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?崎武義『句集 榛』(本阿弥書店)より

    1994年。 「狩」同人。第3句集。 雨を呼び雨に呼ばれて枝蛙 籐寝椅子きしませわれをとりもどす 釜の底鳴らす越前蟹の爪 寄鍋の火を消してより座の乱れ 網棚に一物もなし初電車 老鶯の声を重ねて二尊院 いなづまやおくれてうごく馬の耳 天高うして流木の頭をもたぐ 木の葉髪ひとすぢ徹夜稿の上 木枯や驢馬は大きな耳を伏せ 春雷やみじろげば鳴る鍵の束 榾に火の着くまで髭の顔上げず 雪捨てて雪国の川溢れさす 下萌えに積まれて袋売りの土 指笛を吹く野火く...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.04.10 Sun 13:50

福永法弘『句集 福』(角川学芸出版)より

    2014年。 「天為」同人、「石堂庵」庵主。第3句集。 風葬の島の南風に吹かれけり 過日とは過てる日か古暦 朝市のまづは雪掻く竹箒 涅槃図の象に隠れて何かゐる 無惨やな醤油の沁みる白魚の目 夏空を漕ぐかに母のミシン踏 ゆく川の二つ交はりながら澄む 草餅や初耳なれど既知のふり アナキズムの黒もて鎧ふ油虫 縄跳びをいつまで母の帰るまで よどみなく言つて七草粥を吹く 笹鳴や女を知らぬ童子仏 植樹祭陛下に息を合はせ植う 緬羊の顔黒(がんぐろ)光る夏の...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.04.04 Mon 23:36

前田攝子『句集 坂』(朝日新聞社)より

    2001年。 「氷室」同人。第1句集。 星冱てて望遠鏡を離れぬ子 須弥壇へ底冷の階上りけり 囀の中の一羽に籠の鳥 すこやかな飛天の蹠夏兆す 夕焼けて試合に負けし子の帰る 合掌の仏に首(かうべ)なき炎暑 傷深き葉より風来る破芭蕉 盛砂の影尖りたる冬日向 初湯して自愛の心きざしけり 寒林やわが足音に振り向きぬ ゆく春や吾いつよりか雨女 たてがみに風あそばせて日の永き 教へ子が集金に来て年暮るる 風光る子はフラミンゴ色の爪 うらうらとけふ夢殿の扉...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.04.01 Fri 23:18

井上弘美『句集 あをぞら』(富士見書房)より

    平成14年。 「泉」同人、「聲」会員代表。第2句集。 病み抜いて母は蛍となりにけり 刃物売り秋風切つて見せにけり 校長のしばらく子供神輿押す 菊人形背筋に水を差されけり 即身仏かさりと雪の崩れけり 礼をして耳うつくしき卒業子 夏料理ましろき紙のかぶせある 波ひとつづつ踏み歩く盆休み 火祭りの炎粘つて来たりけり 踏青の影のいくつも生まれけり 秋の滝音から落ちて来たりけり サングラス波ゆつくりと崩れ出す 羽衣を忘れてきたる昼寝覚 濁流を一本と...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.03.31 Thu 23:45

第368回坐忘会 令和4年弥生句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和4年3月27日(日)  場 所:本部道場 南寮  参加者:8名  投句者:9名    主宰幽谷先生の体調不良による欠席もあり、出席者より投句者のほうが多く、すこし寂しい会になりましたが、句数は多く119 句でした。    最高得点者は“蕉山さん”    今回の兼題は「春雨」「古雛」「芽柳」    ------各自の高得点句を紹介します。--------                         ※春雨といふほどもなく ...

座禅修行だより | 2022.03.29 Tue 16:59

安立公彦『句集 早春』(本阿弥書店)より

    2017年。 「春燈」主宰。第1句集。 ゆく春の何に涙や子の寝顔 蝸牛や勤めある身は影を曳き 竹春の雲は高きをわたりけり 山笑ふことに雑木の明るさに 海やまに海やまのこゑ終戦忌 八月や覚めて畳のひややかに 触れあふは囁くに似て冬木の芽 泰山木男の白さもて咲けり ひとすぢの月光となり滝落つる 牛の眼も雲も八月力充ち 初日記日のあるうちに記しけり 幼児の文字こそよけれ寒見舞 姉弟の指のよく似てさくら餅 斯かる夜は母在るごとし遠蛙 狐憑いて月に舞...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.03.24 Thu 22:27

加藤国子『句集 能面』(角川書店)より

    2015年。 「蒼穹」同人。第1句集。 コスモスの丈を違へて瓶にさす 山眠ることの遅さよ午の年 能面の奥より響く梅雨の声 天の川手枕をして読む源氏 薄墨に溶けたるごとき初夢や 初夢の駿馬は先を駆け抜けぬ 鉛筆を回す思考や日脚伸ぶ 海苔好きの母は動けぬ人となる 長閑さの隙間を抜けし野球音 沢山葵大葉の蔭に眠りけり 罫線を真直ぐ引けば風薫る 遠雷やペンの重さの返事書く 公園は無人となりて小鳥来る   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.03.10 Thu 23:46

第367回坐忘会 令和4年如月句会

JUGEMテーマ:俳句    開催日:令和4年2月27日(日)  場 所:本部道場 南寮  参加者:10 名  投句者:5 名    梅の開花も告げられ、風にもやっと春の兆しが感じられる一日でした。    最高得点者は ”のりこさん”    今回の兼題は「春浅し」「梅見」「白魚」    ------各自の高得点句を紹介します。--------                 白魚の旬と貼紙天麩羅屋     幽谷先生  車窓より流れる雲や春浅し    霞山老師...

座禅修行だより | 2022.03.09 Wed 14:43

安達しげを『句集 からす唖々』(私家本)より

    平成13。第5句集。 読初めやコミンテルンの崩壊史 落椿大地の鼓動聴くかたち 客容れてから風鈴の舌はしゃぐ 手を離れ手へ戻る子や青き踏む 扇風機生くるに飽きし如き音 眦に光るもの溜め角切らる 交響曲終り師走のシャンデリア 峯雲の下剋上むくむくとかな 寒鴉なゐ跡に唖々人へ唖々 古稀傘寿頷き合ひて心太 三尺寝臍のゆがみを覗かせて 月へ来て妻透明となりにけり 落とし水土を噛み土水を噛み 吸ひながら煙草やめると四月馬鹿 マネキンにまばたきなかり...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.03.02 Wed 12:30

音羽和俊『句集 春の雪』(草樹俳句会)より

    平成25。 「草苑」同人→「草樹」会員。第1句集。 マフラーの結び目太く少年来 ふらここの蹴上げる空の軽さかな 初恋も失恋も海ソーダ水 葉桜となって漢の空となる シャガールの羊と冬の午後に居る あきらかに梟こちら見て居りぬ 石鹸玉吹く口をして子の眠る 入学の子の振り返る目と合いぬ 真砂女忌となる日の膳のほたるいか 品書きの墨匂い立つ良夜かな 時の日のひとそれぞれの影の丈 日の中で少し膨らみ寒雀 吹雪の夜軍医の顔に戻る叔父 新巻の目にう...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2022.02.22 Tue 00:31

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