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勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第十三話 サクラの約束(1)

JUGEMテーマ:自作小説 家に戻って来たのは夜が明ける少し前のことだった。 遠い空がじょじょに青く染まっていく。 とても気持ちの良い朝けだけど、私の家の前では修羅場が起きていた。 「もうやめて!」 人間に化けたお父さんの背中にしがみつき、グイっと引っ張った。 なぜならお父さんは怒り狂っているからだ。 石みたいな拳には血管が浮いていて、しがみついた身体は岩みたいなゴッツイ筋肉で硬くなっている。 そんなお父さんの目の前にはサクラ君がいて、顔にたくさんの痣を作っていた。 鼻血は出てるし口も切れて...

SANNI YAKAOO | 2021.07.20 Tue 11:41

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第十二話 土に還る(2)

JUGEMテーマ:自作小説 目の前に木屑が散らばっている。 盛り土みたいに小さな山になっていて、風が吹くとパラパラと流れていく。 サクラ君は木屑を掬い、懐かしむように匂いを嗅いでいる。 私は空を見上げ、さっきまでここに立っていた桜の木を思い浮かべた。 《外へ出た瞬間、ジェンガみたいにボロボロ崩れちゃった。もうほんとに限界だったんだ・・・・。》 どうして桜の龍が自分から死を選んだのか? その理由を沼の龍から聞いていたから、土に還ることが出来てほんとによかったと思ってる。 寿命のない龍だからこそ...

SANNI YAKAOO | 2021.07.18 Sun 13:45

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第十一話 土に還る(1)

JUGEMテーマ:自作小説 時間を掛けて悩んだらあとは行動あるのみ。 悩んで行動したから後悔しないなんて思ってるわけじゃないけど、こうだと決めたら歩き出さないといけない。 「やっぱり綺麗。」 私は戻ってきた。あの桜の中に。神秘的で幻想的な景色の中に。 三つの山、その間を流れる二つの川、目に見える全てを包む満開の桜と、真っ白に輝く空。 ここが天国ですよって言われたら信じるかもしれない。 それくらいに綺麗な景色だ。 でもこれは遠い昔に消えてしまった幻だ。 それを生み出してるのは・・・・、 「霧の...

SANNI YAKAOO | 2021.07.17 Sat 11:32

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第十話 枯れた桜(2)

JUGEMテーマ:自作小説 よく悩むだけ時間の無駄なんて言うけど、私はそんなことないと思ってる。 悩んでも仕方のないことならともかく、ちゃんとした悩みはちゃんと時間を掛けて悩んだ方がいい。 そうじゃないと「ああしておけば」とか「こうしておけば」とか後悔するからだ。 生きる道はなかなか後戻りが出来ないから、道が二つに分かれていたら立ち尽くすのはおかしいことじゃない。 私は膝を抱えたまま、泥水の川の傍で座り込んでいた。 「サクラ君・・・・助けに行った方がいいのかな。」 自分の中で答えは決まってい...

SANNI YAKAOO | 2021.07.16 Fri 11:22

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第九話 枯れた桜(1)

JUGEMテーマ:自作小説 一度あることは二度ある。 もう関わりたくないと思っていた龍の揉め事にまた巻き込まれる羽目になった。 こんなことなら山に行くんじゃなかった・・・・。 けど今さら悔やんでも遅い。 サクラ君にさらわれて、見たことのない場所まで連れて来られてしまった。 そこはどんな場所かっていうと、大きな山が三つ並んでいて、その隙間を二つの川が流れている。 民家や畑や田んぼはまったくなくて、霊獣どころか動物の気配さえほとんどない。 なんだか変わった場所だけど、一番の特徴は『桜』だ。 「綺...

SANNI YAKAOO | 2021.07.15 Thu 11:35

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第八話 復讐の龍(2)

JUGEMテーマ:自作小説 一人で待つ時間ほど長いものはない。 誰もいない家でお父さんとお母さんの帰りを待つのは気が重かった。 だから山へ行った。 私一人じゃ修行は出来ない。けど家にいても落ち着かない。 ミズチちゃんは『怖いから隠れとく』といって、蛇に戻って石垣に引っ込んでいった。 他の数少ない友達は離れた場所に住んでいて、こんな状況だと会いに行くのも億劫になる。 となると気の紛れる場所はあの山しかなかった。 トンビに化けて風に乗り、あっという間に大きな岩までやって来た。 岩の傍に降りた私は...

SANNI YAKAOO | 2021.07.14 Wed 11:00

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第七話 復讐の龍(1)

JUGEMテーマ:自作小説 サクラ君と出会ったあの日の出来事から一週間が経った。 私はいつものように山へ行き、お母さんに修行をつけてもらっていた。 相変わらず厳しくて、ちょっとでも気を抜くとすぐ怒られる。 だけどもう怖いとかしんどいなんて言っていられない。 あの日以来、私はもっと頑張らなきゃって決めたんだ。        ***** 家に帰って来たあの日、私はお母さんに謝った。 きっとすごく怒っているだろうなって思ったけど、ぜんぜんそんなことはなかった。 逆にとても心配していたみ...

SANNI YAKAOO | 2021.07.13 Tue 12:30

となえざんまい #04

JUGEMテーマ:自作小説    スピネルの地面に散乱する腐敗した花弁たち。よく見るとそれは全て勾玉だった。  ピンクがかった紅い地面にその勾玉の蒼翠はよく目立っている。その表層の光沢が、私には目に見える死臭に感じてしまう。そんなはずはないのだ。勾玉なのだから、それは生命の前段階のマテリアルのはずだ。それなのにそう感じてしまうのは、その勾玉たちがスピネルの地面にしっかりと固定されているからだろうか。私はそっと指を伸ばす。けれどその指先が勾玉に届く前に、何者かに阻まれて私の指は行方知れ...

pale asymmetry | 2021.07.12 Mon 21:58

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第六話 地返しの玉(2)

JUGEMテーマ:自作小説 ボロボロの古い納屋は屋根が穴だらけだった。 差し込む光が埃を照らし、私たちの足元をほんのりと暖かくする。 私は古い木箱の上に座りながら、サクラ君はボロボロの土壁にもたれかかりながら、七色に光る神秘的な玉を見つめていた。 「これが地返しの玉だ。」 嬉しそうに見せつける。 私は「知ってる、前に見たことがあるから」と手に取った。 《すごく綺麗。それに不思議な力が宿ってるのが分かる、さすが龍の秘宝だ・・・・。》 ・・・・なんとかこの玉を奪うことが出来た。 追いかけてきた川...

SANNI YAKAOO | 2021.07.11 Sun 10:18

勇気のボタン〜永久のサクラ〜 第五話 地返しの玉(1)

JUGEMテーマ:自作小説 岩肌がむき出しのゴツゴツした山が並んでいる。 所々木が生えているけど、ほとんど茶色の殺風景な景色だ。 そんな山の間に大きな川が流れていた。 山の間を縫って、地平線のずっと向こうまで伸びている。 眠り龍ことフミノサクラノリュウさんは「俺の地返しの玉を奪った龍があそこにいるんだ」と言った。 儚い印象の顔をくしゃっと歪ませて、桜のように美しい龍の衣が風にはためいている。 この風はきっとフミノサクラノリュウさんが起こしているものだ。 だって周りには風が吹いていない。 空は...

SANNI YAKAOO | 2021.07.10 Sat 10:28

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