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JUGEMテーマ:小説/詩 突然の真冬日の到来とこれから今週中続く冬将軍の嵐にうんざり。 今朝は、また同居人が地方に出かけ、朝が早かった。私がメイクしている間に、もうご飯茶碗を探して「これか?」と、はてな顔でいたが、毎日食べているご飯茶碗もわからないさまにびっくりする。(笑)昨日の残りの鍋がスープ代わりで、それにガス火をつけている。そして、私が間に合わないときはたいてい「新鮮生卵」で食べる癖があるもんだから、新しい卵が奥にあるよ、と教えたが、その卵のケースを開けられなくて笑える。...
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2020.12.14 Mon 12:39
この記事は、このブログで短編連載している、SF小説『'99-Polaris』の第19話です。 <作品紹介> 人類が地上から消え去った後の世界で、ポラリスは生きている。 自分が、何者か、何物かも、わからない。 ただ、自分自身の、生き終わっていく「物」を看取る「看取り人」という役目の確信と、 自分がこの地上の「最後のひとり」になるという、強い予感は持っている。 ひとりで生きていたポラリスは、 病院でケアロボットとして働いていた、AR装置による立体映像の男・サザンクロスと、 大学で作られ、美しくも怖ろしい...
StarGazer | 2020.12.13 Sun 23:49
JUGEMテーマ:小説/詩 あなたが生きていたことを忘れることなんてありませんよ。 なぜなら、そこに私の青春も、燃やした命のすべてもあったからですよ。 あなたが生きてきた日々こそが私の歴史そのもの。 これからも決して忘れることがないでしょう。 懐かしいことばかり思い出されて頬が熱くなります。 とてもとても、大好きだったあなたを見ていた日々に、 私の心と祈りのすべてはあなたを守るために向かっていました。 どれだけ天に祈りを捧げともに勇気を奮い起こしたことでしょ...
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2020.12.13 Sun 16:25
あのひとはいない もう それでいい そのひとも そう それがいい だれひとりとしていない わかっている わたしのまえはしろい そらもちも ここからはみえないが うみもきっとそうだろう それをわたしはみつめる ここからはじまる そのためにこそここにいたった だからねむろう しばしやすむのだ わたしは めをとじればこれまでのよしなしことがうかんではきえる もうとっくにおわったことなのに みれんか ためいきをつく これがさいしょのいぶきとなるのか
with a kiss, passing the key | 2020.12.13 Sun 00:00
JUGEMテーマ:小説/詩 ◇◆◇◆多重人格の急須2 〜肉じゃがは時空を越えて〜◆◇◆◇ 第30話 舞子、どつき回す 前編(全40話) 青い地球のフォルムが眼前に現れる。 舞子にとってそれを見るのは初めてではない。 けれどそれはやはり、ため息をつかずにはいられないほど美しい光景だった。 傍らの物理学博士も同様の感動を今抱いているようだった。 彼は皺の奥の目を瞬きもさせず、自分の生まれた星をただ見つめていた。 「この辺でいいかな」魔法使い木多丘は特に感動した様子でもなく...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2020.12.12 Sat 21:03
JUGEMテーマ:小説/詩 あなたを悪夢から引き離すことが 私の祈りでした あなたは人間ではない道に迷い込み踏み外したものは大きく 雪崩のようにあなたの人格を飲み込んでしまい 苦しめていた 苦しみ抜くことが抗いだと、誰もが気づけなかったけれど 心を持ち愛を忘れず生きていた 待ち人来たらず そんな毎日に、あなたはいつしか飢え続け 待ち人を待つ代わりに 人を傷つけていた 誰もが最初は、心に鬼を住まわせている 「殺...
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2020.12.12 Sat 17:00
裕幸『御覧の通りでね』 寶井『(殺された一夫の写真を見ている)』 裕幸『それ気になってるんだろ?』 寶井『は…はい』 裕幸『忘れられるのかよ?俺のチ◯ポ』 寶井『こういうのが好きなのよ』 裕幸『全部飲むんだ』 寶井『イジワルしないで』 裕幸『やーい!やーい!イジメられっ子!』 寶井『はぁはぁ…ぶつぶつ』 裕幸『パンパンか?発狂パンク寸前か?』 寶井『殺す…殺してやる!』 裕幸『なんか聞いてた話と違くね』 寶井『(殺された一夫の写真を見ている)』 裕幸...
スサノオ御殿 | 2020.12.12 Sat 09:09
昨日書いた『クトゥルフ神話』ですが、現在まで五作品を読み終えております。 20P前後の短編ならば、前後の状況を忘れずに読めるのでありがたかったです(前後の状況を忘れるという時点でもう…)そして何となく…なんとなぁ〜く、雪乃にもクトゥルフ神話TRPGが書けそうな気がしてきましたっ!!というか、前々からぼんやりと考えていたクトゥルフ神話っぽい小説のプロットは、やはりクトゥルフっぽかったのだという自信がつきました(笑) 書こうと思っていた小説のタイトルは、『私は魚を食...
雪乃に!サイコロ振らせろ!! | 2020.12.11 Fri 23:54
JUGEMテーマ:小説/詩 藤の花の下で、君は立っていた。 おかっぱ頭の大きな目の君は 大正ロマンの着物を身に着け 灯篭を持ち、出迎えてくれた… あれはいつのことだっただろう? 茶色い巻毛が混ざった自分のウェーブヘアーを 潔く切っておかっぱの黒髪にした日 過去を切り離すためだった 姉の結婚式の日、私は、おかっぱ頭に紫の大きなリボンをして 大正ロマンの着物を着ていた 真っ白な顔、大きな目、赤い口紅 自分が一瞬過去から...
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2020.12.11 Fri 14:32
noteのページを更新しました。 1枚のモノクロ写真から記事を書いた次第です。是非、一読くだされまし。 その1 https://note.com/sn78/n/n76844a1905d2 その2 https://note.com/sn78/n/n2a1950b32197
誰でもないものの「区域」 | 2020.12.08 Tue 21:24
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