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「冬」目線の住まいづくりに、注意 2

 これからの季節、住まいの熱のことを考える場合、暖房という室温を高めるためのエネルギーのことを考えるのがベースとなります。室温も外気温も、私たちが暮らすにはいささか温度が低くて寒いので、温める必要があるからです。この時期は割とわかりやすい。私たちは着衣もこの季節になってくるると段々重ねて厚着をします。つまり断熱材をみに纏うのと一緒で、イメージはそのまま住まいに投影しても間違いがありません。     日本の省エネの基準は、これまでこの冬のパターンが考え方の基本になって整えられてきています。皆...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.11.02 Tue 07:30

「冬」目線の住まいづくりに、注意 1

 いよいよ暖房が必要な季節になってきますね。住まいの性能によって、スタートの時期が大きく違うことは方々のお話で感じていますが、近年の高性能ブームによって、少しずつボトムアップにはつながっていますから、昔よりはだんだん遅れてきているのかもしれません。また地球温暖化の煽りは年々受けていますから、それもまたスタートを遅くしているかもしれませんね。もう今日から11月ですが、感覚とこの暖かさとはすでにずれがあるようにも思えてしまいます。いずれにしても、これからの冬は暖房に目がいき、暖房にどれくらいお金が...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.11.01 Mon 07:28

あったかーいは、不快の領域。 5

 字の如く「採暖」は暖かさを採るための「点」ポイントであるのに対して、暖房は、空間の寒さを取り除く設えです。寒いという刺激を柔らかく取ることができれば、すなわち無刺激になります。そのためには室温で示される空気の温度はもとより、その空気が抱えている湿度、それから壁・床・天井の面自体の温度など、あらゆる要因がその環境に影響します。暖房はそういうものをコントロールする手立てなのです。そういう意味では、これまでのこの国の暖房はほとんどの場合、囲炉裏手あぶりの類からストーブまで、ほとんどが暖房とくくら...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.10.31 Sun 07:09

あったかーいは、不快の領域。 4

 そろそろ、タイトルの種明かしをしましょうか。「快適」とは刺激がないということなのです。つまり、何も感じないこと。「あったかーい」と感じるのもつまり刺激ですから、長く続けば不快になるのです。住宅展示場の床暖房に数十分の見学で感動して、それを快感と思い込んでしまうのは少しずれてしまうことに他ならないのです。  私は高性能を習いに北海道に伺っていた頃に先輩たちによく言葉の端々を間違えるなと薫陶を受けました。「あったかい」ではなくて「寒くない」を目指しなさいとよく言われたものです。一般の方のイメ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.10.30 Sat 06:11

あったかーいは、不快の領域。 3

 例えば、こたつやホットカーペットという採暖器具がこれから登場する季節ですが、あったかーいとその刺激的な暖かさに喜ぶのは瞬間なのです。みなさん少しお酒を飲んで、ホットカーペットの上で寝てしまって、起きた時の感覚を味わった方も少なくないのではないでしょうか、喉はカラカラ、なんだか頭は痛いし、気だるく不快極まれない。口の悪い私などはポップコーン状態とよく表現しますが、床から煎りあげられた人間の体はほとんど水分ですから、どんどん干からびていくような不快感が否めないのだと思います。  このように、...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.10.29 Fri 07:19

あったかーいは、不快の領域。 2

 寒くなれば、あったかいものが恋しくなるのは当然で、そろそろ暖房機に入ると昔でいえば、いささか刺激的な灯油の燃焼ガスの匂いや窓ガラスの曇りも、なんだかあったかさの象徴として、イメージが私たちの記憶に深く刷り込まれています。それは当然の感覚なのですが、水を差すような言い方をすれば、私たちの言う高性能住宅の領域では、灯油燃焼の匂いが立ち込めるなどという状況は、換気が十分にされていない空気の鮮度が心配な状態であったり、窓ガラスが曇るということは表面温度が極端に下がり露天温度に達しているということで...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.10.28 Thu 07:19

永く在り続ける住まいについて 4

 私はよく、住まいの耐久性の一番の要因は、「愛着」だと言います。どんなに頑丈に作られたところで、愛着のないものを手入れをして住み継ぐことがあるでしょうか。私は「メンテナンスフリー」という言葉もまやかしだとずっと言っています。5年、10年というと短い時間スパンで言えば、多少成立するかもしれませんが、住み継がれていく時間スパンを考えれば、そんな短い時間では話にならず、問題はどうやってメンテナンスをし続けていくか、どれだけメンテナンスが楽かということの方が大切になってくるのです。メンテナンスの動機...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.10.25 Mon 07:07

永く在り続ける住まいについて 3

 いつの頃からか、日本の住まいはバタバタと建てて、最も簡単に壊す消費の対象になってしまいました。戦後の混乱期の住宅難に仮設的に建てられるものならばいざ知らず、戦後80年も経って未だプレファブの仮設住宅のようなものが量産されているのは異常な事態です。世の中が拡大傾向に広がっていく成長期ならいざ知らず、時代は少子高齢化、国力も下降の一途を辿っていくことが現実になってきている今になっても、ストック社会とは真逆の莫大な予算を投じた消費物を大量生産する矛盾にもうそろそろ気づかなければならないのではないか...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.10.24 Sun 07:15

永く在り続ける住まいについて 2

 もう一つの出来事は、ある日どこからかけたたましいコンクリートなどの掘削音が聞こえてきて、地鳴りがするほどの振動と騒音が終日続いた日がありました。弊社よりももっとお近くの方からは、きっと苦情が出たのではないだろうかと思えるレベルです。どこが発生源かそれからしばらく気づかなかったのですが、後日それは、某ハウスメーカーの新築住宅の現場からのものであることがわかりました。ひと月ほど前から造成工事を行い、基礎が出来上がったなと思っていた現場から、出来上がったばかりのコンクリートの基礎がなくなっていた...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.10.23 Sat 07:09

永く在り続ける住まいについて 1

 最近、弊社の周りの風景でで二つほど出来事がありました。一つは見慣れた風景の中のとある住まいが、建て替えのためなのか解体が始まったということ。瀟洒なレンガタイル張りの大きめの住宅でしたが、私の記憶では20年経っていたかどうか。もったいないものだなぁと思っていると、みるみる外皮の部分が取り払われていき骨組みが露わになっていきます。見るとそれは軽量鉄骨プレファブの住まいでした。まあ、職業柄、断熱材はどれくらいのものが入っているのだろうとか、そんなところを見てしまうのですが、あえてそういうことには触...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.10.22 Fri 07:17

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