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JUGEMテーマ:戯言 長い語りを染み込ませることに夢中になりすぎて、ひどく疲れてしまった。何だか頭がふわふわする。その長い語りの何処かに私の拠り所があるはずなのだけれど、今のところさっぱり解らない。世界の形ははっきりと見えているし、それを見失いそうな危うさも感じないけれど、その見えている世界が私とどのように関わるのかが解らないのだ。あるいは世界が私に関わってくるわけではなく、私の方から接続していかなければいけないのかもしれない。いや、きっとそうだろう。そう考えてみても、拠り所は...
pale asymmetry | 2025.04.05 Sat 17:22
JUGEMテーマ:戯言 私は今何処にいるのだろうか。もちろん周りの風景はちゃんと見えているし、日常を見失っても居ない。でも遙か上空からもう一人の私が見下ろして言う。「その場所は何処?」と。自分の足下を見つめても、それは解らない。振り返ってみても、それは解らない。遙か先を睨んでも、全く解らない。だから取り敢えずその場に腰を下ろしてみる。そして自分にこう言い聞かす。「私はここにいて、何処かにいるわけではない」と。それはこんがらがった考えのようにも思えるけれど、素直な感触。ここにいる私...
pale asymmetry | 2025.04.04 Fri 18:53
JUGEMテーマ:戯言 境界を越えることは容易いのかと問われる。私には答えようがない。境界を越えているという自覚がないから。自分では境界を越えよう越えようとしゃにむになっているだけのような気がする。それが上手くいっているのかは私にはさっぱり解らない。境界を越えているように見ますかと問い返しても、明確な回答は得られない。相手は私の問いに戸惑うばかり。まるで私が某かの禁忌を犯しているかのように感じてしまう。それとも実際に私は禁忌を犯しているのだろうか。それでは私は問い返すことで相手を...
pale asymmetry | 2025.04.03 Thu 18:09
JUGEMテーマ:戯言 怠惰な眠気を愛おしく感じる。それはありのままの私自身だと思えるから。雨が上がり遅ればせながらの陽光。心地良いけど抱き締めたいとは思わない。やっぱり、私自身を抱き締める方が気持ち良い。閉じた循環を感じていられるから。これは矛盾だろうか。閉じた循環なんてあり得ないようにも思えるから。では何処かには開いているのかもしれない。それとも異次元のような奇天烈な領域と繋がっているのかも。まあでもそんな展開も接続も感じない。だからたぶん閉じているのだ。けれど循環しているこ...
pale asymmetry | 2025.04.02 Wed 20:06
JUGEMテーマ:戯言 大きな雲だと思った。掴み所がない。すぐに形を変える。飛び込んでみてもそこには何もない。いいえ、私がちゃんと理解できていないだけ。必ず実態がある。それは観測が可能。そうなら捉えることが出来るし、噛み砕くことも出来るだろう。例えばそれが電子のように漠然とした有り様だったとしても、存在が否定されることはない。ただし丁寧な対応が肝心。掻き乱さないように、優しく撫でなければ。咀嚼し続ければ、内部の成分を一つ一つ感じ取ることが出来るだろう。出来なかったとしても、味わう...
pale asymmetry | 2025.04.01 Tue 20:05
JUGEMテーマ:戯言 上手く立ち回っているような顔をして、追い詰められていることを隠しきれない彼は、雨と噛み合うために踊りながら、綺麗すぎる歯車を有する雨を不細工に蹴飛ばしていた。それは彼の歯車が不細工だったからだ。だから噛み合おうとすれば無残に蹴飛ばされてしまうことが目に見えていた。それで蹴飛ばされる前に蹴飛ばしているのだろうと思えた。もちろん実際にはもっと別の理由があったのかもしれない。例えば彼の有しているリソースがあまりにも少なすぎたのかもしれない。あるいは彼の有している...
pale asymmetry | 2025.03.31 Mon 18:40
JUGEMテーマ:戯言 傘を開いて逆さにしてそこに雨を集めれば、新しい世界が生まれるかもしれないと思えたりする。透明な傘で創造した世界は私を神様にしてくれるだろうか。コンビニで買った傘だから駄目かもしれない。いや逆にコンビニで買った傘だからこそ、私は神様になれるかもしれない。雨水を私の熱で温めて傘の世界に偏りを生み出せば、きっとそれは知性を受け入れてくれるだろう。私が注ぎ込む知性だから、たいした知性ではないけれど。まあ、最初はそうでもきっと新しい世界の住民たちが、独自にその知性を...
pale asymmetry | 2025.03.30 Sun 20:58
JUGEMテーマ:戯言 全ての呪文は畳まれている。それも微小に微小に畳まれている。呪文はその微小な一欠片では全く機能しないから、私は懸命に掻き集めなければいけない。まず、混乱する。そして痛みを伴う怖れを感じる。けれど深く深く分け入れば、ぼんやりと発光する呪文を読み取ることが出来たりする。その欠片と欠片を次々と繋ぎ合わせていって、呪文を浮かび上がらせる。そして少し高揚する。その核に見知らぬ快楽が潜んでいるように思える。たぶん実際にはそこには何もないだろう。そこは単なる洞なのだ。そこ...
pale asymmetry | 2025.03.29 Sat 20:08
JUGEMテーマ:戯言 その扉は開かれたのだろうか? たぶん誰にも本当のところは解らないのだと思う。件の扉自身でさえ、自分が開いているのか閉じているのか解らなくなっているように思えた。けれど少年は進む。躊躇なく扉へと歩みを進める。ある人は扉の向こうに新しい世界が広がっているだろうと言う。別のある人は無残に弾かれて粉々に砕けるだろうと言う。でもどちらも確証のない論理なのだと思える。だから私は言う。「見ていれば良いのだ」と。少年のスピードが鈍らなければ、すぐに結果は明らかになるだろう...
pale asymmetry | 2025.03.28 Fri 20:41
JUGEMテーマ:戯言 「何を待っているの?」 少女に訊かれ、私は答える。 「雨を待っているのよ」 でも少女は存在しない。外の世界には。その少女は私の内側の世界にだけ存在するイマジナリーな螺子なのだ。 「雨に癒やされたいの?」 存在しな少女に、私は首を振る。 「いいえ、私は雨に傷つけられたいのよ」 そうだ。私はその雨に切り裂かれたいのだ。全身に血を纏い、その錆の味を舐めたいのだ。その雨は鉱石の雨だ。先端が尖った弾丸のような雨だ。無数に降り注いで、逃げ場なく壊さ...
pale asymmetry | 2025.03.26 Wed 20:28
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