会員。第1句集。 女より舌を引きだす朧月 滝を見し者より順に声あぐる 読むうちに字の崩れゆく夏見舞 テーブルがただ大きくて夜の長し 歩くうち日の当り出す一葉忌 右向いて左を探すかたつむり のどおくに五臓ひろがる天の川 猪の腹裂く青空を一度見て 男根を携えてゆく火の祭 どの顔も見せぬまま雛流れおり 用終えて明日が祭の町を去る 濁りても透き通りても夏の川 壁という壁は本棚雪催 直角に暑し烏丸丸太町 若冲の大丸に寄る西日かな ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.05.26 Wed 23:15

近藤陽子句集『なづな粥』(文學の森)より

    令和2。 「未来図」同人。第2句集。 水涼ししばらく知者の貌でゐる 夏逝くやマルクス全集売り払ひ 大寒の闇が鼎のごとく座す ためらはず恋猫となる夕月夜 麦秋やかすかに妬む人の才 くちなしや曲つてみたき曲り角 梅雨の音聴きすぎし身の闇深し 時折は運命論者毛虫焼く 水羊羹ばかり馳走になる日かな ギター抱き少女驟雨の中走る 合宿のざつと重ねし夏布団 酔芙蓉書に倦みてより午後長し 肩越しに寝待月見て別れけり たましひのあはあはとゆく薄原 秋風や...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.05.24 Mon 22:12

山口昭男『句集 木簡』(青磁社)より

    2018年。 「秋草」主宰。第3句集。 金鍔の四つ角かたき薄暑かな 汗の人隣の汗を見てをりぬ 秋すだれ巻き直したる太さかな 独白のやうに蓮の破れをり なにもかも古き簾の内のこと 待つてゐる女が芒持つてゐる さからはぬ子規の妹烏瓜 立春の大きな欠伸ほどうれし さみだれをゆつくりぬけてゆくからだ まるめてはすこしふくらむ紺水着 ふりむいて蟷螂の貌かたむいて 月を待つみんな同じ顔をして 涸るる水少し乱れてより流る 氷柱より光のぬけていくところ 盆...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.05.16 Sun 22:32

金子敦『句集 シーグラス』(ふらんす堂)より

    2021年。 「出航」会員。第6句集。 サ行まだ曖昧な子の御慶かな 正の字の正しく燃えて吉書揚 抱き上げて子猫こんなに軽いとは 不等辺三角形の花筏 飛び入りのブレイクダンス花吹雪 蟻の列マーブルチョコの赤運ぶ 聖火のごとソフトクリーム掲げ来る ゆく夏の光閉ぢ込めシーグラス 木枯や薬袋の五角形 寒雷やスティック糊の屹立す 蜜柑描きクレヨンの先丸くなる 鯛焼の尾に箒目のやうな筋 冴ゆる夜や三角錐の予約札 白猫のまばたきのごと梅ひらく 滑り台経由...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.05.13 Thu 21:44

九鬼あきゑ『句集 海へ』(角川書店)より

    2019年。 「椎」主宰。第4句集。 触れてみて落蝉に怒られてゐる 花の下空の深さに打たれけり 蝉時雨五體共鳴して止まず 鶏頭は鶏頭のまま立つてゐる 流鏑馬の少年に天高かりき 鴨は鴨鷗は鷗暮れてゆく 平らなる海従へて飾舟 百歳の景色とはこの春の海 つばめつばめ空に漣あるごとし 御嶽も牛も貫禄見せて夏 にこにこと虎魚の鰭の話かな 長加みな空也のごとき口を開け 太刀魚の銀を飛ばして糶られけり 目高にも御慶を申しゐたりけり 雨二日二日...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.05.11 Tue 22:20

『加藤耕仔(花神現代俳句22)』(花神社)より

    1998年。 「耕」主宰。 硝子戸の中の平穏黄落期 ゴーギャンの女等が声鮑舟 川鵜翔つ民話の渕の蒼きこと 身の中を潮が引きゆく秋の暮 轆轤挽く木地師の眉間鵙猛る 寄する波足裏に親し磯遊び いつしかに母の齢や水中花 ラケットを二つ重ねてうまごやし 天地のはざまに瀧をかけ給ふ 膝ついて泉にゆらぐ影と居る 方尺の正座くづさず牡蠣割女 一条の光の天降る野水仙 やはらかき雪にこもりし杉のむら 春雪をふふめば五体けぶるかな 朴散つて天の高さのもどりけり ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.04.25 Sun 22:59

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