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JUGEMテーマ:戯言 つまり駆け出す前に翻らなければいけない。それが解っていても駆け出したくてうずうずしている。でも駆け出したところでどの方向に向かえば良いのかも解っていないし、それだとすぐに足が縺れて転んでしまうだけだろう。必要なのは入力なのだ。入力からしか翻りは生まれない。恍惚に沈んでいるだけでは駄目なのだ。それなのに退屈するとすぐ恍惚を纏ってしまう。装飾は必要だし、それが私を傷つけることはないけれど、それだけでは蹲る一方で、翻るためのエネルギーは逃げてしまう。どこか解らな...
pale asymmetry | 2025.07.30 Wed 18:22
JUGEMテーマ:戯言 風は淑やかに狂っている。それが私のこめかみを締め付ける。不快だけどフワフワする。私は漂っていて、その上沈んでいる。そんな心持ちに囚われる。窓硝子を叩く雨滴は踊っている。乱れた群舞から秩序を見いだすことは難しいけれど、だからといってそこに秩序がないはずがない。それはきっと高次の秩序なのだろう。人間ごときの私には、触れることのできない秩序なのだろう。あるいは私が人間になる前の、もっと宇宙的な存在であったときには、その秩序と親しかったかもしれない。けれど世界の枠...
pale asymmetry | 2025.07.24 Thu 18:04
JUGEMテーマ:戯言 それは決して見えない部分ではなかったはずだ。けれど私には見えてはいなかった。見えない要素を含んでいたのだろうか。いや、対象がそれを含んでいたわけではなく、私自身の視覚がそれを含んでいたのだ。だから見えていたはずなのに、見逃してしまったのだろう。ただ、見えていたとしたら、つまり認識できていたとしたら、違う結果になっただろうか。それは難しいかもしれない。その本質は余地にあるのだろう。つまり遊びだ。遊びが少なすぎたのが、最大の反省点。自覚していたはずなのに、ギチ...
pale asymmetry | 2025.07.23 Wed 18:08
JUGEMテーマ:戯言 ゆっくりと水面は上下している。それが山と谷を形成し、緩やかに岸壁にあたる。どこか戯れ合っているようにも見える。いや、岸壁は微動だにしないから、水面が一方的に戯れついているのだろうか。私は岸壁に立っているから、動かない方に属する者なのだろうか。あるいは私も水面と同じように、動かない者に戯れついているのかもしれない。いいえ、戯れつきたいと思っていながらその勇気がないから、ただ立ち尽くしているのだ。早朝の青空は、何となく沈んでいるように見える。あるいは何処までも...
pale asymmetry | 2025.07.22 Tue 18:22
JUGEMテーマ:戯言 大きな獣が頭上を通過していたから、私は息を潜める。蹲り、影の動きにだけ注意を払う。巨大な獣のほうに目を向ける事など出来ない。目を向けたから気づかれるわけではないし、目を向けたから襲われるというわけでもない。けれど息を潜めてやり過ごすことが重要な儀式なのだ。明日も日が昇り、暑い日になるだろうから、私は今夜そうやって息を潜めなければいけないのだ。波は高くはないし、流れもない。そんな水面を漂っている自分をイメージして、朝まで半睡の夢を弄んだりして、時間を空転させ...
pale asymmetry | 2025.07.19 Sat 20:02
JUGEMテーマ:戯言 明るく静かな部屋で、私は機械に計測される。私の一部が数字に置き換えられる。そうすることで私の一部が失われることはないけれど、かと言ってその数字は確実に私から取り出されたものだから、失われていないのだとしたらそれはコピーされたということなのだろうか。あるいはそれはDNAとRNAの関係のように、一瞬だけコピーされ、次の地図へと引き継がれたのかもしれない。すると私の一部は増殖したのだろうか。であるなら、不完全な私が私から独立して、その辺りを彷徨っているのかもしれない。...
pale asymmetry | 2025.07.18 Fri 20:16
JUGEMテーマ:戯言 私たちは星を見たいだけなのだ。けれどそれすらも許されない。もちろん何者かに抑えつけられているわけではない。あるいはそうであるとしたら、それは途轍もなく巨大なシステムで、私たちには微塵も把握できない。だからそれが私たちに干渉しているとは言えない。その振る舞いの欠片さえ感じ取ることが出来ないのだから。つまり私たちはまだ未熟なのだ。未熟すぎるのだ。だから過剰に夢見てしまう。そしてその夢を咀嚼できないままに、泥のように眠ってしまう。もっと上手な方法があるはずなのに...
pale asymmetry | 2025.07.17 Thu 18:01
JUGEMテーマ:戯言 少年は追われている。壁際を東へと逃げる。逃げ切れないことは承知している。東の果ては袋小路だからだ。西の果てなら瀑布がある。果てしなく落下することになるけれど、捕まることはない。けれど西へと進路を転換することはできない。少年は東に逃げるしかない。世界は丸いことを彼は知らない。東へ向かえば、平らな地面が果てしなく東に続いているのだと思っている。少年は愚かなのではない。阿呆なのでもない。ただ世界を知らないのだ。そのことは決して罪ではない。しかしそのままでは淘汰さ...
pale asymmetry | 2025.07.13 Sun 18:09
JUGEMテーマ:戯言 無数に並んだ色とりどりのボトルに、その人は一つずつラベルを貼っていく。しかしそのラベルには適当な記号が書かれているだけで、ボトルの中身が何なのかを全く説明していない。それでもその人はひどく満足げだ。自分が大変な仕事をしているのだと自負しているように見える。そのラベルは不確かすぎて、誰もボトルに手を伸ばそうとしない。色とりどりで想像を刺激するボトルたちだったけれど、そのラベルのせいで、世界から乖離しているように感じられた。あるいはそのボトルたちを世界から乖離...
pale asymmetry | 2025.07.12 Sat 18:23
JUGEMテーマ:戯言 海の向こうで誰かが首を傾げているのだそうだ。それはたぶん溢れかえる雨水のせいだろう。狂っている要素があるとするのならば、それは地上ではなく天上界にあるのだと思える。もちろんその流動性は天上界だけに留まらず、地上や黄泉をも行き来しているのかもしれないけれど、それを目にすることはできないから、海の向こうの誰かは首を傾げるしかないのだろう。 「明日になっても何も解らないよ」 そう呟く彼のことを私は責められない。その通りだと思えるから。むしろ今日よりも明日の...
pale asymmetry | 2025.07.11 Fri 17:49
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