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それで、夏に耐えうるかということ…。3

 昨今、取り沙汰されている外皮性能を示すUa値などの値は、住まいの性能を語る物差しとして有効ではあるけれども、その部分のみをクローズアップしてみても、すべてを語っているわけではないということと、そもそも日本のこれまでの基準自体が甘々な上に、完全に冬目線であるということを書きました。  ここで問題になってくるのが、これからやってくる夏に関してどう考えていくかということなのです。随分以前に、「断熱」という言葉の音から、遮断する、絶つという意味の「断」と暖かい「暖」というもじの音読みが同じ発音であ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.04.30 Fri 07:01

それで、夏に耐えうるかということ…。2

 ご存知の通り、この国の省エネの基準(未だ戸建て住宅に関しては義務でもなんでもないですが)は、日本列島を区分化して、地域ごとに外皮性能Ua値を定めていますが、その数値も今となっては甘々な上に、南下するほどに軽微なものになるという状態のものになっています。つまり、「九州などは暖かいからこれくらいでいいですよ」と言う仕様になっているわけです。地図もおおよそ無意識かどうかは分かりませんが北海道はブルーで九州に降りてくるほどにオレンジや赤という暖色が使われています。  これは明らかに、「断熱は冬の寒さ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.04.29 Thu 07:10

それで、夏に耐えうるかということ…。1

 さて、福岡はこれから梅雨を挟んで厳しい夏を迎えていく時期に入っていきます。業界全体は、政府のカーボンゼロ目標宣言に始まる一連の省エネ関連の動きの影響で、にわかにさまざまな方が一斉に省エネ、省エネと連呼するようになってきました。かつて皆さんがなかなかそう言わなかった永きにわたり、私もそう言い続けてきていたのですが、最近は全く違ったトーンで、同じように言われる方も増えてきているものですから、天邪鬼な私は、ある躊躇いをもって別の言葉を使おうなどと考えたりしています。  広く一般の方に、専門用語...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.04.28 Wed 07:15

いさましい「省エネ」からの脱却 5

 最近私が「省エネ」という言葉をためらいを持って使うようになっているのは、お話をしてきたように「なんちゃって」や「やってるふり」が図らずも沢山含まれてしまっている現状にあります。皆さんの普通の暮らしを堅持して、本当に消費エネルギーがそれまでよりも「節約」できているか、それが省エネですよね。ある意味乱暴に言えば、国の基準がどうだはもうすでに関係ないレベル。実感として現実に暮らして使われるエネルギーが減らなければ、正直言い方は悪いですが「嘘」です。そういう意味で、私は最近あまりまだ手垢がついてい...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.04.27 Tue 06:35

いさましい「省エネ」からの脱却 4

 これから私が一番懸念するのは、今の政治に象徴する「やってるふり」の危険性です。大真面目に環境を考え、CO2削減を国際レベルにひきあげるのならば、一気に三段跳びで住まいの性能を上げていく必要があります。未だに古めかしい国の省エネ基準などを引き合いに出して論じることがナンセンスなのですが、案外大真面目にそういうことを黙認して、やっているふり感が否めない。どう考えても意図的としか思えない、取り残されている国の基準を早く取り除いてしまうか、「省エネ基準」などという誤解を招く言葉をやめて、「生活安全基準...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.04.26 Mon 07:06

いさましい「省エネ」からの脱却 3

 確かに全く意識されることなく、これまで建てられていた住宅へのボトムアップという意味では一定の効果はあるにしても、あたかもその最低限のお話が、住まい手の実感として「省エネ」でもなんでもないという現実はもやはり大変問題だと思います。皆さんが「省エネ住宅」という言葉から一般敵に想像する住宅は、少なくとも隅々まで温度がかわらずに、寒いとき、人がいるときだけの部分間欠暖房で、トイレお風呂がヒートショックを起こしかねないような住まいでしょうか。きっとそうではないですよね。でも国の基準などを持ち出せば、...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.04.25 Sun 07:15

いさましい「省エネ」からの脱却 2

 時の流れに「言葉」というものは、次第に本来の意味からずれを生じで使い古されると輝きが薄れて陳腐化していくという傾向は世の常なのかもしれません。このところの「省エネ」という言葉も、30年以上も業界でその言葉を使ってきた私にしてみれば、とみに近年そういう対象に考えられます。省エネ住宅といえば、その住まいでの暮らしで消費されるエネルギーが住まい手の実感として大きく軽減されて、継続可能、我慢のない豊かな暮らしができることを前提として発せられるべきですが、最近はちょっと違うものもたくさん含まれている気...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.04.24 Sat 07:11

いさましい「省エネ」からの脱却 1

 なんだかこのところの住宅業界を見渡すと、蜂の巣をつっついたような状態で口々に「省エネ」を連呼していますね。俯瞰で見ればこれは悪いことではなくて、今まで一切関心を示さなかった業態までが、これは遅れをとっては大変と目覚め始めていますから良いことだとは思います。時の総理がどんな思惑で口走ってしまったかは別問題として、世界の潮流に遅れをとって、いよいよのっぴきならないところまで来てしまったというのが本当のところかもしれません。ただ、何でもかんでも「省エネ」だと大騒ぎすれば、本来の質の部分が案外おざ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.04.23 Fri 07:32

あなたのための「真」の住まいの価値について  5

 今年の後半はコロナに相まって材料供給の問題で、地場中小は大変な苦境に立たされると思われます。これからしばらく、本当に大変です。ただ、本来の住まい創りとは、そういうところが一棟一棟創り上げていくべきものです。コンビニでこんなものかと妥協して出来合いを買うようなものではありません。これから住まいを建てられる方たちのお考え一つで、この苦境は別の形に好転します。  出来得ることならば、じっくりと考えて、ご自分のフィット感を最大限具現化して欲しい。出来合いの粗悪品を買わないで欲しい。騙されず、なん...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.04.22 Thu 06:59

あなたのための「真」の住まいの価値について 4

 もう、大量生産、大量消費、その上に成り立つ経済というものの至上主義に限界が来ていることは誰の目にも明らかだと思います。ただ、現状を変えたくないという思いは根強く、なんとなく気づかないふりをして突き進んでいる感が最近とみに多い気がしてなりません。  私は住まいに関しては「もう建てなくても数的には余っている。ただ、その数の質が問題で、そこを改善していくこと」がこれからの住まいづくり第一原則だと思います。地元密着で、気候風土をよみときながら、一つ一つの検証を重ねて、一個人が何かに合わせることな...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.04.21 Wed 06:35

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