[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] ベルカント発声法のブログ記事をまとめ読み! 全329件の18ページ目 | JUGEMブログ

ベルカント発声法
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ベルカント発声法

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ベルカント発声法
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ベルカントは、数十年前に消えてしまった、自然で無理のない イタリアの伝統的な発声法です。
意図せずに、いつの間にか失ってしまった、音楽の歴史上 最も価値があるとされるこの発声法について考えてみたいと思います。
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 支え (アッポッジョ)の位置

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   支えって大事です。 支えがないと(弱いと)ノドに負担がかかります。 特に高音は、ノドが壊れます。 支えは、そうならないための、衝撃を吸収する 息のクッションみたいなものです。   中音域の低めでは、支えはほとんど要りません。 音が上がるにつれて、フワフワっとした力が(自然に!)加わりますが、無理やり固めたり、力むものではないです。 (クッションにならなくなります)   息の作用なので、肺です。 高音では、より圧力がかか...

アカデミア デル ベルカント | 2022.09.03 Sat 10:07

不要な勉強

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   拍手しましょう、って思ったら・・・というか、思わなくても・・・拍手は自発的な行為ですね。 習わなくても誰でもできます。どの筋肉を使うか考えないです。 右手と左手の動きの速さを同じにするとか(1分間に何回?)、同時に動かすとか、体の中央の位置で合わせるとか、上下を同じ高さにするとか、親指の位置、人差し指の位置・・・ できることは習わなくていいんです。(当たり前!) こんなこと考えたら、拍手の目的であった湧き上がる感情はどこかに消えてしまいます。 ...

アカデミア デル ベルカント | 2022.08.21 Sun 10:17

明るい・暗い(声の明るさ)

JUGEMテーマ:ベルカント発声法 前回触れた・・・現代発声では、声を暗めに出すのがいいとされる、をもう少し説明します。   ベルカント発声に使われる特殊な用語があります。 現在はほとんど消えてなくなったり、言葉は残っていても意味不明か、誰かが勝手な意味づけをしたか・・・正しく伝わっていないです。   キアロスクーロchiaroscuro という言葉 chiaro はクリア、 scuroはダーク 声の明暗なんですが・・・   現代発声では、柔らかさのない声を誤魔化す目的で、声を暗めに出す...

アカデミア デル ベルカント | 2022.08.20 Sat 11:32

全体を見る(つづき) 

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   現代発声は部分的に注目、そこだけが良い・そこだけが正しい、とするのに対して、イタリア伝統のベルカント発声は、全部・全体、自然の全てが真理、です。   呼吸は、現代発声は横隔膜を下げて、肺の下の方に空気を入れる腹式呼吸。 ベルカントは、風船のように<球形に!>ゆったり膨らませる、肺全体を使う気持ちの良い深呼吸。 肋骨の上の方は、空気が入ると、広がりが横方向だけでなく、胸の前側上方向に少し持ち上がります。それで自然に肩が少し上がるのですが、ほ...

アカデミア デル ベルカント | 2022.08.16 Tue 09:26

全体を見る

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   私たちが 普段 意識しないもの、知覚できないもの・・・声帯、仮声帯、横隔膜、粘膜で覆われた口蓋、副鼻腔、喉頭蓋(ariepiglottico)括約筋・・・ こういう解剖学に出てくる言葉が、歌うことと結びつけられること自体おかしい、不思議・・・ 貴方の横隔膜が今、どの位置にどう存在しているか感じられますか? 横隔膜をコントロール? ・・・あり得ないですよね。 普通は誰も自分の横隔膜を見たことがないです。自分の筋肉も見たことないです。   感覚的な体...

アカデミア デル ベルカント | 2022.08.15 Mon 10:32

言葉を強調したり、際立たせたり・・・

特定の音や言葉を強調したり、際立たせたり・・・ 前回の続きです。   1700年代にカストラート歌手として活躍したあと、ウィーン宮廷の声楽教師になったジョヴァンニ・バッティスタ・マンチーニは、発声法や当時の歌手、歌唱について、約250年後の私たちに貴重なメッセージを届けてくれます。 彼は、言葉や発音を誇張することに関して、こんなことを書き残しています。   <これは劇場でオペラのアリアを聴けば、すぐわかることですが・・・ 例えば、tiranno(暴君)、crudele(残酷)、spietato(冷酷)...

アカデミア デル ベルカント | 2022.08.03 Wed 11:00

マンチーニが言いました・・・

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   フレーズの中で、強調したり目立たせたりするのは、曲が要求している箇所だけ、ほんの少し、で充分。 やり過ぎは、卵を産んで喜んでいる雌鶏の大騒ぎみたい。耳障り・・・ (1777年 ジャンバティスタ・マンチーニ)     チェチリア・バルトリ とかね・・・ (笑)あ、私が言ったんじゃなくて…ゆば先生が・・・ (内緒) 演歌みたいになりますよね〜 日本人は、盛ったのが好きかも・・・ 過多のほうが、表現力があるだのテンペラメント...

アカデミア デル ベルカント | 2022.07.19 Tue 09:27

母音をつなぐ

JUGEMテーマ:ベルカント発声法   母音が変わる時、二つの母音をどうつなぎ合わせるか、が大事、という話しをしましたが、意味が通じていたでしょうか?   「夏が来た」だったら A-U-A-I-A です。 A から U に移り、U から A に移り、A から I に・・・   母音が変わる、とは A-E A-I A-O A-U E-A E-I E-O ・・・・ 母音を5つと考えて・・・小学校の時に習った 順列組み合わせ でいくと、5 × 4 で 20通り ありますね。   これを訓練すると ブツブツ切れていた音が、...

アカデミア デル ベルカント | 2022.07.18 Mon 10:35

自然から学ぶ

声 という自然の楽器を私たちは持っています。 より良く、効率的に、最大限の効果を引き出すためには、1700年代のカストラート歌手たちが書き残しているように、自然から学び、自然の教えを受け取ること・・・自然が導くもの、自分の声が求めていることを、耳を澄ませて聴き取りましょう。   中音域では、声の柔らかさが重要なんです。 息の上に浮かぶ声が、静かに穏やかに流れる感覚は、柔らかさから生まれます。 現代発声の、声を前に・外に響かせる、マスケラに声を当てる、響きを集める、軟口蓋を上げる、ノド...

アカデミア デル ベルカント | 2022.07.17 Sun 10:02

二人の関係 か 二人の無関係 か・・・

JUGEMテーマ:ベルカント発声法 現代発声の特徴として、一つ一つの音・一つ一つの母音・一つ一つの子音…への注目 が挙げられます。   一つの音をどんな音質・音色で出すか、ビブラートは? 倍音は?・・・(間違い・勘違い、ですが)   それぞれの母音の舌の位置、唇の形、ノドの形・・・(こういう不必要なことを勉強させられるから、舌も顎もノドも固くなる)   子音を長く伸ばして息を吹く練習 rrrrrrrrr, mmmmm, brrrrrr,  サイレン、動物の鳴き声をまねた練習など・・・(...

アカデミア デル ベルカント | 2022.07.14 Thu 09:26

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