JUGEMテーマ:自作小説 靴の内側が剥がれてきたから、さすがに捨てて、新しい靴を買った。 とは言っても、そんなに目新しいデザインじゃない。黒いパンプス。 面白みのないチョイスだけど、無難な選択でいいのだ。 だって毎日履くものなんだもの。奇抜なデザインだと、合わせる服に悩んじゃうよ。 ----------------でも時々、童話「赤い靴」の女の子を思い出す。 確か赤い靴に固執していた女の子のお話だ。厳粛な場所にまで赤い靴を履いていたから、天罰として踊り続けな...
My 365 Story | 2019.08.25 Sun 10:47
JUGEMテーマ:自作小説 コンビニアイスって侮れないと思うのだ。 少しむかしだと、コンビニデザートは少々割高で味は微妙、という印象があったと思う。でもこのごろのコンビニデザート、特にコンビニアイスは侮れない。有名どころのアイスに味は引けを取らないし、お値段もお手頃。というか、お手頃と思わせる程度に、本当に美味しくなったと思う。 ただ、欠点があるとしたら、フレーバーの回転が早いこと。 おかげで好きなコンビニアイスができてしまうと、こまめにコンビニに...
My 365 Story | 2019.08.24 Sat 10:29
嬉し恥ずかし少女漫画風学園ラブコメ編20話。 露穂子さん、実はキス経験者? 恥を忘れた年増女ふたりの追及の餌食に… ロボ子さんといっしょ。 105話――『露穂子さん、語る。』 https://ncode.syosetu.com/n9675ep/105/ JUGEMテーマ:自作小説
MUNNINの止まり木 | 2019.08.23 Fri 18:28
冷たい雨が降り始める中、駅からマンションまであと少しというところを急いで歩いていました。ある男の人と待ち合わせをしていたのですが、なんとか時間に間に合いました。 続きはpixivにて 私にとっての特別な夜 JUGEMテーマ:自作小説
あやかる | 2019.08.23 Fri 13:02
JUGEMテーマ:自作小説 陽は沈み、遠い空にだけわずかな光が残っている。 暗くなる前に東京へ着くどころか、夜ギリギリになって長野へ到着した。 あのあと三ヶ所も渋滞している所があったので、これでもまだ早く着いた方かもしれない。 目的地である渋温泉へ向かった私たちは、どこか空いている宿がないか捜していた。 今から用を終えて東京へ向かっても仕方ない。 友人にそう連絡したら『多分そうなると思ってたよ』と笑われた。 『マナコのことだから、途中に困ってる人や動物がいたら助けるんじゃないかと思ってたよ。...
SANNI YAKAOO | 2019.08.23 Fri 10:35
JUGEMテーマ:自作小説 ---------------約束など、覚えていないのでしょう。 「息災か」 「陛下こそ」 たったそれだけだ。夫たる国王と交わした言葉は。 なんてそっけない。自分でもそう感じているし、夫もそう感じているとわかっている。 けれども他に言葉など見当たらない。見つけられない。 仮面のようにこわばった表情を変える方法を見つけられないように。 いったい、いつからこうなってしまったのか。 なぜ、こうなってしまったのか。 &nb...
My 365 Story | 2019.08.23 Fri 08:17
ピンポーン。ピンポーン。 エリカ先生が出ていったばかりだと言うのに、誰かがすぐにやって来たようだった。ピンポーンが二回続いたので、マンションのエントランスではなく玄関の前にあるインターホンから押されたものだった。エリカ先生が忘れ物をして戻って来たのかも知れないと思い、玄関の扉を開けてみることにした。 続きはpixivにて 女子会がやりたくて(同窓会編)第六話 *不定期連載です。 JUGEMテーマ:自作小説
あやかる | 2019.08.22 Thu 18:28
JUGEMテーマ:自作小説 -------------約束を、覚えているか。 この時代、王の仕事とは存外つまらないものだ。 議会によって決議された書類に、王の名前で印を押す。 そんなものだ。 はるかな昔、それこそ英雄譚に登場する時代であれば、能動的な仕事は多かっただろう。けれどもいくつかの革命を超えたこの時代には、王の仕事は単調なものに成り果てている。しかたあるまい、時代の主役はもはや王侯貴族ではなく、統治してきた民なのだから。代わりに王はささやか...
My 365 Story | 2019.08.22 Thu 11:52
JUGEMテーマ:自作小説 日本という国はよく出来てるなあと、海外から帰ってくると感心する。 他の国では首都に相当するほどの街がいくつもあるんだから。 しかも山林がほとんどの中、限られた平地に機能的に収まっている。 それでもって交通機関も発達しているから、都市から都市への移動も便利だ。 私がボランティアに行っている国では、予定していた電車が次の日に来ることさえある。 それでも苦痛に感じなかったのは、あの広大な大地と、雄大な時間のおかげかもしれない。 誰もがのんびりしているし、時間に急かされる...
SANNI YAKAOO | 2019.08.22 Thu 10:19
JUGEMテーマ:自作小説 我々はなぜ、空を飛ぶのだろう――――。 強い風が吹き抜ける絶壁で、俺はアンニュイにつぶやいてみた。 はるか上空、さわやかに澄み切った青空では 仲間たちが自由に飛び回っている。ぎゃうぎゃう、と騒いでいる声がここまで届いてくるんだ。ああ、楽しそうだなあ。はるか遠くまで見通せる眼力で見守っていると、高度を下げて俺に近づいてきた仲間がいる。比較的親しく付き合っている、やや小柄な純金色のドラゴンだ。つぶらに澄んだブルーアイズをまっすぐに俺に向け、 ...
My First JUGEM | 2019.08.22 Thu 10:17
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