[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 戯言のブログ記事をまとめ読み! 全1,435件の52ページ目 | JUGEMブログ

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戯言

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戯言
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真上の半月と旅人

JUGEMテーマ:戯言    下腹部の痛みを抱えたまま、真上の空を見上げる。そこから青い半月が私を見返していた。すでに朝は完成していたから、半月は少し間抜けに見えた。でも私は阿呆だから、私と半月との相性は良いように思えた。高圧送電塔の脇で立ち止まる。それはあまりにも固く立っていたから、何故か叱られているような気分になる。塔は無言で私を見下ろしていたけれど、その無言こそが私に戒めとして重くのしかかってくるような気分になった。たぶん重い痛みのせいだ。それが淀んだ痛みだからだろう。その淀みは...

pale asymmetry | 2023.11.05 Sun 20:52

水彩の腐敗

JUGEMテーマ:戯言    庭の低木から花が落ちた。未明の強雨のせいかもしれない。それともその後に吹き抜けた北風のせいか。そういえばあの北風は新しい翼を有していたような、そんな風音で通り抜けていったっけ。それは獣のような、あるいは私の強欲のような、そんな躍動を感じさせる波打で窓のガラスを揺すっていた。そうならあの風は私の本性で、私の本性は獣の本性と相似で、だから厳重に隠さなければいけない事象なのだろう。誰にも見せてはいけないし、私自身でさえ覗き見てはいけない。誰かに見せればその誰かを...

pale asymmetry | 2023.11.04 Sat 19:09

exhausted wings

JUGEMテーマ:戯言    窓を開けなさいと誰かが言うので窓を開けた。風を感じなさいと誰かが言うので、窓から顔を出した。ゆるやかな風には微かに雨の匂いが混じっている。西の空が分厚い雲に覆われているから、雨が近づいているのかもしれない。それでも日差しが断続的に降り注ぎ、私を誘っている。声は陽光のものだったのだと思い、その日差しに顔を晒す。けれどそこから先に何があるわけでもない。日差しが私に何かを入力してくれるわけでもない。もちろん私が日差しに対して何かを入力するわけでもなく、この午後の...

pale asymmetry | 2023.11.02 Thu 19:50

controlled aggression

JUGEMテーマ:戯言    少年は、真っ直ぐな眼差しのまま躊躇なく境界線を越える。自分の限界を知っているはずなのに、それさえも振りほどいて進もうとする。そして暗転。大きな事象を失う。言葉を失い、怒りを飲み込み、後悔を噛み砕く。彼が失った言葉は言い訳ではなく、自分を鼓舞するための言葉だ。彼が飲み込んだ怒りは誰かに対してのものではなく、自分の未来に対してのものだ。彼が噛み砕いたのは、運命を変えるために積み重ねた事象を自らの手で我楽多に変えてしまった事への後悔だろう。それでも彼は真っ直ぐな...

pale asymmetry | 2023.11.01 Wed 21:49

attachment to the magenta water

JUGEMテーマ:戯言    全ては呼吸のあと。都市はもう全部沈んでいる。私はデジタルに砕かれている。欠片はすでにゼロとイチ。もうそれは星の破片ではない。私はだから繋がりを失った。この先宇宙は螺旋に関わらない。少なくとも私たちの螺旋には。それが意味するものは何だろう。寓話の奥底に封印された本性。それは私の本性ではない。もちろんあなたの本性でもない。だって私たちはすでに本性を失っている。世界を切り取るために私たちは生活している。生活するために私たちは世界を切り取っている。どちらであったと...

pale asymmetry | 2023.10.31 Tue 20:44

disappear into the flower

JUGEMテーマ:戯言    深く頭を垂れるように、その花は花芯を地面に向けていた。真っ赤な花だ。鮮血のような、というよりは高揚する幼子の唇のような赤だった。そこには見た目の純粋さに包み込まれた残忍さが潜んでいるように思われた。空に対して、花は花芯を隠しているのか。それとも地面に対して、花は花芯を真っ直ぐに晒しているのか。私にはどちらとも思えたし、どちらでもないようにも思えた。花はそんな浅い考えで頭を垂れているのではないのかもしれない。例えばそれは海の向こうの森の奥で、熟した果実が地面...

pale asymmetry | 2023.10.29 Sun 20:57

影のカラスと猫の影

JUGEMテーマ:戯言    二羽のカラスが向かい合って愛を語っていた。私にはそんな風に見えた。早朝の冷たく沈む空気の中で、カラスたちは尊い言葉を囁き合っている。もちろんカラスの言語を私は知らないから、彼らがどんな風に語り合っているのかの真相は解らない。それは永遠に解らない。だから私はそれを知る必要などない。そこから感じ取れる見知らぬ欠片にだけ、気持ちを傾ければ良いのだ。そして私は心地良くなる。そうなるためのコードがその囁きには織り込まれている。私は立ち止まり、しっかりと耳を傾け、じっ...

pale asymmetry | 2023.10.28 Sat 19:02

black butterflies

JUGEMテーマ:戯言    北からのゆるやかな風が、日差しを秋色に染めている。庭に面した窓を全開にして、窓辺に寝そべる。日差しはまだ斜め。空気は静かな厚みを有していて、それが時間の歩みを引き留めている。ぼんやりと眺める庭は、そのせいで異界のようだ。例えばこのまま庭に転がり落ちたら、私はもう二度と現実には戻れないかもしれない。そんな妄想を抱きながら、名前のない時間に身を寄せる。動きの鈍い時間が、私の心を解いてくれる。解かれ過ぎれば、私は自分を見失ってしまうだろうか。そうして空気に織り込...

pale asymmetry | 2023.10.27 Fri 17:05

flat and monochromatic

JUGEMテーマ:戯言    少し混乱しているのかもしれない。乱れきってしまう前に調えなければいけないのだろう。でないと、手当たり次第に蹴散らしてしまいそうな違和感を抱えている。取り囲む風景や、絡みつく事象や、寄り添ってくる旋律にさえ、耳を塞ぎ目を背けてしまいそうになる。そうやって世界が広がるのならば良いのだけれど、今回の場合は闇に覆われるだけだ。それがどんなに綺麗な闇であったとしても、そこに沈むことによって忘れてはいけないことを忘れてしまいそうだ。それではいけないと藻掻いてみたところ...

pale asymmetry | 2023.10.26 Thu 21:53

loosen the gears

JUGEMテーマ:戯言    例えば私の内側にたくさんの歯車がひしめいていて、それぞれが自身の役割を完璧に理解し、相互に最適に噛み合って連動していたとして、私はそれを良き事象として抱きしめることが出来るだろうか。そういう最適な連動が今の私を形作っているのだとしたら、私は何てつまらないデバイスなのだろうと思ってしまう。たぶん僅かなダストがその連動を簡単に狂わせ、自分を見失ってしまうだろう。一度見失えば、もう私を再発見することは出来ないだろう。それで仕方なくその場凌ぎの不確かな私を転がして...

pale asymmetry | 2023.10.25 Wed 21:25

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