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丸谷才一『七十句』(立風書房)より

      1995年。 作家である著者が70歳を記念しての70句。 挿絵は和田誠氏。 永き日や車内のひげの品さだめ 見送りて目薬をさす帰雁かな 闇に置けば呪文つぶやく蜆かな 困つてはじつと手を見る啄木忌 兄いもと違ふ解き方笹団子 晝飯に鮎三匹の長者ぶり ところてんあの国宝の瀧おもふ ずんずんと鼻毛の伸びる梅雨かな ばさばさと股間につかふ扇かな のろのろのゴキブリ仆す夜長かな 夕もみぢからはじまりし宴かな 十月は袂であふぐ銀座かな 半ぜんは茶...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.03.31 Wed 11:40

第357回坐忘会 令和3年弥生句会

JUGEMテーマ:俳句 第357 坐 忘 会    開催日:令和3年3月14日(日)  場 所:本部道場 本堂  参加者:10名  投句者:6名  句 数:112句    東京支部摂心会で欠席となった玄妙さんに代わり、久々、光舟さんの出席がありました。  前回入会の鈴木和子さんが俳号「わら」を名乗られました。  今回の最高得点者は同点で(わらさん)と(眞澄さん)でしたが、参加者が今日の最高点句として選んだ句の数が多かった眞澄さんが賞品を持ち帰られました。    今...

座禅修行だより | 2021.03.31 Wed 11:30

薗田みちる『句集 東山』(俳句アトラス)より

    令和1。 「雪解」同人。第1句集。 京盆地しまく黄砂に沈みけり 天に咲く泰山木の錆やすき 水馬影の大きく流さるる 比叡より秋の京射る日矢のあり 時代祭武将落馬にどよめきぬ 手を引かれ見掛けぬ顔も地蔵盆 枯れ枯れて哲学の道モノクロに 白鷺の飛びゆく先に初比叡 春風に両手泳がせ一輪車 若竹に青き雨降る詩仙堂 蜘蛛の囲の風をたをたを行かしめる 競落す度の鐘の音涼しかり 寒晴や縞馬縞を際立たす 梅東風や大路に開く御所の門 梅ほつほつ人ぽつぽつと...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.03.29 Mon 21:52

田中君子『句集 大津絵の鬼』(ふらんす堂)より

    2005年。 「泉」同人。第1句集。 茶が咲いて日向の猫のうすまぶた 病める子の部屋に放ちし螢かな 寒の雷壁の写楽の大目玉 嫁の手を借りて鏡を開きけり 魞舟をながめて坐る遅ざくら 炎吹くこともして見せ夏芝居 霞草夫を泣かせてしまひけり 生身魂また叱られてをられしよ 流氷の骨身をけづる音ならむ 行水や嬰のふんぐり浮かばせて 生身魂銭をかぞへてをられけり 生身魂乳房が憂しと申さるる 破魔矢受く人雑兵のごと群るる 啓蟄のマンホールより人の声 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.03.24 Wed 20:58

瀬戸内寂聴『句集 ひとり』(深夜叢書社)

    2018年。 第一句集。第6回星野立子賞。 柚子湯して逝きたるひとのみなやさし はるさめかなみだかあてなにじみをり 子を捨てしわれに母の日喪のごとく 身ほとりのものの芽ばかり数へをり 落籍(ひ)かされし技(こ)の噂など四日かな 寂庵に誰のひとすぢ木の葉髪 仮の世の修羅書きすすむ霜夜かな おもひ出せぬ夢もどかしく蕗の薹 半世紀戦後の春のみな虚し 戦火やみ雛の顔の白さかな 老いし身も白くほのかに柚子湯かな     JUGEMテーマ:俳句 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.03.12 Fri 21:36

第356回坐忘会 令和3年如月句会

JUGEMテーマ:俳句   第356回 坐 忘 会    開催日:令和3年2月14日(日)  場 所:本部道場 本堂  参加者:10名  投句者:5名  句 数:105句    1月の会がコロナで中止となったので、今回が今年最初の会となり新入会員の鈴木和子さんを迎えて、華やいだ楽しい会となりました。  今回の最高得点者は幽水さんだったが、投句だけで不参加だった ので、賞品を持ち帰りは参加者中トップの蕉山さんとなりました。  今回の兼題は「冬霞」「北風」「煮凝」でした...

座禅修行だより | 2021.02.24 Wed 15:09

藤井明子『句集 雪見障子』(安楽城出版)より

    2005年。 「馬酔木」同人。第1句集。 誕生日すきな器に苺盛り 鱧寿司や京に育ちて京知らず かりがねや人は禍福を振り分けに 日のめぐみ風の愁ひに秋深む 百勝の騎手さはやかに手を振りて 厄落し右より付けるイヤリング 月鉾の月を濡らして通り雨 クレヨンの赤よく禿びて聖夜来る 鍵穴をさぐる鈴音月冴ゆる 不器用にたたむ雨傘かの子の忌 火蛾舞ふや駅のベンチに忘れ傘 母逝きし日は白紙なり日記果つ あや取りの綾の小川の底すくふ 鵜篝の風に華やぐ水の闇 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.02.16 Tue 11:53

岡田陽子『句集 子ら』(私家版)

    2003年。 「七曜」同人。第1句集。 独楽まはす兄に向ひて這ひ出せり 這ひ這ひの嬰に団栗をころがせり 玩具箱にどんぐりも入れおやすみなさい 風光る陶芸の森陶の椅子 子を逃げて蝸牛葉裏にひそみをり 手の中に螢捕らへて動けぬ子 ピーマンの筋肉質を焼いてゐる 獅子舞の子らに囲まれどの子嚙も 地獄めぐり絵日記にして夏の旅 藪椿切られし幹に初日さす 若葉風あおむけにありランドセル 帰国して全身で受く花吹雪 肘つきて水仙の香と向き合へり 若葉風ピ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.02.12 Fri 22:24

大牧広『句集 冬の駅』(本阿弥書店)より

    2009年。 「港」主宰。第6句集。 としよりをまだやつてゐる人に雪 裸木の裸の終り近づきし さうめんをすする遠くに空母置き エレベーターに人が棒立ち冬の底 さくら暮れ溝口健二的世界 祭笛巧みすぎたる憾みあり 盆三日中有信じてゐればよき 百叩きほどの残暑を賜はりし 反骨が偏屈となる虫の夜 生身魂ときどき明治の矜持見す 覚えてはをらぬか戦闘帽の案山子 大根の切らるる前に撫でられし 辛抱も成分として皹ぐすり 落ちてゐし受験絵馬なり掛けてやる 日...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.02.05 Fri 23:01

内山花葉『句集 沸点』(ふらんす堂)より

    2018年。 「沖」同人。第1句集。 木々わつと叫びて芽吹く爆心地 桜九十五度目の母と小さき旅 鬼灯やいま逢はねばと汽車に乗る 行く雲のはやさに稲を刈り進む 霧籠めて滝のとどろき失せにけり 新雪の一歩一歩に浮力生る 濁流のゑぐる力よ雪解光 初蝶に山野浮き立つひかりかな 春灯さらりと重きことを言ふ 花冷の息整ふる一の弓 大地いま飛花受け止むる掌 蝿たたき摑む速報震度六 下敷のうらの九九表小鳥来る 電子辞書See・Youと消え冴返る 跳べさうな...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2021.01.29 Fri 23:35

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