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JUGEMテーマ:戯言 見知らぬ言語ではない。それは私の慣れ親しんだ言語だ。けれど今のところ対話は満足に成立していない。それは暗号化されているからだ。しかも発信者にその意図はない。だから解読キーも存在しない。もし対話を成立させたいのならば、何としてもその暗号を解かなければいけないだろう。けれどちんぷんかんだ。いや複雑に折り重なっているのかもしれない。だから私は瓦礫の山の中から、必要なインフォメーションを探し出さなければいけないのだろう。あるいはそれは発掘に近い作業かもしれない。そ...
pale asymmetry | 2025.07.08 Tue 17:34
JUGEMテーマ:戯言 取り敢えず駆けておく。そうすればまだ足りないような気分になれるから。そんな気分になりたいということは、すでに過剰なのかもしれないとも思う。でも躰が軽い。さらに加速して駆け回れるほどに軽い。過剰ならばもっと躰が重くなるはずだと自分に言い聞かす。言い聞かせている時点で何かがずれていることに気づかなければいけないのだろうけど、そういう細かなことは、取り敢えず振り切って逃げる。やっぱり軽やかに駆け続けることができて、疲れを感じることもない。そんんはずはないのだと心...
pale asymmetry | 2025.07.04 Fri 17:26
JUGEMテーマ:戯言 泥濘に足を取られて倒れた人に出会う。手を差し出そうとするとその人は首を振る。「私は倒れたくて倒れたのです。足を取られてしくじったわけではありません」と泥を噛みながら言う。どうしてそんな嘘を吐くのか私には解らない。泥濘でのたうち、上手く立ち上がることができずに藻掻いている。それでも「これは楽しんでいるのです」と叫ぶ。その叫びが私を拒否していたから、私はその場を去るしかない。少し進んで振り返る。その人の姿が泥濘に沈んでいく。やわらかな溺死に包まれているのかもし...
pale asymmetry | 2025.07.03 Thu 17:16
JUGEMテーマ:戯言 未夢という言葉はない。未はいまだ起こっていない事象を表す響き。夢は眠ってみる脳内情報のカテゴライズ現象。あるいは自身が進む先にぼんやりと見える光景。それともそこに立つ自分自身の後ろ姿。では二つの言葉が繋ぎ合わされるとどうなるだろう。未だ夢を見ていない。未だ夢見ない。未だ夢を纏っていない。それとも、未だ夢に至っていない。そんなところだろうか。ない言葉だから、全てあらかじめ失われた妄想に過ぎない。それでもその妄想を抱き締めたくなってしまうのは、その真偽を探るよ...
pale asymmetry | 2025.07.02 Wed 17:56
JUGEMテーマ:戯言 小さな螺子を拾い集めるように朝を過ごす。目が覚めたらまだ五時半だったから、そんな風にして朝を過ごすことにした。夏の早朝は不完全な宝石だ。未成熟なキラキラが、クスクスと笑っている。それが空気と擦れ合って、早朝から熱を放っている。そのせいなのかそれとも別の原因があるのかは解らないけれど、今朝は夏鳥の声が聞こえない。弾丸のように空を斬るあの声が聞こえないと、熱は流れることはなく、渦を巻いて我が家の庭に留まっている。それは密やかに膨らみ続けて、不穏な蠢きを繰り返し...
pale asymmetry | 2025.06.29 Sun 16:00
JUGEMテーマ:戯言 足下がフワフワと揺らめいているのは、寝不足のせいだけではないだろう。例えばそれは、鋭く図太い陽光のせいもあるだろう。そして爽やかな表情で笑いながら、それでも開かれていない箱の中に闇を抱えている彼女のせいでもあるだろう。もちろんそれは絶対的な闇というわけではなく、私にとってそれが冷たくざらついた闇だということだ。つまりそれを闇だと感じるということは、私もまだまだ絡繰り心を持っているのかもしれない。そんなものはとっくに粗大ゴミと一緒に捨ててしまったと思っていた...
pale asymmetry | 2025.06.28 Sat 18:25
JUGEMテーマ:戯言 走れ、と私は自分自身に命じる。重い荷物を抱えて、私は駆けるしかない。陽光は過剰に鋭く、でも空気は銀色ではなくどこか白濁しているように感じる。では淀んでいるのだろうか。そうかもしれない。風は極弱く、世界は誰にも攪拌されていないようだ。それは私の役割だろうか。それを私自身に命じる必要があるだろうか。考えて見て、よく解らず、口笛を吹いたりして胡麻化してみたり。ああこれは空転しているな、と思えて少し可笑しくなる。何か抱えているものの重みに惑わされているのかもしれな...
pale asymmetry | 2025.06.26 Thu 17:56
JUGEMテーマ:戯言 鋭い閃光、そして図太い轟音。空気は重く沈み、風景から明度が奪われる。「怖れるな」と私の奥底から声が聞こえる。とても冷静な声。何もかもを悟っているような声。それは銀兎の声だろうか。それともモノクロームの虎の声か。あるいは今夜の新月の声かもしれない。そのマテリアルが私の奥底に沈んでいるのかも。もちろんそれはレプリカだろう。あるいはいい加減な紛い物か。それでも新月の声として私に届くのならば、それなりの精密さを有しているのだろうから、私はその声に意味を傾けなければ...
pale asymmetry | 2025.06.25 Wed 18:04
JUGEMテーマ:戯言 失わなければいけないような衝動をいつの間に抱えてしまっている。そんな気がする。そんなはずはないと幾度も否定するけれど、その想いさえも幾度も覆される。とても自然な流れで。日常に潜んでいる小さなキーが、同じように小さな錠を解錠してしまうのだ。それが私を否応なく前へ前へと導くから、私は躰を軽くしなければいけないような気分になってしまう。それで身に纏っているものを削ぎ落とさなければと、すっかり失ってしまわなければという想いに駆られてしまうのだ。小さなキーと小さな錠...
pale asymmetry | 2025.06.24 Tue 18:35
JUGEMテーマ:戯言 跳躍する幻影を見る。時間的にも距離的にも大幅に跳躍する幻影。まだ存在しない、そしてこの先も存在しないかもしれない幻影。大きく一つ跳躍する。そこでは都市が歩いている。広大な荒野か砂漠のような場所を、ラウンドブリリアントカットされたダイヤモンドのような外観の都市が歩いている。パビリオンの部分から八本の足が生え出ていて、それが摺り足で歩いている。その足は金属製で、当然のことだけれど地面を擦る大きな音が響き渡っている。回りには他の都市はないから、その音が騒音になる...
pale asymmetry | 2025.06.22 Sun 17:58
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