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JUGEMテーマ:戯言 とくに何も得ようとはせず。時間の糸車を回す。意味を巻き取ることはせず、無意味だけを紡いでいく。小さな事象を、とても小さな事象ばかりを積み重ねて、漠然とした紋様を浮かび上がらせるために繕っていく。解れているわけではないけれど、繕わなければ何も見えてこないから。強い口調で否定することも出来たけれど、そんなことをしたって沈んでしまうだけだろう。浮かび上がることだけを求めているわけではもちろんないけれど、どうせなら沈むことなく漂っていたい。それが中途半端な時間を纏...
pale asymmetry | 2025.04.27 Sun 06:34
JUGEMテーマ:戯言 ポケットをひっくり返して、とにかく全てをはたき落とす。といってもたいしたものは入っていない。些末な事象が纏わり付いているだけ。全部捨ててしまって良い事象かと言えばもちろんそうではないけれど、でも必要ならまた拾い上げれば良いだけの話。それが出来ないのなら、再構築すれば良いだけの話。もともとの事象と全然違う様相になってしまったとしても、それはそれで愉しめるはず。だから躊躇する必要などないし、戸惑うなんて無駄なこと。遠慮なくぶちまけて、気ままに蹴飛ばしたり踏み潰...
pale asymmetry | 2025.04.24 Thu 18:02
JUGEMテーマ:戯言 もう何度も繰り返していたはずだ。何度も躓いて、擦り剥いて、泥にまみれて、けれど転がる感覚が気持ちよかったりした。声を上げそうになって、思いとどまって飲み込む。たぶんひっそりと進めた方が良いに決まってる。自分自身の翼を顕示したいわけではないのだ。それ以前に、私は翼を有していないのだから。例えば透明な翼を有していたとしても、それは小さく畳まれているべきだし、そうでなかったとしても私自身を抱き締めていればそれで良い。どうかすると不必要に翼を広げて尖った粒子を孕み...
pale asymmetry | 2025.04.19 Sat 20:40
JUGEMテーマ:戯言 ゆるやかなペースを心がけて、私は流れる。周りは忙しない速度で私を追い抜いていくけれど、気にはならない。その人たちは追い抜きざまに微笑み、一礼して去って行く。疑うべきだろうか、その笑顔を。笑顔の奥で私のペースを嘲笑っているかもしれない。あるいはそれは過剰な思考か。その笑顔を疑う必要などないだろう。何故なら、その人たちは嘲笑うほど私に興味がないはずだから。だって、私の方もその人たちに全く興味を持っていないのだから。多くの人たちが、不可思議なほどに速度を合わせよ...
pale asymmetry | 2025.04.18 Fri 17:57
JUGEMテーマ:戯言 そこに賢者の伝言を読み取ることも出来たかもしれない。あるいはそれを些末な記号として処理することだって出来た。陽光は鋭すぎずやわらかすぎず、風は昨日にはなかった淑やかさを纏っている。そのせいで、かえって企みを抱えているように思えた。それを隠すこともなく、見せびらかしているようにさえ思えた。あるいは昨日よりもずっと奔放な風なのかもしれない。それとも、昨日よりもずっといやらしい風なのか。あるいは奔放なのもいやらしいのも私の方で、風はちっとも変化していないという可...
pale asymmetry | 2025.04.16 Wed 17:19
JUGEMテーマ:戯言 風に吹かれたくなってビーチまで歩く。ちょうど潮が引いていたので、波打ち際は遠い。露出した砂と岩盤が、水面を切り取って折り紙のようだ。一見美しくは見えないけれど、その奥に何か重要なヒントを隠しているように思える。けれど水面は意地悪だから、それを容易に浮かび上がらせたりはしない。私が足先を濡らして掬い上げなければ、何も手に入らないのだろう。けれど私は足先を濡らしたくない。足先どころか指先さえ濡らしたくない。だからただ風に吹かれていた。風は海から吹いてくる。でも...
pale asymmetry | 2025.04.15 Tue 17:52
JUGEMテーマ:戯言 私にはその旅の記憶がない。私の心が形成される以前の旅だったから。だからその旅は私の経験として成立していないのだ。けれど私はその旅の事を知っている。私の心が形成された後に植え付けられたから。その旅を経験したあの人に。あの人は大げさに語ったはずだ。何を語るときにも大げさに語る人だったから。実際にはそれはただの石だったはずだ。きっとちっぽけな石だったはずだ。けれどあの人はその石の特殊性を語った。私がその特殊性に魅せられて歓喜したのだと語った。それは嘘だと思う。あ...
pale asymmetry | 2025.04.13 Sun 18:55
JUGEMテーマ:戯言 駆け下りる子供たちは、意外と真剣な表情をしていた。たぶん遊戯と世界の結びつきがまだ強固なのだろう。年月を重ねるとその結びつきが恥ずかしくなったりするけれど、本当はそれではいけないのだろうな。あの子たちのように私も一心不乱に駆け下りなければいけないのに、なんのかんのと理由を付けてゆっくりと一段ずつ踏みしめる。ひょっとしたら時間を無駄にしているのかもしれない。そんなこと考えながらも、実際のところは転ぶのが怖いのだ。あの子たちはどうだろう。むしろ転んで転がること...
pale asymmetry | 2025.04.12 Sat 17:52
JUGEMテーマ:戯言 纏いすぎているのかもしれない。けれど寒さが拭えないのだ。風に吹かれているわけではない。空気が硬く沈んでいるわけでもない。それでも寒さを感じるのは、私の骨が冷えているからだろう。特に脊髄が、鉱石のように冷えているのだ。鉱石のように煌めいても居るのならば、過剰に纏う必要はないだろう。少し誇らしげに振る舞うことだって出来るだろう。けれどちっとも煌めいていないから、私は纏うしかないのだ。そうやって隠すしかないのだ。私が抱えている寒さを。私の脊髄が抱えている異次元の...
pale asymmetry | 2025.04.11 Fri 18:08
JUGEMテーマ:戯言 重機は暴力的に風景を破壊していく。そこにあったのは楽園の風景だったかしら。記憶を手繰ってみてもよく解らない。でもそれが過去の光景ならば、そこには宝石が散らばっていたはずだ。いや違う。それが過去の風景だから、私自身が宝石で飾り立てることが出来るのだ。だから今このときの足下には宝石は転がっていない。明日や明後日の風景の内にも、宝石の気配はない。そこはまだ私の管理下にはないから。でも今この瞬間、と思った瞬間にはその瞬間は過去になっているもの。本当の今を抱えること...
pale asymmetry | 2025.04.10 Thu 16:16
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