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安らぎの場所をさがす旅 住まいづくり 3

 血縁による家族だけを、「家族」という定義づけしていたのでは多様性に欠けるのではないかと最近つくづく思います。近頃、ようやく頻繁に取り上げられるようになってきた同性婚の話やLGBTの方達のことも、先進国の中では非常に対応が遅れているこの国の中にあって、もっと普通のことであって良いと思うし、逆に家族を血縁で定義付けするよりも、一つ屋根の下に暮らす「家(いえ)」の「族(やから)」だという定義をすれば、なんでも普通にありだとさえ思えてきます。その人にとって、一番安住の場所の形は、どんなものでも自由で良いと...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.08.18 Thu 07:18

安らぎの場所をさがす旅 住まいづくり 2

 一口に「家族」と言っても、戦後間もない頃と比べれば、極めてその要素が希薄になってしまったこの国だと思わないではいられません。高度成長期に都市部に人口が流れるパターンが定着してしまい、やがてそれが核家族化を生みました。大家族で何代も1箇所に住み継ぐということが主流ではなくなってからもう随分時間が経ちました。核家族はいよいよ最小単位となり、人口減少、少子高齢化も相まって、独居世帯がかなりの割合になってきている現状は、むしろ家族などという定義が成り立たなくなってしまってきているのかもしれません。一...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.08.17 Wed 07:07

安らぎの場所をさがす旅 住まいづくり 1

 お盆休みも終わりました。8月は原爆の日や敗戦の日がありますし、ご先祖様を迎えるお盆もありますから、改めて「家族」というものを考えさせられることも多い時期ではないかと思います。家族は「家(いえ)」の「族(やから)」ですから、まさに字の如く家単位に一緒に暮らすものを指すところから始まっている言葉なのだと思いますが、まさに私たちは、この家族のための居場所を創っているということになります。  私は仕事柄、その家に住み暮らす人を「住まい手」という言葉で呼称して、私たちのように考案企画する「創り手」と実際...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.08.16 Tue 07:11

住まいのフィット感について 5

 先ほど「すけべ根性」と書きましたが、確かに条件の良い時代であれば、新築の家を建ててそこに住み続け、都市開発が進み地価が高騰し、やがて売却するときにイニシャルコストを取り返すなどという言わば「うまい話」が成立した時代もあったかもしれません。ただ、今の社会動向や経済の現状を見ても、ただでさえ企画そのものをすんなり成立させることが厳しくなっている状況を見れば、確率の少ない「 if 」に執着するよりも、リアルな日々の暮らしの一つ一つの質の向上を図っていったほうが実りを大きく感じ続けることができるのでは...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.08.15 Mon 07:11

住まいのフィット感について 4

 ここまで書くと汎用性のないものは、次の住まい手が見つからないままに朽ち果てるから、結局一代限りで長く住み継がれずにスクラップアンドビルドを助長しないかと問われることがありますが、私は決してそうではないのではないかということを言いたいのです。汎用性ばかりを重視すれば、万人向けといえば聞こえは良いですが、ありきたりでで一定レベル以上の魅力に欠けるという言い方もできる わけです。実は、次の代を担う住まい手は、たった一組あれば良いだけで、その一組の住まい手に強烈にアピールする魅力がある方が良いの...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.08.14 Sun 07:08

住まいのフィット感について 3

 「個性」とは「他と違う」というところから発生しているものではなくて、自分が湧き出て他から自由であるという部分から始まらなければ本物ではないように思います。他から始まれば、他の存在が前提ですから、純粋な個性ではない。住まい手の内面に肉薄して、そこから自由に出てくるものを形にしていくのが住まいづくりのような気がしています。そのためにはできるだけ住まい手に寄り添うことが必要ですから、ヒアリングや詳細検討を繰り返していくのが常です。そうやって住まいを構築していくことこそが、フィット感につながるとい...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.08.13 Sat 07:14

住まいのフィット感について 2

 極めて個人的な私的空間である「住まい」において、その「住まい手」固有の要素というものは、必然としての個性であって、そのことは誰にも迷惑をかけるわけではないし、何人の邪魔も許容する必要のないものだと思います。35年もこんな仕事をしていると、まあその住まいその住まい毎に、千差万別のさまざまな要素が生まれてきて、結果とても個性的な住まいになることが常でした。住まいは住まい手ご家族の鏡ですから、それぞれ個性が宿った住まいで良いわけです。これもよく私は口にしますが、ロングセラーで皆さんよくご存知の漫画...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.08.12 Fri 07:07

住まいのフィット感について 1

 私はよく、その言葉を口にします。住まいはフィット感だと。有名なファッションデザイナーが、最大のおしゃれは体にフィットしたものを身につけること。という意味の言葉を口にしていて、すごく感動した記憶がありますが、住まい空間もそうだなといつも思います。肉薄しているのにスムーズな身のこなしに沿っている空間というものは、何とも小気味良いものです。一般的に言う汎用性という言葉は、しばしば特定の住まい手に嗜好を肉薄させるわけにいかず、万人向けにそのフィット感をぼやかさなければならないために、どことなく満足...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.08.11 Thu 07:05

一棟の住まいの重さ 5

 地球環境的に見ても、これからのこの国の有り様を想像しても、この80年延々と続けてきた土建業のスクラップアンドビルドの繰り返しをこれ以上して良いはずはありません。これから建てられるあらゆる一棟一棟が、大変重要だと考えます。そう考えれば、しがない名もなき建築屋に、その一棟を委ねてくださる住まい手の皆さんが有り難く、真剣に取り組まなければという思いは日に日に増していくばかりです。どう考えても、これからの価値ある一棟を仕上げていく責任は重いと思います。皆がそんなふうに考えれば、世の中はすぐにガラリと...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.08.10 Wed 07:02

一棟の住まいの重さ 4

 世の中で「経済」というお題目が価値観の最優先ワードになってしまって久しいのですが、住まいづくりにおいてもその影響下でそこから始まる価値観の住まいづくりが大多数である現状は否めないのです。ですが、「住まい」をなんのために建てるかという命題に立ち返れば、永遠に戦後の安普請大量生産の住まいを増産し続ける必要も実は全くないわけで、より厳しい現状が押し寄せている今だからこそ、改めて価値観の見直しをしてじっくり考え直す時ではないかなと思ったりします。  住まいの主人公は、あくまでそこで暮らす住まい手...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.08.09 Tue 07:23

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