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【あとがき】―――ご愛読、ありがとうございました。

3月にブログ掲載を開始し、8月エンドでちょうど最終回となりました。ご愛読、ありがとうございました。この小説ブログ、現在はブログ特有の並びで、最新記事がまず目につくようになっていますが、しばらくこのままにした後、普通の小説のように最初から順に読めるように並び替えようと思っています。●【次作について】次作はこの小説ブログと同様、小説タイトルをブログ・タイトルにした、別のブログで公開しようと考えています。が、今。小道具のあつかいなど細部について手を入れている最中で、少し遅れるかもしれません。公開の際は...

ぼ、ぼ、ぼくらは幽霊探偵団〜。  (小説ブログ) | 2008.08.31 Sun 23:32

一、辺境の勇者(1)

 がたん。  野菜畑の世話をしていた婦人は、物音に顔を上げる。 「よ、おばちゃん」  目の前に置かれたのは、魚が数匹跳ねている籠。  婦人は目を白黒させ、腰を上げる。そこには釣竿を手にした青年の姿があった。  青年と籠を交互に眺め、こいつは――と口籠る婦人に、彼はぱたぱたと大きく手を振ってみせる。 「今日は結構大漁でよ。  良かったらこれで、婆ちゃんに美味いもん食わせてやってくれよ」 「ロウ、いいのかい?こんなに沢山……  あんただって育ち盛りじゃないか」  ロウと呼ばれた青年は、大きく笑って婦...

クロスブレイド 漆黒の聖騎士 | 2008.08.31 Sun 13:59

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最終更新(毎週日曜更新) 2009.06.28 五、漆黒の聖騎士(40) 最終話 このブログは古い記事(物語の冒頭)から表示されます。 更新された分だけを読みたい場合は、そのページへ直接ジャンプしてください。  連載5周年記念音声化プロジェクト  【クロスブレイド赤銅の鎮魂歌】ドラマ公開中! クロスブレイドシリーズ一覧 -TOP 1 鳳雛の皇(完結) 2 紫電の剣士(完結) 3 漆黒の聖騎士(本作・完結) 4 比翼の風(準備中)  ――フォーレーン王国。  エルシオン大陸の東に位置し、雄大なる自...

クロスブレイド 漆黒の聖騎士 | 2008.08.31 Sun 13:56

(121)あの世もこの世も、変わりはないさ。

「舟井は、奥さんは自殺したがっていた、なんて言えば、それで決着すると思っていたんでしょう」専務が言った。 「そういうことだ。だが、幽霊がこの完全犯罪を阻止したんだ」大木社長が言った。 「さ、そろそろ行くか。鬼を待たすとよくないぞ。あの鬼、ずい分ヘソがまがっていたからな」  そのとき雷が遠くで鳴る音がした。 「雷さんだー」専務がにんまりと笑みをたたえて私を見た。「留学してましたからね」  私は不覚にも、ちょっとばかりくやしそうな表情をしてしまった。 「鬼からの合図だよ」社長が言った。 「あの鬼...

ぼ、ぼ、ぼくらは幽霊探偵団〜。  (小説ブログ) | 2008.08.30 Sat 21:07

(120)幽霊の勘はすごいっちゅーことが証明されたわけや。

「女は化粧で変わるもんですね、若くもなれば、老けることもできる。美人にもなれば…」 「池子みたいなブスにもなる」私は中森専務の言葉のあとをつづた。 「あ、いや。そんなつもりで…」 「えーんです、えーんです。気にせんといてください」 「それにしても、髪まで白髪まじりにしてるとはなあ。でも無駄な努力と知れば、泡美もくやしがることだろうな」 「やっぱり、舟井の計画はこれやったんやなあ」 「ヤツの考えそうなことだからな」大木社長が言った。 「あの事故現場のすぐ先に山にはいる横道があるんで、きっとそこに...

ぼ、ぼ、ぼくらは幽霊探偵団〜。  (小説ブログ) | 2008.08.29 Fri 20:45

EGOIST.04

JUGEMテーマ:連載I fell in love.--04 

Dear Children | 2008.08.29 Fri 01:20

(119)雪ですのー。

 われわれは駅前の商店街にいた。  夕暮れになるにしたがって、寒さがいちだんと厳しさをましたようだ。あたりはすでに暗かった。 「明日は師走か」  専務はつぶやきながら空を見上げた。そして、あ! と小さな声をあげた。ちらちらと白いものが落ちてきていた。 「雪ですのー」  専務がこちらを見た。 「英会話、やってましてん」私はテレて言った。 「ほら、きた」社長が叫んだ。  黒っぽい和服の女性がやってくるのが見えた。 「ほんま、さっきの池子や」私は言った。 「思てたとおり、あの着物は舟井からのプレ...

ぼ、ぼ、ぼくらは幽霊探偵団〜。  (小説ブログ) | 2008.08.28 Thu 22:18

(118)終わってもうたなあ。

「終わってもうたなあ」  激しい息づかいで私は言った。声がかすれていた。 「社長はん、専務はん。おふたりのおかげですわ」 「いや、わしらはただ腹をへこませただけだよ。わしは道路に立って、専務はトラックのなかで。なあ、専務」 「ええ。それに、ほら、これでぼくたちの匂いもなくなった」  気がつくと、あの匂いがとれていた。 「恨みが消えましてんなあ」  そのまま谷をしばらく見おろしていた。遠くからサイレンの音が聞こえてきた。いままでの豪雨が嘘のようにあがっていた。 「もういかなあきませんのか、あの...

ぼ、ぼ、ぼくらは幽霊探偵団〜。  (小説ブログ) | 2008.08.27 Wed 01:54

よわむしなピンキーリング chapt.14

 「由実ちゃん、昨日来てくれたんって?」  それまでぼくとしていた話を磯谷さんはドアから入ってきた飯沼さんと若宮さんの方へ行った。  二人がやって来たのは、ちょうど他のお客さんのいないタイミング。だから、ぼくと磯谷さんは話し込んでたりしたわけだけど。 「あ、はい。そりゃ、charm*にスイーツコーナーが出来るっていうなら、スイーツ好きのcharm*ファンとなれば来ないわけにはいかないですよ!」  飯沼さんは大げさなジェスチャーをしながら言う。 「うれしいこと言ってくれるね〜」  磯谷さんは腕を組んで目を...

Sweetish trip! | 2008.08.27 Wed 00:19

(117)なにかが折れなにかが壊れたような音がし

池子はおびえ泣き稲妻が光り私は池子の顔をぺろりとなめ彼女はますます醜く雨はますます激しく狂ったサイレンのようにけたたましく池子の喉から叫び声がもれつづけどけ〜ブス〜と叫ぶ舟井は必死の形相で池子の胸の横にできた針の穴のような隙間をとおしてせめて片目だけでも前方から目をはなすまいと白眼の血管を浮きださせ全神経を集中させ池子をはさんだ両腕は命の綱とばかりにハンドルをひしと握り涙ぐましい努力で運転しつづけなにやら叫ぶ舟井のダミ声が池子のしたから響くが池子のひーひーぎゃーぎゃーにかき消され雷鳴が轟きな...

ぼ、ぼ、ぼくらは幽霊探偵団〜。  (小説ブログ) | 2008.08.24 Sun 20:40

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