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春の果秘仏の如来出でませり 一昨日、奈良の般若寺、向かいの植村牧場へ行き、最後に?珹寺へ。 奈良にはよく来るが、この寺は知らなかった。 5月だけ開かれるようになったらしく、裸の阿弥陀如来立像が見られると雑誌で見た。 袴をつけた珍しい白い阿弥陀如来像。 恵心僧都作となっていたが、鎌倉期の仏像ということで時代的に合わない。 おそらく鎌倉期に作られた平安仏の模造であったのではないかと考えられる。 ふとこのお顔、姿は当時の皇后に似せたのではないかと思った。 法華寺の十...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.05.05 Fri 10:37
考える人の背スルー若葉風 今日はどれも夏の季語。 夏日も増えてきました。 写真は京都国立博物館での考える人の像。 俯いてばかりでは若葉風を感じられないだろうと。 夏立つや二の腕太きピアニスト マルタ・アルゲリッチをイメージした句。 見た目もそうですが、マルタ=丸太だし。 楽聖の胸像弾く薄暑光 JUGEMテーマ:俳句
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.05.04 Thu 10:31
JUGEMテーマ:俳句 明後日5日は立夏。とはいえ、もう初夏の陽射しですね。 ゴールデンウイークは家でゴロゴロです〜 〇思ひ出のまあるくなつて鳥雲に 〇ゆつくりと死を待つ家へ春の鳥 〇風光るキリンの角は五本らし 〇花の旅窓にひとひら乗せて行く 〇イヤリングして母来る春の雲 〇恋猫の押しの一手に引かれけり 〇春嵐飛び出す絵本よりアリス
まどん日々是好日 | 2017.05.03 Wed 14:34
JUGEMテーマ:俳句 ▽「丹」:ボツ ▽エリカ:(金曜日)東京から参加まどんです。 ◇尖塔の眩しき島やエリカ咲く 東京・まどん 「せんとう」は尖った塔てすね。尖った塔のある眩しい島に着く。エリカがあふれるように咲いていると。これも映画のワンシーンのような、どっかの外国ですよね。行ったことないけどね。見たような気がいたしますね。 ▽「蝿生る」:未投句 ▽「凧合戦」:未投句 ※聞き書き隊の皆さま、いつもどうもありがとうございます! エリ...
まどん日々是好日 | 2017.05.03 Wed 13:04
JUGEMテーマ:俳句 現代俳句協会インターネット俳句会の4月投句分です。 *選句したのは以下の5句です〜 111 つちふるや埋もれしままのヒトの骨(藤野屋ひろさん) 春の季語「つちふる」が自分では作れずに気になっていました。「埋もれしままのヒトの骨」に想像が膨らみます。 153 日光を月光を乗せ花筏(洋平さん) 花筏の一日を追うように、「日光を月光を」が綺麗です。 728 セレナーデ牛に聞かせてゐる日永(史彗さん) 牛の乳の出をよくするために音楽...
まどん日々是好日 | 2017.05.03 Wed 12:50
原始なる春曙の静坐かな 朝の静坐。 静坐は身にゼロをもたらすもの。 何者でもない生を受けているこの身をただ感じている。 静坐をほどいて「私」となる。 ふらここや砂場ににぬつと注射針 ドイツの公園で見た光景。 ブランコと砂場、普通の穏やかな光景に、注射針がぬっと突き出ていた。 ドラッグもマリファナなどは禁止されていないためか。 穏やかな日常の目の前に危険が。 今日は憲法記念日でもある。 飛花落花それぞれを向く三姉妹 三姉妹とはいえ、個性はばらばら。 ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.05.03 Wed 11:33
第56回埼玉俳句賞 準賞受賞作品 眠るまで 金子和美 ぽつねんと月に征服されてをり 泣き黒子ちひさく印す夜長かな 満月の押し上げられて重さうな 月夜茸指先に息吹きかけて 月しづく見ぬちの海の深くまで 追伸を書けば望月なりしかな 相槌を打つそれだけの十三夜 月の雨直せぬ癖のふたつみつ 空っぽになったら眠る耕畝忌 小豆煮る天体図鑑ひらきつつ
俳句スパイス | 2017.05.01 Mon 13:25
信楽は紫香楽たりき山つつじ 信楽に行ってきました。 ミホミュージアム、行きつけのカフェ、行きつけの馬のいるお宅をめぐる。 山つつじが一番好きな花かもしれません。それも紫。 紫香楽の名前は山つつじからついたと思われる。 空を空と山を山とす春の雷 信楽にて突然の雷。 カフェで山羊のうしおをつないで草を食ませておこうと考えていたのに、それができず。 結局うしおは車にずっと乗ったまま。残念。 身ほとりの山羊ほのにほふ五月かな ヤギは草食なの...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.05.01 Mon 10:52
墨色の天に襖の登り竜 京都国立博物館で開催中の海北友松展。 寺に訪れた当時の人はさぞ驚いたことだろう。 短髪の短パン破顔新教師 教員時代を思い出して詠んだ句。 1年だけだったのでベテランにはならず。 教員の勤務時間の長さが問題になっている。 私も人一倍一人の時間が必要であったがゆえの決断。 勿忘草尾崎豊の問ひし愛 勿忘草(forget-me-not)と言えば尾崎豊。 JUGEMテーマ:俳句
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.30 Sun 10:42
八重桜心コロコロロココ調 心はコロコロ転がるから心だと。 だから心に頼ってはいけない。 八重桜を眺めていると口ずさむように生まれてきた。 コロコロ転がっている心を楽しみたいもの。 本堂の裏に満ちたる桜かな 人の見ていないところで咲いている桜は乙なもの。 野遊びや君お手製のハムサンド お弁当をもって出かけるのが楽しい季節。 JUGEMテーマ:俳句
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2017.04.29 Sat 10:21
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