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今から約1000年前、グイード・ダレッツォ という修道士が、楽譜とドレミファソラシドの原型を作りました。 その彼の言葉です。 これぞイタリアの声、ベルカント発声が追い求める理想の声 なんです。 マントラみたいに毎日繰り返し唱えたい・・・ 北極星のように、私たちが方向を見失わないように導いてくれる < VOX ALTA, CIARA, SUAVIS > (ラテン語です) 違和感がありますか? 現代の発声は、アペルト(オープン・開いた声)はダメ、暗く閉じた、回した、コペルト(カヴァーされた・...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.20 Fri 09:43
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 昔はオーケストラが小編成でした。 時代とともにだんだん大きくなって、大音量になります。 歌手は発声法を変える必要があり、息の加圧、声帯に加圧、臀部・腹部・横隔膜に加圧、喉頭を下げ、軟口蓋を上げ、唇をラッパ型に突出させて喉頭〜口に縦長の空間を作り・・・で、音量を爆上げ??? まさか・・・ この現代発声とは、歌というより(お行儀の良い)叫び声です。 押して押して、叫んで・・・ 中音域の音量は上がったかもしれません。 人間の自然な...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.18 Wed 07:47
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 前回、呼吸で体をリラックスさせる話しをしましたが、体が硬くなる原因として、無理なことをしている、間違ったことをしている、というのがあります。 (書くと、当たり前のことに見える・・・)笑 例えば、ヴィブラートとか、支えとか、ノドを開けるとか、音色のコントロールとか、レガートとか・・・ これらは(声を出すことすべてかもしれません)、ノドや体の一部に働きかけて、ゼロから生み出そうとか、その部分を何とかしようとしても不可能です。無理で、無...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.17 Tue 07:49
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 水面に小石を投げると、中心から段々水の輪が広がっていきますね。 息を吸う時、胃の裏あたりの一点から、水の輪が広がる様子とか、風船が膨らむ様子をイメージしてみて下さい。 空気と一緒にリラックスのさざ波も全身に広がっていきます。 リラックスとは、体に緊張がなく、無駄な力・不自然な力が入っていなくて、ゆったり深呼吸ができる状態です。 リラックスのさざ波は、ノドまで到達。 ノドの力が抜けます。 ノドが開いた状態とは、ノ...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.12 Thu 09:16
「筋肉」という言葉を頭の中から削除すると・・・ 呼吸ができるようになる、支えが自然にできるようになる、音程が良くなる、高音が出るようになる、柔らかい声が出るようになる、表情のある声になるecc.・・・ 貴方は、この1週間で何回筋肉のことを考えましたか? 歩く、階段を上る、歯を磨く、野菜を切る、字を書く・・・どんな動作をする時も私たちは筋肉を使っていますが、ことさら、意識する必要なんてないです。 もし、歩く時はこの筋肉をこう使う、と解剖図を見ながら教えられたら、かえって歩...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.08 Sun 17:59
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 < 歌いながら身につけるベルカント発声法 > ベルカント発声・実践講座のご案内 みなさんは、<横隔膜を意識しない> <腹式呼吸ではない> 発声法をご存知ですか? お腹や丹田に力を入れない発声法をご存知ですか? 声を マスケラ(顔の上半分の位置)に響かせたり、前に出したり、集めたり、回したり、かぶせたり、どこかに当てたりしない発声法をご存知ですか? ノド仏を下げたり、軟口蓋を上げたり、口を縦に開けたり、頬骨や唇・舌・あご などをコン...
アカデミア デル ベルカント | 2023.08.25 Fri 21:51
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ほとんどの歌の先生が、声の支えは骨盤とか おへその下あたり・・・に力を入れろと言いますが、ベルカント発声は、もっと上で、自然にかかる柔らかい圧力です。 それをパヴァロッティがジェスチャーで(一瞬)示しているので、見てみてください。 (17) Luciano Pavarotti speaks about Diaphragmatic Support. - YouTube 下腹部ではないです。 録画の 1分15秒あたり。 呼吸法をサザーランドから学んだと話しています。 そのあと、赤...
アカデミア デル ベルカント | 2022.09.06 Tue 10:41
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 支えって大事です。 支えがないと(弱いと)ノドに負担がかかります。 特に高音は、ノドが壊れます。 支えは、そうならないための、衝撃を吸収する 息のクッションみたいなものです。 中音域の低めでは、支えはほとんど要りません。 音が上がるにつれて、フワフワっとした力が(自然に!)加わりますが、無理やり固めたり、力むものではないです。 (クッションにならなくなります) 息の作用なので、肺です。 高音では、より圧力がかか...
アカデミア デル ベルカント | 2022.09.03 Sat 10:07
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 拍手しましょう、って思ったら・・・というか、思わなくても・・・拍手は自発的な行為ですね。 習わなくても誰でもできます。どの筋肉を使うか考えないです。 右手と左手の動きの速さを同じにするとか(1分間に何回?)、同時に動かすとか、体の中央の位置で合わせるとか、上下を同じ高さにするとか、親指の位置、人差し指の位置・・・ できることは習わなくていいんです。(当たり前!) こんなこと考えたら、拍手の目的であった湧き上がる感情はどこかに消えてしまいます。 ...
アカデミア デル ベルカント | 2022.08.21 Sun 10:17
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 前回触れた・・・現代発声では、声を暗めに出すのがいいとされる、をもう少し説明します。 ベルカント発声に使われる特殊な用語があります。 現在はほとんど消えてなくなったり、言葉は残っていても意味不明か、誰かが勝手な意味づけをしたか・・・正しく伝わっていないです。 キアロスクーロchiaroscuro という言葉 chiaro はクリア、 scuroはダーク 声の明暗なんですが・・・ 現代発声では、柔らかさのない声を誤魔化す目的で、声を暗めに出す...
アカデミア デル ベルカント | 2022.08.20 Sat 11:32
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