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今更ながら、「なぜ?」というタイトルでせっかく盛り上がり始めている住まいの「高性能化」に関して、水を差すようなお話しをしています。 ただ、私が何も言おうと言わなくとも、この盛り上がりは当分続くでしょうから、長年こういうことに取り組んできた私としては、あらぬ方向に向かわないように老婆心ながら懸念する方向性に向かわないように言っておきたいのです。なぜ、住まいを「高性能化」するのか。この問いにここで私は一貫して住まい手の「快適性」のためだと言ってきました。ストレスから解放される暮ら...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.05.22 Sat 07:19
今、住宅業界がちょっとした蜂の巣を突いたような状態にあり、「高性能化」という錦の御旗で活発に情報が飛び交っていますので、ともすると、そのことだけで全ての住まいづくりがうまくいくというような印象を持たれる方も多いと思います。ただ、そのことによってむしろ、その本質や大切なものが形骸化してしまわないかという心配が私にはあります。正直、国際的にCO2削減に乗り出さなくては仕方なくなった国が、パフォーマンス的に統計数字を改善しようとすれば、無限の伸び幅がある (悲しい話ですが) 現状より、ある程度皆さんが高...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.05.21 Fri 07:23
さて、問題なのはここからです。この高性能化の流れの中で大切なのは、まず原点は「住まい手の皆さんの意識」であるということが私には何より重要で譲れません。ここが満足のいく性能でなければ、何のための高性能化なのかということになってしまいます。まず原点として皆さんの「快適性」を求め続けていき、それがきちんと満たされて初めて、今度はその快適のために必要なエネルギーを極限まで小さくしていく努力をどうしていくかというお話になっていくのだろうかと思います。まだまだ快適などというには程遠い住まいに省エネを小...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.05.20 Thu 06:58
単刀直入に言って、なぜいま急速に住まいの高性能化が叫ばれ話題になるかといえば、一つは気まぐれな政治が世界の潮流を意識して、カーボンゼロへの道を言及しなければ仕方なくなってしまった事情から、辻褄合わせの如く手付かずだった民間の住宅部門の省エネ化を話題にして推し進めようと言う動き、そしてもう一つはコロナ禍でオンライン授業やテレワークの浸透、実質的なロックダウンによる圧倒的な在宅時間の伸びが、住まいの快適性を住まい手が意識せざるを得なくなっているという現状ではないかと思ったりします。はっきり言っ...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.05.19 Wed 07:12
大変根源的なお話しになるのですが、タイトルのような質問をなげかけると、その方おひとりおひとりの切り口から、案外バラバラなお答えが出てくることがあります。ある人は環境破壊を食い止めるためだとか、ある人は光熱費を今よりも下げるためだとか、どうかすると、「今みんなそう言いますよね」なんていうのもある。実は「快適」に暮らしたいというお答えは、案外それほど多くありません。一番身近な日常のことに想像が及ばないのは、ただただ過去の経験として私たちが「快適」というものを実体験した場数が少ないということなの...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.05.18 Tue 07:35
コロナにしてもウッドショックにしてもちょっとしたパニック時に炙り出されるのは、それぞれの個人の見識だと思います。近頃の世の中は、すれっからしが声高にものを言い、奥ゆかしき人を押しのけて傍若無人に振る舞い、ちょっとした我欲を満たすために他人を押し除けるような風潮が見え隠れします。その、一人としてはささやかなわがままな連鎖が、今の世の中の歪みをうみ、よからぬ方向へねじ曲げられていく傾向は、何とか是正して行きたいなと思わないではいられない。そもそも時に乗じた調子の良い言動や行動は兎角一過性で、深...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.05.17 Mon 07:16
コロナになり、またウッドショックという事象が起きて、これから私たちが住まい創りをしていく環境は過酷さを増していくのかもしれません。ただ、それを付和雷同してショックドリトリンを助長するようでは結果的にすまい手に取って不利益が生じます。この際、深く深呼吸して、これまでのこの国の住まい創りをもう一度見直し、淡々と再スタートを切るくらいのゆとりは必要かもしれません。無理九里の辻褄合わせをして、これまでの体制を維持する必要はあまりないと思います。戦後の住宅不足の時期から80有余年、日本には数的にはすで...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.05.16 Sun 07:17
「ショックドリトリン」という言葉をご存じでしょうか。惨事便乗型資本主義と言いますが、要はことに乗じてそれを金儲けにつなげるという発想で、こういう何かが起きているときは、騒げば騒ぐほどにそういう手法が有効に働いてしまう傾向にあります。未だコロナも収束に向かわず、今度はウッドショック。立て篭り用の自宅をこの際、建てておこうと気が逸るのはわかりますが、みすみすそういう金儲けに協力したり、加担したりするのもどうかと思います。今はここで、ゆっくり考えて、本当に今まで通りの住まいづくりに自分の居場所の...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.05.15 Sat 07:44
私はこのコロナで、日本の住宅市場の保つ価値観というものが、少なからず、好転するきっかけになれば良いなと思ったりしています。その一つは、前のめりに大量に作り続けてきたこの国の住まいをきちんと検証し、「基幹産業」などという住まい手の幸福とは直接関係のない市場原理を作りだし、ただただ建て続けてきたスクラップアンドビルドをそろそろ止めれば良いとつくづく思ったりします。住まいができるまでに、減税したり補助金がついたり、〇〇ポイントをつけたりと、お為ごかしに次々と一見お得感満載で皆さんに手が差し伸べら...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.05.14 Fri 07:24
住宅業界は、このところ「ウッドショック」という言葉で持ちきりです。コロナ禍による物流の停滞で、世界的慢性的に物流コンテナが不足していることと、北米などの住宅需要の高まりによって木材の輸出量が急速に減ってきているという問題です。九州はご当地で産出する杉や檜がありますから、都心部よりは一歩遅れてという問題の高まりのようですが、これから木材の高騰と枯渇で住まいが建てにくいという問題が現実化してくる可能性があります。大手が九州の木材を買い占めにかかっているという噂があったり、あるいは小さなビルダー...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.05.13 Thu 07:22
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