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野田別天楼『句集 雁来紅(大阪の俳句ー明治編8)』(ふらんす堂)より

    2018・昭和10年。 「雁来紅」主宰。 神代よりつづきて永き日なりけり ぐじやぐじやと家がつまりて朧なる 畑を打つ土くれ足になだれよる 雀子のふみつゝつ草におどろける 三山の神話をおもふ明易き 鳥たちしあとに寒さと草とある 埋火や昼のはなしの残りある 轍ふかく没し生きゐる冬の草 元日や廓然として海と山   JUGEMテーマ:俳句

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.18 Fri 23:58

宮崎浩枝『句集 山茶花』(玉梓発行所)より

    令和2。 「玉梓」同人。第1句集。 恵方へと一番好きな道を行く 盆梅の美しき角度に椅子一つ 運針のヘの字ハの字や子どもの日 部屋隅に残るビー玉夏果てぬ 初便り漢字を確と百二歳 茶柱の二本やバレンタインの日 出番来る夫の残せし夏帽子 大男自転車いぢめ夏をこぐ 追憶は遊びの一つ日向ぼこ ランドセル行つたり来たり霜を踏む グローブを抱いて寝る子の初夢は 遺影にもバレンタインの日のチョコを 点滴のゆつくり入りゆく日永 何かも明日にまはさうこの暑さ ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.14 Mon 22:47

藤本安騎生『句集 平野』(角川書店)より

    2013年。 「運河」同人。「晨」同人。 第5句集。 一滴の水なき崖の氷柱かな ずぶ濡れの海女が糶場へ貝運ぶ 駐車料徴収に来るさくら守 白地着て五欲にとほき皃をせり ゐるゐると岩魚の淵を見て飽かず 茅の輪ぬけ大和国原見霽かす 昼寝などしてをれざるよ暮石の忌 山の日のやはらかく射す寺障子 煤逃げも叶はぬ独り暮しかな 啓蟄を待つ虫のみにあらざるよ 和泉屋の跡形もなき朧かな 錫杖の減りすさまじき峯行者 ひもじさのここち良かりし終戦日 乗込のありし...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.13 Sun 21:45

第355回坐忘会 令和2年師走句会

JUGEMテーマ:俳句   第355回 坐 忘 会    開催日:令和2年12月6日(日)  場 所:本部道場本堂  参加者:11名  投句者:5名  句 数:105句    晴天で紅葉の特別見事な山内で、今回も活発な発言もあって活気ある句会でした。  見学者が一人、石原さんという女性が参加されました。    前日は中央支部の年間行事の一つ「紅葉狩り」があり、俳句の募集をおこないました。会員外の方を含め29名より56句の投句がありました。  本日の参加者...

座禅修行だより | 2020.12.11 Fri 10:51

戸田和子『句集 もっと遠くへ』(朝日新聞社)より

    2000年。 「鴫」会員。第1句集。 傾けて桃吸ふ顔を見られをり 売り切れの札に鶯餅の札 春風や乳歯握らせ児を帰す 月の駅恋の電話に隣り合ふ 菊人形まなざし同じ姫と武者 にこにこと誤解してをりチューリップ 逆髪をたてて滝より戻りけり 一斉に牛がふりむく白日傘 うらはらのこと男言ひ萩括る きつかけのなき噴水の中休み かき氷とめどなく虚をつみ上げし なんきんにつまづき昨日冬至なり 夏牡蠣の殻の暗さを打ち重ね 蹴りもして机を畳む夏期講座 団体のセ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.09 Wed 21:15

金山桜子『句集 水辺のスケッチ』(ふらんす堂)より

    2018年。 「運河」会員。第1句集。 欄干に木肌のぬくみ猫柳 田へ下る轍はこべら埋めつくす 無線機の感度良好蘆若葉 行々子あぶくはじけるやうに鳴く 緑蔭の石の円卓囲みけり 水辺から水辺へ順路未草 うきくさの底より尾鰭しなやかに 湖に雲の増えゆく翁の忌 八荒を路面電車の傾ぎつつ はらわたを透かして泳ぐ春の魚 雨雲の切れたるところ揚雲雀 山一つ抜けたるひかり山桜 読みかけの神話に栞麦の秋 水底に触るるあごひげ大鯰 縄文のころよりの滝北斗星 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.05 Sat 23:00

豊田都峰『遺句集 林の唄』(東京四季出版)より

    平成28年。 「京鹿子」主宰。第10句集? いくすぢも水を流して夏の苑 筆記具は濃い目好みや水澄める 海鳴りのたたみかけくる冬構 海に向く黒板塀も冬構 河豚食べて川すぢの灯にもどりけり 薄氷をすべるは昨夜のなごり風 忘れ角見しより山に晴れつづく 天牛のひげのそよりと森の午後 石仏のひだ朝涼のひとながれ 花蓼や片手をがみに辻地蔵 雪やんで星は神話を組みはじむ 白日を絡めとりたる枯欅 水替へて金魚を空にもどしけり 炎負ふ仏の視野は大みどり ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.12.02 Wed 23:49

浅井民子『句集 四重奏』(本阿弥書店)より

    2017年。 「帆」主宰。第2句集。 黒々と島立ち上がる初日の出 立春の岬が分かつ海の色 踏青やパレットに溶く風の色 踏切の向かうは海よ鰆東風 七変化三のあたりの縹色 海を見に行く白シャツの帆となつて 糠床の機嫌よろしき芒種かな 麻服の皺美しき水平線 夜の長しイサムノグチの紙ランプ 標高や触るるばかりに天の川 なびくもの伏すもの風の大花野 みやしろの美しき落葉は踏むまじく 年惜しむオペラグラスに指揮者の手 先生のあだ名五月の黒板に 白むくげ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.11.25 Wed 21:10

豊田貴子『句集 紫野』(文學の森)より

    平成25。 「鳰の子」同人。第1句集。 名月の昇るに間ある湯あみかな 新聞の投げ込まれしを聞き朝寝 水打ちし一瞬土のほめきたる 毛糸編む母との話つきもせず 病室の暗きに光り寒卵 菫踏むミニスカートの脚すらり 風薫る白一色の喫茶店 母の歩に合はせ炎暑の道遠し 日の温み掌に直送のトマト切る 用済みの案山子束ねる夕日の田 親燕子燕長屋王旧址 近づけぬ瀑布を共に見て他人 そのビルのみ激震に耐へ寒の月 滴りの光る一瞬待ちて撮る 患者の輪白衣も混じ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.11.23 Mon 22:03

第354回坐忘会 令和2年霜月句会

JUGEMテーマ:俳句   第354回 坐 忘 会    開催日:令和2年11月15日(日)  場 所:本部道場南寮  参加者:11名  投句者:5名  句 数:106句    急な寒さ到来で、コロナもまた勢いを増してきましたが、多くの参加者があり、賑やかで楽しい会でした。    会員で病気療養中であった岡本崇さんが逝去されました。心からご冥福をお祈りします。    今回の最高得点者は光舟さん。14点の獲得でした。    今回の兼題は「十三夜」...

座禅修行だより | 2020.11.22 Sun 08:10

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