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勇気のボタン〜永久のサクラ〜 最終話 永久のサクラ(3)

JUGEMテーマ:自作小説 川の龍と霧の龍は空へ旅立った。恐ろしい禍神はもういない。 おかげで黒い大木も消えて一安心だけど、代わりに今は氷の木が立っている。かつて楽園だったこの場所にポツンと。 四方八方に枝を伸ばし、美しい花を見せつけている。 だけどかつてここに立っていた桜に比べたらまだまだ小さい。 サクラ君は地返しの玉を握り締め、氷の木の前で立ち尽くしていた。 きっとまだ受け入れられないんだろう。 桜の龍が去ってしまったこと、自分だけ残されたこと、そして自分だけでここを楽園に変えて、守って...

SANNI YAKAOO | 2021.07.31 Sat 11:06

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第二十二話 永久のサクラ(2)

JUGEMテーマ:自作小説 「コマチ!コマチ!」 誰かが私を呼んでる。ペチペチ頬を叩いてる。 「しっかりしろ!目を開けろ!」 暗闇の中に光が差し込む。眩しさに目を細めていると、ぼんやりと誰かの顔が見えてきた。 「サクラ君・・・・?」 「気づいたか!」 「ここは・・・・?」 「さっきと同じ場所だ。氷の木が立っていた氷の世界。地返しの玉の中だ。」 いったい何が起きたのか分からない。 ハッキリしていることといえば、私はサクラ君の腕に抱えられているってことだ。 なぜか髪も服もびしょ濡れだし、急にむせ...

SANNI YAKAOO | 2021.07.30 Fri 11:25

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第二十一話 永久のサクラ(1)

JUGEMテーマ:自作小説 見渡す限り氷の景色を歩く。 流氷と吹雪と寒空に覆われて、全てがホワイトグレーに染まっている。 私は白い息で手を暖めた。 「寒い・・・・。」 尻尾だけタヌキに化けてモフモフに膨らませる。 それをグルっと身体に巻きつけると楽になった。 毛先はすぐに白く染まっていくけど、中まで凍るわけじゃない。 これで寒さは防げる。だけど見渡す限り氷の景色が変わるわけじゃない。 私は一人立ち尽くし、じっと辺りを見渡した。 「いない。でも必ずどこかに・・・・。」 しばらく歩く。 流氷を避...

SANNI YAKAOO | 2021.07.29 Thu 11:26

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第二十話 三匹の龍(2)

JUGEMテーマ:自作小説 私は空に浮かんでいた。 桜の花びらで出来たベッドに寝転んで、美しい景色の上で寛いでいる。 隣には雲が流れていて、空は真っ白に輝いていた。 それに暖かい春の風がとっても気持ちよくて、このまま目を閉じてずっと寝ていたい。 《ここは楽園だ・・・・どんな不安も心配も消えて・・・・すべてが楽になっていく・・・・。》 もうなんでもいい・・・なにがどうなっても私には関係ない・・・・。 だってここは何一つ心配事のない世界で、こうしてずっとずっと永遠に気持ちよく昼寝をしていられ・・...

SANNI YAKAOO | 2021.07.28 Wed 10:50

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第十九話 三匹の龍(1)

JUGEMテーマ:自作小説 どんなに急いでも間に合わないことだってある。 「なにあれ・・・気味が悪い・・・・。」 かつて桜が立っていた場所に、真っ黒に染まった大木がそびえていた。 空に届くほど巨大で、山よりずっと高い。 それに太い根っこをあちこち伸ばして、川の水を吸い上げていた。 そのせいで川はほとんど干上がってしまって、大地は砂漠みたいに草一本生えていなかった。 空は分厚い雲に覆われて、バリバリと雷が響いている。 「遅かった・・・せっかくパワーアップして飛んで来たのに・・・・。」 この大木...

SANNI YAKAOO | 2021.07.27 Tue 11:15

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第十八話 山の神(2)

JUGEMテーマ:自作小説 山の神様は気難しい。 「お願いがあるんです!山の神様の霊力を分けて下さい!」ってお願いしたら、最初はなんの返事もなかった。 でも諦めずにお願いし続けていると、『騒がしいタヌキめ』と声がした。 『儂は神だぞ。いちいち霊獣の頼みを聞いていたらどうなる?次から次へと頼みごとをされて、おちおち寝てもいられない。』 「だ、だけど霊獣界が危ないんです!そうなったら神様だって困るでしょ?」 『舐めてもらっては困るな。たかだか霊獣の禍神が暴れても、儂にはどうってことはない。 それ...

SANNI YAKAOO | 2021.07.25 Sun 11:09

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第十七話 山の神(1)

JUGEMテーマ:自作小説 「もう諦めろ。」 岩みたいに大きな亀が眠そうな目で呟く。 ここはいつも修行しているあの山。 相変わらず緑が綺麗で、滝の音は心地いいし、ゆるい風が気持ちいい。 でもそんな美しい景色とは正反対に、サクラ君の心はささくれ立っていた。 「なぜだ!なぜ協力してくれない!?」 人間に化けたサクラ君が必死の形相で詰め寄る。 さっきから何度もお願いしているけど、万年亀さんは「ダメだ」と首を振るばかりだった。 「お前の気持ちは分かるが無理はものは無理だ。もう桜の龍のことは諦めろ。」...

SANNI YAKAOO | 2021.07.24 Sat 10:59

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第十六話 消えたオアシス(2)

JUGEMテーマ:自作小説 どんなに長く続くモノでも、いつか終わりを迎える。 永遠って言葉にするのは簡単だけど、実際はとても難しい。 だってどんなに完璧にやろうとしたって、いつ予想もしない出来事が起きるか分からない。 最初は小さなほころびから始まって、気づけば大木を倒してしまうほどのトラブルに発展するかもしれないから。 私は藁のベッドに寝たまま、沼の龍から聞いた話をした。 サクラ君は表情を変えずにずっと空を見上げたままだった。 私はまだまだ疲れが回復しないから、喋るのが辛くなって口を閉じた。...

SANNI YAKAOO | 2021.07.23 Fri 12:19

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第十五話 消えたオアシス(1)

JUGEMテーマ:自作小説 霊獣にとって霊力はなにより大事なものだ。 とくに私みたいに身体の弱い霊獣だと、霊力の消耗は体力の消耗よりずっと疲れる。 いくら内に宿る霊力が大きいからって、ジュースでも飲むみたいにゴクゴク吸われたらたまったものじゃない。 立つどころか意識さえ保てなくなる。 私はしばらく気絶していて、目を覚ましたあともまだ気を失いそうなほどフラフラだった。 そっと胸に手を当てると、地返しの玉の鼓動が伝わってくる。 どうやらまだ私の中にあるみたいだ。けどもう霊力を吸われている感じはし...

SANNI YAKAOO | 2021.07.22 Thu 11:28

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第十四話 サクラの約束(2)

JUGEMテーマ:自作小説 疲れてる時っていうのは布団に入った瞬間に夢に落ちてしまう。 昨日はずっと緊張と不安に包まれていたから、布団に横になるなり眠ってしまった。 身体はすごくダルいし、心も重いし。 昨日は本当に大変だった。よく無事に帰ってこられたなって思う。 お母さんの言う通り、私とサクラ君だけじゃこうはいなかったかもしれない。 沼の龍が手を貸してくれたから、どうにかこうにか無事でいられたんだ。 ・・・・疲れと安堵のせいで、私は泥みたいに眠っていた。 そして夢を見た。夢とは思えないほど鮮...

SANNI YAKAOO | 2021.07.21 Wed 11:25

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