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天邪鬼な私は、周囲を見渡して同じように振る舞うのではなく、しばらくは様子を見てから自分ならどうするかを考えて動き出すようなところがずっと昔からあります。ともすると、ネット情報は一気に盛り上がり、反対意見を封殺してしまい、人々を過激に一方向へ誘導してしまいがちな一面も持っています。かつての権力側が上から目線で強制的に誘導するという形ではないが故の危険もあって、集団心理が思わぬ方向へ物事を進めてしまう危険性も孕んでいると思うのです。そういう意味では、少し天邪鬼の私のような判断基準が、時には有効...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.05.06 Sat 07:34
コロナ規制が緩和しても、完全に元の社会が元ってくるというわけではありません。手元のスマホ依存や、在宅ワーク、オンライン授業などのカオス情報が肉薄して、自己選択の中進んでいくというスタンスはしっかり残っていくという感じでしょうか。いよいよ新時代という空気感も感じられますが、裏腹に、カオスに溺れそうになり自分を失ってしまいそうな人たちも少なからずいらっしゃるのではないかと思います。自分軸で選択していくということに慣れていない私たちは、いよいよ正念場に来ているということなのだと思います。テレビ離...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.05.05 Fri 07:41
この自己責任という言葉ですが、しばしばそれぞれの立場で都合よくさ変われるので、権力側が多用するなど私などはあまり良い印象がありませんが、言い返せば、自己選択の時代がやってきたということもできるのです。こうなると、この国の人たちは俄然弱さが目立ちます。その弱さを少し誤魔化すために、右へ倣えが始まり、声高な連中が跋扈して、少し黄な臭い方向へ走ってしまつたのが過去の歴史でした。ここで考え方を少し変えて、本当に「個の時代」というものをお腹の底から合点して、二度とそういう時代に戻らないように、ここが...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.05.04 Thu 07:25
さて、この数年のコロナに関しては真実を語る術を私は持ちません。不確実な陰謀論に加担するつもりもないし、さりとて人類が主の保存のために、一人でも多くの人が生き抜くためにオープンな努力をしてきたとも思っていません。ただ、藪の中のことばかりですが、つくづく日本人というものは、従順で穏やか、周囲との協調を慮りますから、マスクといえば一斉にマスク、ワクチンといえば一斉にワクチン、明日から五類ですよといえばいきなりマスクを外すという、なんとも可愛らしい国民性だなあと思うばかりです。疑問に思えば立ち止ま...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.05.03 Wed 07:43
5月に入りました。GWで人の動きも活発になり、コロナの規制も緩んだことでいよいよ社会が少し通常に戻ってくるということでしょうか。一連のコロナ発生以降、矢継ぎ早にワクチンが配られて何度も何度も接種されて、マスクと戒厳令下のような日常が始まった数年間を思うと、それがどうやって収まったのかという明快なイメージがないままの今日ですから、私なりには事の次第を全て明快に語る術を持ち合わせませんが、実態よりもかなり人為的な要素が強かったこと、今の世の中の体制側の都合というバイアスが少なからずかかった状態で...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.05.02 Tue 07:36
折角授かった命、物心ついてからカウントするとして、誰にも平等にわずか数十年しかありません。漫然と日々の羅列をしているとすぐ終わってしまいます。歳のせいかそんな思いもすこ時ずつ強くなって、一つ一つを丁寧にしていきたいなという思いが募ります。焦りではなく、丁寧にという思いです。華美にではなく、納得のいくということかもしれません。何もかもに自分なりの審美眼を持つことは大切だと良く思います。 「もの」「こと」「ひと」に囲まれて生活していく中で、どれほどその一つ一つがお気に入りかということは大切な...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.05.01 Mon 07:21
日常というものは、ともすると全くの無意識のうちにただ流れていってしまう時の連なりです。ただ、そこに少し意識を向けるだけで、幸福感というものは多大な投資をしなくても、随分と見えたりカスんじたりするものが変わってくるものだと常から思っています。 例えば食事も生命維持のための栄養補給に他ならないのですが、もう少し超えて、好きな場所で、こだわりのセッティングで、一つ一つ気に入った器で、何より気の合う人と食べるというシチュエーションを少しでも演出するだけで、情緒の動物である私たちの幸福度は格段に...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.04.30 Sun 07:28
例えば、温度的に常にストレスのない空間を私たちが求めるのも、自分の好きな色の樹種の無垢の床であったり、大好きな色の壁紙であったり、探してこれだと思って取り付けた照明器具であったり、そういう自分の好みに従って妥協なく身の回りを設えていくのと同じだと私は考えています。ノンストレスであることは、温度をあまり意識しないで良い上質さと、視界に自分のお気に入りのものばかりが入ってきて、ノイズが目に映らない上質さは同じだと想うのです。そう書くと、なんだかハイセンスでついていけないような気になってしまいそ...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.04.29 Sat 07:24
紺屋の白袴とはよく言ったもので、因果なものでこの歳になるまで、数多く他人の住まいを作り続けていながら、自邸を自ら設計してなどという輝かしい話題は一度も登場したことはないのだけれども、それでも自分がどんな空間に暮らしたいかという願望は常にあります。歳とともに、自分が作り出すかどうかは別として、身の回りの環境を整えたいという思いは非常に強くなってきました。日々刻々と過ぎる時間が、実はもう過半を大きく割り込んで、これまでよりもこれからの方が圧倒的に少ないと自覚し始めた頃から、さもしいものでその瞬...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.04.28 Fri 07:38
このコラムの投稿カウンターが一万を超えたというのにも驚きましたが、まあ、日々他人様の住まい空間を創らせていただきくという生業で今日まで生きてきて、つくづくとてつもない長い時間が過ぎたなぁと思います。大袈裟な言い方に聞こえてしまうかもしれませんが、特別なことではなく、誰の住まいを考えるときも、私は「その方の心から安らぐ幸福」を思い描きながらプランするわけですから、まずその住まい手のことを知らなければ考えられません。その上で、その住まい手に何がしら肩入れ、つまり味方というか、その方を何らかの形...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.04.27 Thu 06:58
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