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虚と実の間を迷う住まい手たち 2

 歴史は繰り返します。住まいの高性能化のプロセスは、この国でも40年余り変遷を経てきています。ひとっ飛びに新基軸ができてきたわけでもなく、突然の大発明があったわけでもなく、名もなき人々のさまざまな試行錯誤が蓄積されていき、あらゆる実証データの末に改善が繰り返されてきたわけです。声高に高性能を語る人もさまざまで研究者、設計施工の実践者、果てには住宅産業の営業畑の人々までがこぞって高性能を語り始めたのはこの5年くらいかも知れません。流れは非常に歓迎ですが、この加速の中で、そういう蓄積が充分に活か...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.11.28 Sun 07:49

虚と実の間を迷う住まい手たち 1

 緊急事態宣言後も巣篭もり需要が続いているのか、高性能住宅への皆さんの関心は強く、どうせ建てるならとスマホ検索で出てくる情報という情報をかき集めて、少しでもコスパが良く、ランニングコストが低い家を持ちたいという人々の思いは急速に拡大しています。弊社の様な零細事務所にまで、そういうお問合せが格段に増えているのですから、業界全体の需要拡大は一気に高性能に傾倒していると言っても良いのかもしれません。SNSのいわゆるインフルエンサーのみなさんが日々情報提供するものですから、高性能を望む住まい手の皆さんの...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.11.27 Sat 07:23

住まいが汗をかく…結露5

 その昔は、断熱はいいけど「気密」は嫌だなどという方たちも少なからずいました。なんとなく閉塞的なイメージがあるのかも知れませんし、「壁の内外で適度に空気が呼吸する」などという曖昧な耳触りの良い表現がまかり通っていた時代は(その時点で躯体内の空気が動き断熱性能は破綻しています)、「気密」は逆風の中でなかなか重要視されてきませんでした。今もって外皮性能が取り沙汰されているのに気密性能がセットになって表示されないのはおかしいのですが、過渡期である今、ここを等閑に進められていく高性能には注意が必要です...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.11.26 Fri 06:47

住まいが汗をかく…結露 4

 結露は急激な温度差でできるというお話をしました。断熱とともに、気密性能をしっかり取る理由の一つに、この結露を防止するということがあります。もしも壁の中で局所的に空気が行き交う穴でもあれば、暖かい空気と外気がふれあう結露リスクの大きな場所ができることになります。全体の断熱性能も全てがバランスで、どこか極端に性能が悪いとそこが結露リスクとなります。このように、私たちが室内を自分たち好みの快適領域の環境にしようとすれば、自ずと外部との温度差がそこにあ。その温度差をうまくキープするために断熱や気密...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.11.25 Thu 07:18

住まいが汗をかく…結露 3

 ホームセンターなどに行くと、窓ガラスの結露を下で受け止めるフェルト状のシールの様なものが売っていて、露垂れをしないから便利などという宣伝文句を見かけます。私は口が悪いから、窓のオムツなどと口走りますが(笑)、何よりも結露を止めなきゃいけないのに、あれを見るたびにこの国の住まいはまだまだ遅れているなと思います。最近ようやく窓もアルミ枠から樹脂に移行傾向でガラスもシングルからペア、ペアからトリプルへと歩みは遅いですが改善がされてきています。弊社は30年以上、アルミサッシを使ったことがありません。今...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.11.24 Wed 06:21

住まいが汗をかく…結露 2

 いわゆる露を結ぶと書く結露現象。どうして起こるかご存知の方は多いと思います。この「露」どこから降って湧いたかといえば、空気の中からというわけなのです。私たちの周りにあるごく当たり前の空気には少なからす目には見えませんが水蒸気が含まれていて、一定量の空気の中に抱えていられる水蒸気の量はその温度によって限界があります。大雑把にいえば、温度が高い空気ほどたくさんの水蒸気を抱えていられて、それが急激に低くなるとその許容を超えた分が私たちの目で確認できる露となります。  暖房で暖まった部屋の空気が...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.11.23 Tue 07:31

住まいが汗をかく…結露 1

 なんだかまだまだ色々とバタバタしているというのに、街に出ると気忙しくイルミネーションだなんだと年末ムードを煽って、もうクリスマスソングなど聴こえてくるから、実務で駆けずり回っているものからすれば甚だ迷惑な季節になってきました。笑。まぁ、ほっと優しい気持ちを引き寄せてくれるものだから、悪く言ってもいけないのですが。ここ福岡も一雨ごとに気温も下がり、いよいよ冬の景色となっていきます。皆さんのそういうイメージシーンの中で、例えば、雪景色の中、窓越しに灯った灯りの中、暖炉に赤々と薪がくべてあって、...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.11.22 Mon 07:25

冷暖房のきほんのき 番外編

 さて、冷暖房のお話をしてきましたが、ここからは番外編。「体感温度」のお話を前の項でお話ししてきましたが、私たちは空気の温度、湿度、風(気流)、室内の面温度などを総合して暑い寒いを判断しているわけで、ではどんな冷暖房が良いのかというお話になりますが、前の項でもお話ししたように、私たちが快適だと判断する温度帯では気流は感じる温度を下げる効果がありますから、夏は少しでも空気を動かした方が良いわけです。エアコンは回すだけで一定の除湿効果はありますし、1時間に600m3もの空気を機械から送り出しますから...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.11.21 Sun 07:32

冷暖房のきほんのき 5

 高性能でバランスの良い住まいであれば、結局のところ冬は低い温度帯でも寒くない満足度がある空間となり、夏は逆に高い温度帯でも暑くない満足度の空間となります。これでどういうことかというと、冷暖房に投じるエネルギーそのものも少なくて済むということなのです。お分かりいただけたでしょうか。つまり、快適と省エネは一見相反するもののようですが、以外にも全くそうではなく、快適に暮らすためには性能の向上が必須であり、その性能の向上が同時に省エネもかなえてしまうというのが現実なのです。  贅沢を悪とする...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.11.20 Sat 07:40

冷暖房のきほんのき 4

 外皮性能が整った場合、室内は私たち居住者の発熱はもとより、家電や照明などの生活排熱も暖房に加勢してくれる形になり、冬はその足りないところを暖房で補っていくということになります。本来の外皮性能が担保できているならば、ほう射の影響は極めて少ないと言えますので、即ち、面から感じるほう射の影響を体感で感じないで済むので、案外低い気温でも「寒くない」という状態になってきます。逆に言えば、まだまだ多い性能の足りない住まいでは、このほう射の影響が大きすぎて、それを補うべく室温を上げざるを得ないジレンマが...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.11.19 Fri 07:05

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