[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 俳句のブログ記事をまとめ読み! 全1,945件の37ページ目 | JUGEMブログ

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俳句
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風鈴に身に沁む一人住まいかな 慈光|四季折々(6)

JUGEMテーマ:俳句    風鈴に身に沁む一人住まいかな 中村慈光 軒端につった風鈴が音を奏でると、 「いい風が来たな」と、暑さが和らぐように感じるものだ。 ところが、作者は、一人住まいのわびしさを感じたというのである。 他の句から、夫が病気入院ということが判るが、 おそらく、この風鈴は、夫が夏の夜店などで買ってきて、 今までは一緒にその音を楽しみ、談笑したのであろう。 夫の不在のため、なお一層のこと、風鈴の音が身に沁みるのだ。 (「俳林」14号より) 飯田幽水(中央...

坐忘会だより | 2020.03.11 Wed 09:43

早乙女も機械操る田植えかな 竜穏|四季折々(5)

JUGEMテーマ:俳句    早乙女も機械操る田植えかな 大谷竜穏 田植えは、かつては梅雨時に一家総出で、水を張った田んぼ横一列に モンペ姿で腰を屈めて苗を植え付ける重労働だった。 しかし、今の農村は違う。 早乙女といっても若い女性が、工場の作業服のような姿で、 区画された田圃でトラクターを運転し、 連結した自動の田植え機を操作する。 田植えをする早乙女だが、まるで機械の操作係だ。 語感と、現代の田園風景のずれをとらえた句。 (「俳林」14号より) 飯田幽水(...

坐忘会だより | 2020.03.11 Wed 09:40

乙女らの合唱もれ来青葉陰 道妙|四季折々(4)

JUGEMテーマ:俳句    乙女らの合唱もれ来青葉陰  栗原道妙   青葉の季節、学校の音楽室から木漏れ日のように漏れ聞こえる 乙女たちの清らかな合唱が伝わってくるようだ。 合唱と言っても、声の高低を巧み織りなす二部、三部の合唱や 輪唱ではなく、晴明な斉唱である。 木陰を散歩する作者の気持ちも落ち着き、耳を澄ましている。 清々しい気持ちで帰宅したであろう。 句は、乙女の合唱の「音」に青葉の「色」を加え、 初夏の雰囲気を重層的に醸し出した。 (「俳林」14号より...

坐忘会だより | 2020.03.11 Wed 09:29

焼酎と蛇味線「島唄」宵の春 大元|四季折々(3)

JUGEMテーマ:俳句    焼酎と蛇味線「島唄」宵の春  三浦大元   奄美は本州よりも日没が遅く、宵の時間が長い。 飲むのは、沖縄の泡盛でも、鹿児島の芋焼酎でもなく、黒糖焼酎だ。 そこへ蛇味線に合わせ情感溢れる「島唄」が実演されている。 視覚のみならず、聴覚、味覚と総動員だ。 作意なく開放感があふれ、晴れやかな、奄美の夕方の情景と共に、 作者の豪放な姿が伝わってくる。 島の居酒屋ですっかり寛いだ。 (「俳林」13号より)   飯田幽水(中央支部) &n...

坐忘会だより | 2020.03.11 Wed 08:57

点滴を連れて見送る春の雨 桃雲|四季折々(2)

JUGEMテーマ:俳句    点滴を連れて見送る春の雨  木村桃雲   点滴は時間もかかり、煩わしいものだ。 そこで、車のついた点滴スタンドを押して病棟の中を歩く。 作者は、これをまるで鎖をつけた小犬を連れるかのようにして、 あちこちを歩いて気晴らししているのだ。 病室ではカーテンに遮られていた外の風景だが、 廊下から眺めると、降っていた春雨がそろそろ止む気配だ。 重くなり勝ちな入院生活を、軽いタッチで表現。 (「俳林」13号より)   飯田幽水(中央支部)...

坐忘会だより | 2020.03.11 Wed 08:41

梶原抱芽『句集 巷』(近藤書店)より

    昭和33。 「雪解」同人。「懸巣」主宰。 第2句集。 卒業のきのふの校舎よそよそし 子が泣いて蚊柱の蚊の殺到す 遠足をあすのたたみに夏みかん キャベツだき主婦らはろじの家々へ 手相見へ梅雨の傘より手を出だす としよりが坐つてをりぬ秋の風 ひたひたと運動会のはだし鳴る 立ち話ついにのみ屋へ啄木忌 草じらみまみれにもどり又喧嘩 諸方より酒いましむる賀状くる 庖丁のうもれて水菜きざまるる 即興の句を卒業の子にサイン われも食う腹にいつぱい子供の日 ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.03.10 Tue 23:00

小林榮子『句集 花すだれ』(玉梓発行所)より

    令和2。 「玉梓」同人。 九十歳励まし合へる御慶かな 柊を挿しをり母のせしやうに 悲しみは越えねばならず冴え返る 雪混じりなる洛北の春時雨 水かけてやる墓碑にゐる青蛙 切口の鏡のやうな水羊羹 鉾町の町家町家の宵明り 山の日の京穏やかに暮れゆけり 心太何でも姉の言ふ通り 万緑や雨脚強くして太し 生きてゐるかぎりの務め盆用意 今日の花たたみ終へたる木槿かな 一人立つ色なき風の菩提寺に 仏壇は閉ざさずにおく月今宵 鳥に覚め虫に暮れゆく一日かな ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.03.10 Tue 22:39

猫 俳句

ちまちま俳句は続けていたんですが、ブログは止まってました。   最近は写真にご執心。iPhoneですがね笑   猫や風景を撮って楽しんでます。 JUGEMテーマ:俳句           うちの猫です。(美人でしょ?) 被写体がいいのでへっぽこ腕でも大丈夫。 あ、スマホもいい。   一眼レフデビューしようかなあなんて考えてます。   過去に撮った囲まれた時のやつ。駅にて。 15匹くらいいた。また行きたいなあ笑   ...

音の葉の色は | 2020.02.24 Mon 13:54

『現代俳句文庫6 茨木和生句集』(ふらんす堂)より

    1992年。「運河」主宰。 屋根の雪掻きて地上に雪増やす オーバーの胸雪まみれ逢ひに行く 一湾を揉めり冬浪押し寄せて 村十戸雪被て厚くつながれり 傷舐めて母は全能桃の花 教室にプールの水の匂ひ来る 峯行者雲の峰への第一歩 夕刊のなき信州の大夕焼 戻り来て真水を浴ぶる海女のこゑ 山桜活く玄関の板屏風 拝みたる位置退きて瀧仰ぐ 肌寒や肉紅くせる肉屋の燈 脱糞の快熊食うて猪食うて 玄関の白障子まで石畳 きらきらと吉野の寒さ木に空に ミス卑弥呼準...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.02.22 Sat 23:08

桂信子『句集 草樹』(角川書店)より

    昭和61。 第7句集。 秋風を来て鼻筋の通る馬 傘立に傘がまつすぐ立つて秋 傘さしてまつすぐ通るきのこ山 山々や花咲くまでの遠景色 からうじて鶯餅のかたちせる 花のなか太き一樹は山ざくら 腕立ての遂に伏したる夏畳 昼顔にうしろを見せて男帯 秋風やももいろの牛横たはり 大寒や起きぬけに見る山と牛 雛の眸に微塵をふらす庭の樹々 鉄鉢や施米にまじるさくら蘂 何となく山の容を霧のなか 雪はらふ人影ひとり書道塾 開帳や泥のつきたるままの靴 まつさ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2020.02.12 Wed 12:14

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