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快適という呪文の先の未来 3

 快感として感じるものも、いわゆる刺激ですから、少し時間が経てばそれはストレスとして感じます。冷房が効いた部屋に入った瞬間には爽快感という快感を得られるのですが、低すぎる室温は体の熱をどんどん奪い、そのうち足元が冷えるという不快感につながります。冬あったかいと感じる安心感は、そのうち汗ばむほどの不快感につながります。全て快感だった刺激が時間経過とともに不快感に転じてしまうということです。つまり、持続的な快適性は、この刺激を取り除いた環境を構築するということで、暑くも、寒くもない環境を作ること...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.07.19 Tue 07:31

快適という呪文の先の未来 2

 前回の稿では「省エネ」の前に、大前提として果たして日本の住まいは「快適」か?というお話をしました。では「快適」とはどんな状態かというお話なのですが、まぁ反対の「不快」は理解できると思います。要するに、なんとなく気持ちが悪くてストレスなわけです。暑い、寒い、湿気が多い、臭気がする、埃っぽいなどなど、私たちが感じる不快の要素としてはたくさんあると思います。それらがストレスなわけです。そのストレスから解放され、ノンストレスならば「快適」ということだと思いますが、このサジ加減がなかなか難しい。冒頭で...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.07.18 Mon 07:06

快適という呪文の先の未来 1

 「何も足さない、何も引かない」というのは、確か1995年のウイスキーの広告のコビーでした。過不足なく混ざり気がないシンプルなことが一番美味しいんだという意味合いだと思いますが、何事もそうで、本来のものとは至ってシンプルなものだと思ったりします。住まい空間においての「快適」という概念も、実は至ってシンプルなものではないかと思うのです。  良く、「冬暖かく、夏涼しい」という表現を目にしますし、自分でも使ってしまいがちですが、この言葉を安直に使いすぎると、快適論を語るには少し配慮が足りないかと思う...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.07.17 Sun 07:01

快適を実感するための省エネ…。 5

 さて、この項の最後です。先の国会の中で、2025年の省エネ基準義務化のことが決まりましたから、これからますます日本の住まいは省エネ一辺倒で大騒ぎになること間違いなしです。ただ、この見方について、注意深く考えなければならないのは、どこをベースと考えているかということなんです。ベースが、一般的にいう「快適」な状態であればよいのですが、ぎりぎり我慢の状態であったり、ベースが箸にも棒にもかからない状態であれば、なんための省エネかわからなかったり、普及が進まなかったりということが起こりかねません。  ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.07.16 Sat 07:04

快適を実感するための省エネ…。 4

 我慢を前提とした基準を払拭するために、本当の快適性をまずは徹底して満たすことから始めなければなりません。言葉面だけを捉えて、とかくそういうことを贅沢だとか過剰だとかいうから先に進まないのです。実は何も、満足を満たすということは冬の室温を極端に釣り上げ、夏の室温をキンキンに冷やすことではありません。逆にむしろ、外皮性能が上がれば上がるほどに、冬の室温は低くて済みますし。夏の室温は高くても暑くありません。「快適」とは、過不足なくストレスを感じせない。「何も感じない」ということなのです。そう捉え...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.07.15 Fri 07:14

快適を実感するための省エネ…。 3

 おそらくは、ここでずっと書いて来ているように、これからは高性能、省エネという言葉がさらに蔓延して、いよいよカオスな状況になってくると思います。みなさんが住まいを考えるとき、これらの言葉はあまり意味をなさないものになってしまうかもしれません。問題は、常にこの国の基準は国内向けであり、一度海外に目を向ければ、その基準が甘々であったり箸にも棒にもかからない位のレベルだったりする事がよくあります。私たちの国は、どこか我慢が美徳だというイメージを強く持っている国だと思います。確かに悪いことではありま...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.07.14 Thu 07:02

大きな倉庫のリノベーション完成

JUGEMテーマ:建築   大きな2階建ての倉庫をリノベーションし、ホームエレベーターを付けるなどして完全バリアフリーを目指しました。 ご夫婦がゆっくりと過ごせる住宅として計画しております。 完成後ご夫婦が倉庫であった時と比較し格段の変貌ぶりに驚かれております。 途中、お客様より数々の設計変更がございましたが全て改善しご希望通りのものを実現しました。 1階に大きなリビングダイニングキッチンを設け、客室の入り口を2方向から設けてプライバシーを確保しました。 元々ある鉄骨のところ...

秀・建築アトリエ | 2022.07.13 Wed 12:41

快適を実感するための省エネ…。 2

 省エネという言葉は、聞き心地が良いですし、誰も非難しようのない緊急の課題ですから、ついつい何だかわからないままに使ってしまいがちな言葉ですが、言葉というものはあまり使い慣れすぎると劣化して消費されるようなところもありますから、注意が必要です。そもそも私たちが暮らすために必要なエネルギーを、極力無駄を省いて環境負荷をなくしていこうということが本来の意味ですが、基準となる消費エネルギーの考え方がマチマチであったり、何が無駄で何が必要かの判断がバラバラであったりすれば、この言葉は曖昧なものになっ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.07.13 Wed 07:25

快適を実感するための省エネ…。 1

 今回の選挙で、この国はいよいよ「何も変えたくないという事なかれ主義」の蔓延によって、身動きが取れずに、本当にこのまま倒れていくのではないかという不安が大きくなりました。投票日二日前に起きた元総理の銃撃事件によって、まるでその人の全てが免罪されて尊いものに昇華したかのような扱い、そしてそれを賛美するかのような報道には、体制に媚びる下劣さしか感じることが出来ず、そもそも歴史修正主義者だった御仁は、死しても尚事実を捻じ曲げようとしているのかと呟きたくなります。そしてこの国の最高位の勲位が与えられ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.07.12 Tue 07:05

建てない勇気。建てる覚悟。 5

 さて、この稿の最後です。大上段に「建てない勇気」と書きましたが、その前には、「誤魔化しに安直な住まいを」と書いた方が良かったかも知れません。国力も弱まり、もうそんなにスクラップアンドビルドを繰り返す余力も残っていないのに、今更、すぐにまた建て直さなければならない安普請の家を建てる余裕はないですよねと言うことなのです。出来れば、自分のことだけではなくて、社会のストックになるような、そんな質の住まいが少しでも望めたらいいなと思います。これからこの国の経済が、いきなり上昇に転じる見込みは未だなく...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2022.07.11 Mon 07:06

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