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神が知らなかったもの：悪魔を消すもの
神が知らなかったもの:悪魔を消すもの 第3話【裏との対話】 赤いな･･･ 目の前のいろは白それ以外に何も見えない･･･ ゆっくり体を起こして周りを見回す。よく見ると、紫色のドアがある。ぼくはそれを開ける。 「待ってたよ。待ちわびていた。」 「誰ですか?あなたは。」 「今のところはバックでいい。名前なんてないし。あいつの言う悪魔だよ。とりあえず座れ。」 とりあえず座ろう。 「すいませんが、これは夢ですか?」 「夢に近いな…何も知らないのはかわいそうだから、対話のために用意した。」 「じゃあ、さっきのも...
N＆W出版社 | 2008.11.09 Sun 17:26
よわむしなピンキーリング chapt.20
「どうも！」 若宮さんはドアを開けると、ドラマなんかでサラリーマンの人が行きつけの居酒屋か何かに入るみたいな感じでお店の人に挨拶をした。 「お久しぶりです」 「おっ、久しぶり！ しばらく見なかったねぇ」 中にはあちこちのアイス屋さんでよく見かける大きなガラスの天井のついた冷凍庫とその向こうにいるまるで山小屋で薪割りでもしてそうな感じの口ひげを生やして頭にバンダナをまいたおじさんだった。多分、この人はこの見せのオーナーとか店長さんとかそういう感じの人なんだと思う。 「しばらく見ないと思っ...
Sweetish trip! | 2008.11.06 Thu 00:37
ゴッドハンドクラッシャー
JUGEMテーマ：連載 最近好きな小説、「ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」 タイトルからはギャグ臭しかしませんが、どっこいシリアスやってます 文字通りアルファベットを使って行われる三国間の戦記物なんですが、その設定のユニークさと展開の幅広さは既に三国志を超えました この作品の良いところは味方でも遠慮無く死んでいくことです 大体の戦記物では、それがフィクションであれば殆どの場合味方の被害は少ないものです 数字の上では惨敗することはあっても、物語に大きく絡むような、読者からも人気の高そう...
屋根の上 | 2008.11.05 Wed 20:59
首吊リ、ユぅらゆラ。
JUGEMテーマ：連載※注意！※この小説は絶望シンメトリィにて連載中の「淡色ロマンティック」の番外編となっております。本編を読まなくても大体は分かると思いますが本編を先に読むことをお勧めします。→本編既読の方病み蟲目、友達としての一線を超えそうな詠人と蟲目、等々が許せる方のみ続きを読むをクリック。なお、この短編は本編とは全く関係ありません。いつもよりグロ、猟奇描写が当社比3割増。
唯我独尊自堕落俺様少年。 | 2008.11.03 Mon 17:49
神が知らなかったもの：悪魔を消すもの
神が知らなかったもの:悪魔を消すもの 第二話【裏:表】 「それは、傲慢ですよ。あえて言います死んでください。」 「戦う前に、ひとつ言いたい…戦闘中に話すのはやめとけ。気が散って早死にする。」 この言葉に、危機感を感じたのか、あの女は後ろに移動する。が… ザクッ どこから投げたのが、剣が空から降って、あの女の右腕を大きく斬りつける。 「イタッ」 その瞬間にぼくの体は動いた。剣を地面ぎりぎりで取り、彼女を後ろから斬りつける。 彼女は避けるが、少し遅かった。フードごと彼女の髪が宙を舞う。 「さすが...
N＆W出版社 | 2008.11.02 Sun 21:26
記憶-最終話-
6月2日。今日ははる兄の命日だ。そして明日ははる兄の誕生日。 はる兄が死んでから、一度も来ることがなかったはる兄のお墓。今日は勇気を出して、一人で来てみた。 はる兄のお墓には、花が添えられた。私の前にも誰か来ていたみたいだ。私も近くで買ってきた花を添える。
雫のおと | 2008.10.29 Wed 18:58
記憶-第七話-
葵、14歳の誕生日おめでとう。プレゼント気に入ってくれるか分からないけど、受け取ってくれると嬉しい。石川春一涙でうまく見えなかったけど、確かにプレゼントに添えられたカードにはそう書いてあった。そうだ、私の誕生日ははる兄の誕生日の3日後だった。はる兄は私にプレゼントを用意してくれていた。
雫のおと | 2008.10.29 Wed 18:29
記憶-第六話-
自分が憎くて仕方ない。はる兄の命を奪ったくせに今も尚生きていることが許せない。私が死んで、はる兄が蘇ればいいのに・・・・・!そんなことばかり考えた。そんなことばかり考えてもどうしようもない。そんなこと分かっていた。
雫のおと | 2008.10.29 Wed 17:26
よわむしなピンキーリング chapt.19
坂道を上り終わるとしばらく平坦な道が続いてる。ぼくたちの歩いている道路の左側は急勾配な原っぱになっていてガードレールで隔てられている。右側は家が何軒か並んでいて道路との間には今の季節は青々と茂っているいちょう並木がある。 ぼくたちはさっきまで家が並んでた左側の歩道を歩いている。だから、ガードレール越しに原っぱの下に広がる住宅街やぼくがいつもバイト帰りに通る河川敷やら川がよく見えるんだ。 ここはちょうど、ぼくたちの通う高校の近くの小高い丘の頂上なんだ。 この街にはずっと住んでるけど、こ...
Sweetish trip! | 2008.10.27 Mon 23:46
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