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JUGEMテーマ:戯言 まあどうでも良いのだけれど。確定していた事項が覆る。こういうことはたぶん世界にはよくあることで、むしろこういう覆りが世界の基幹部を形成しているようにも思える。問題なのはインフォメーションに乏しいこと。いや乏しいどころかインフォメーションらしきものは一切見当たらなかったこと。そして当然ののように物事は進んでいく。それに逆らったところで、進行を止めるどころか鈍らせることさえできない。というわけで私は影で溜息を零す。千回それを影の中に沈めてから、深呼吸を三回。そ...
pale asymmetry | 2025.06.20 Fri 18:45
JUGEMテーマ:戯言 噛み合っているようないないような対話をしているうちに、一日が過ぎてしまったような感じ。某かの意思疎通ができているようないないような。あるいは対話なんて必要ないということなのだろうか。それぞれがそれぞれの意思を表明していれば、世界は概ね進んでいくのかもしれない。世界なんて大げさなものじゃなくても、たとえば暮らしのささやかな事象だって、そうやって転がっていくのかもしれないし。それに対して違和感を感じている私は、過剰なのかもしれない。過敏だとは思わないけれど、も...
pale asymmetry | 2025.06.19 Thu 18:40
JUGEMテーマ:戯言 その熱は上昇することなく、閉じた箱の中で渦を巻いている。その熱は箱の内部で発生したものではないが、今は閉じた箱の中にある。何処かの段階で箱の内部に移動したのか、あるいは何者かの手によって移されたのか。しかし箱はこの世界が生まれた瞬間にはもう閉じていた。それは前の世界が消滅する少し前から閉じていたのだ。だから、前の世界からこの世界に閉じた状態で受け継がれたのだろう。つまり閉じたままならば、次の世界にもこの箱は受け継がれることになる。それが正しい理なのかどうか...
pale asymmetry | 2025.06.17 Tue 18:05
JUGEMテーマ:戯言 庭の草を抜く。取捨選択して抜く。私の身勝手な選択。全ての植物が等価であるはずなのに、あるものを花と呼び、あるものを雑草と呼ぶのは、私が愚かだからだろう。なんてステレをタイプな思考をしてしまうのも、私が愚かだからに違いない。それでも炎天下に草を抜く。庭のあちらこちらにぽつりぽつりと顔を出している草たちを、一つ一つ吟味して抜き取る。愚かなりに選択の基準があるのだ。でも明確に言語化できない。私の庭に相応しいような気がするかしないかだけれど、何をもって相応しいとす...
pale asymmetry | 2025.06.16 Mon 18:13
JUGEMテーマ:戯言 何処までいっても辿り着かないような感覚。到着点なんてないのかもしれない。それが仮になかったとしても、私は辿り着かなければいけない。それが世界の理なのだと誰かが私に囁く。耳を塞いでも良いけれど、それをしないのは私自身も辿り着きたいと思っているからだ。それは確かなこと。取り敢えず辿り着いて、そこからまた次の旅を始めたいと思っている。そうやって一つ一つ、いろいろな世界を踏みしめていれば、やがては自分が暮らすべき世界が見つかるかもしれない。今はそういう世界にいない...
pale asymmetry | 2025.06.15 Sun 17:51
JUGEMテーマ:戯言 流れる時間をただ流れるままに見送る。それは静かな時間だと思えたし、騒々しく弾ける時間だとも思えた。後戻りができないことは確かだったし、その必要も感じてはいなかったけれど、それができたとしたら、どんな可能性を掬い上げることができただろうかとふと考えて見る。思考の内側では、それは幾通りもの可能性であり、そこから構築できる事象はそれこそ無限だったけれど、現実に集束させようとすれば、あっさりと何もかも否定されてしまうような気がする。まるで宇宙の初期の対消滅のように...
pale asymmetry | 2025.06.14 Sat 18:07
JUGEMテーマ:戯言 早朝の僅かな時間だけ、僕は世界と戯れる。その時間だけは、まだ世界は本来の姿を見せているように思えるから。それを過ぎると、もう世界は完全に狂気の様相を露わにして、僕らを絞り砕こうとするのだ。僕らがどんなに悲鳴を上げても、容赦なく破壊しようとするのだ。そしてもう後戻りはできない。北の方の寒い国で、少女が世界を呪おうが、もうこの世界は別の道筋へと方向転換することはない。そんなことはできないのだろう。それをすれば、致命的にかけがえの無いものを失ってしまう可能性があ...
pale asymmetry | 2025.06.13 Fri 17:39
JUGEMテーマ:戯言 扉の向こうの景色が見えたような気がする。固く閉ざされた扉の向こう側。いや、すでにその扉の鍵は解錠されているのかもしれない。そして私の手が扉を押すのを待っているのかもしれない。けれどそんな素振りを見せてはくれないから、私にはそれが解らない。がむしゃらに扉に体当たりしても良いのかもしれない。跳ね返されて地面を転がっても、その痛みが別のイメージを想起させるかもしれないから。きっとそうだろう。私は遠慮なく扉にぶつかれば良いのだ。きっと扉は開くだろうと、単純に楽観的...
pale asymmetry | 2025.06.11 Wed 17:44
JUGEMテーマ:戯言 夏の響きを耳にする。早朝の、空気の澄んだ時間。それでももううだるような暑さを感じている。その響きを捉えた一瞬だけ、その暑さを忘れることができる。橙の流星をイメージする。その直線は何者にも冒されない高貴な流れを有している。だから暑さを切り裂くことができるのだと思う。きっと時間さえも切り裂いているのだ。だから凍らせることができる。切り裂いた時間の断面を凍らせるから、暑さを忘れさせてくれるのだろう。追いかけることができたならば、私もその高貴な流れに触れることがで...
pale asymmetry | 2025.06.10 Tue 18:13
JUGEMテーマ:戯言 たとえばそれは泥濘だろうか。いや、そんな気持ち悪さはない。たとえばそれは棘の獣道だろうか。いや、そんな痛みは感じない。たとえばそれは荘厳な迷宮だろうか。いや、そんな冷たく沈む空気を吸い込んではいない。私の足取りは決して重くはない。鈍くもないと思える。サワサワとした居心地の悪さを感じるのは、過剰に時間を巻き取ろうとしているからだろう。渦を抱えてはいけないのだ。渦は放っておけば良い。奔放に遊戯する渦は、次々と別の渦を捲き込み、それは思いも寄らない軌道を描くだろ...
pale asymmetry | 2025.06.09 Mon 17:45
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