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昭和から平成に、切り替わった30年は、いわゆる「バブル」と言われる好景気に翻弄され、それが風船のように一気に萎んだあとも、やがて再来を信じて空元気ばかりの時間だったような気がするのは私だけでしょうか。もっと言えば、平成の世は、昭和の復興と生産による国力の増大の加速という全世代が実感した残り香をずっと食べていた時代のような気がしてなりません。それを証拠に、先進国と言いながらも、今あからさまに見えてきているのは、この国の衰退ぶりで、あらゆる数値でとうの昔に「先進国」などという括りの中にはいないこ...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.12.19 Sun 07:11
毎年恒例の清水寺の貫主様による揮毫が話題の今年の一文字は、「金」だそうです。当然のことながら、2021年は東京オリンピックもありましたから、金メダルの「キン」なのだと思いますが、やはりコロナ禍の中、まだまだ生きづらい社会が続いていて、私たちの住宅分野でもその煽りをモロに受けて、全体としては今年もこのところの大変厳しい一年になったと言わざるを得ないかもしれません。コンテナ輸送の麻痺と、北米の木材特需の高騰による、いわゆるウッドショックは未だ尾を引き、半導体分野の生産減に伴う品不足は、いよいよ深刻...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.12.18 Sat 07:07
年末年始の営業のご案内 2021年 12月28日(火曜日) まで営業 2020年 12月29日(水曜日) より 2021年 1月5日(水曜日)までお休みさせていただきます。 2021年は1月6日(木曜日)より通常営業致します。 今年も一年、皆様にはお世話になりありがとうございました。 来年もご愛顧賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。 良いお年をお迎えくださいませ。 100年たっても住みたい家 サンキ建設のホームページはこちら 生活を楽しめる家創りにこだわる サンキ建...
サンキ建設のこだわり注文住宅 | 2021.12.17 Fri 09:11
常に、「住まい手」を中心に考えると、我々「創り手」と工事をしてくださる「作り手」の三者の対等な信頼関係でもの作りができることが理想のような気がしてきます。冒頭でお話ししたように、この国にはそもそも「創り手」と「作り手」を兼ねるようなシステムがあって、住まい手はそのプロデューサーのような「つくり手」に委ねて住まいづくりを共にしていました。欧米では設計と施工をきっちり分けるそもそものシステムがあるから良いのですが、私たちはそこからその存在意義を発信して何十年も住まい創りをしています。この上ノイ...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.12.17 Fri 07:10
そういう番組で、中にはお知り合いのインフルエンサーの方が弊社の名前まで揚げて薦めて下さるものもあるので、そう言うお問合せは無碍にはできませんが、そうでないものを見られても方向性が近いようだからとお問合せ頂くのが結果的に一番厳しい感じがしてしまいます。お話を進めるほどに「ネットではこう言っている」というところに帰結されるから、ならばよければその方に頼まれた方が幸福ですよ。とお話しすると「遠いし…」(笑)と悪びれずにおっしゃる方もおられます。こうなると先ほど来の三つ巴が崩れて、もう一人全く...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.12.16 Thu 06:49
正直、省エネだ高性能だという事柄は、今まさにリアルに大変重要で、これからの住まいづくりでは欠かせない事柄であることは現実ですが、私のような立場の人間が言うと誤解を招きかねませんが、あえて言うならばそれも一つの要素で、住まいづくりとは膨大な事柄を大きく一つに集結していき結実するもので、それなしではこれから成立しませんが、それだけあれば全てよしと言うことでもないのです。 シンプルに考えれば、住まいは「住まい手」である施主と、住まいを創造提案して企画する「創り手」と、現実に材を刻みそれを組み...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.12.15 Wed 07:07
かつてこの国の住まいづくりは、もっと地域に根ざした、至って素朴なものだったと言えると思います。例えば江戸の町などでは材木屋の主人や地方では大工の棟梁(今の一人親方の棟梁とは少し違いますが)という立場の方がその多くの役割を担っていました。弟子入りから長年の修行時代を経て、要は人生経験も豊富なプロが、エリアには一人くらいはいて、村の若い夫婦などが新たに住まいを立てるとなると、この棟梁が材料の買い付けやさまざまな工種の手配をしてくれたそうです。それにいざとなれば催合い(もやい)と言って、上棟などのマ...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.12.14 Tue 07:24
いよいよ年の瀬も押し迫ってきて、福岡も今日から温度がグッと下がっていくようで、日々仕事に追い立てられている私としてはまだまだ実感がないですが(笑)、コロナコロナの一年もまた過ぎようとしているのだなあと様変わりした世の中を感じています。 住まいづくりの分野でも、この数年の動きは劇的なものがあります。世界的な温暖化対策の高まりに押されるように、この数十年私たちが押しても引いても断固として動かなかった住まいの高性能化への動きが俄かに動きつつあります。コロナの巣篭もりで、住環境の改善も骨身に染み...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.12.13 Mon 06:56
私たちがここで常に語っている高性能住宅というものが、書いてきたような悪烈な環境を取り除き、快適でかつ省エネだといいうことはもう随分認知され始めています。本来は1日も早く、そういう暮らしへの転換を図られることが一番望ましいのですが、まずは現時点の住環境で少しでも被害リスクを減らすお話をしました。物理的な工夫で、今の悪烈な環境を少しでも緩和できれば次のシフトへのきっかけになるかもしれません。住まいづくりの具体的なお話ばかりでなく、こういうご相談も弊社にはたくさんやってきます。どれだけまだまだ厳し...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.12.12 Sun 07:20
また、マンションなどにお住まいの方からよく北部屋の寒さや結露のご相談があります。根本解決はなかなか難しいのですが、これはマンション特有の間取りの特性もあります。一般的には南側に面して大きめなLDK空間が取られていて、中央にバストイレなどの窓がなくても成立している部分があり、俗にいう北部屋と呼ばれる寝室や子供部屋の個室が北面に配置されます。この北部屋が寒くて結露しまくりなのです。原因はLDKは日当たり良く条件が良い上に常に人がいて暖房が入っていますから、どうしても北部屋はこの南側の空間より低い温度...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.12.11 Sat 07:07
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