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JUGEMテーマ:ベルカント発声法 レッスンの時、声を集めなさい とよく言われますか? 集める、って言葉が分かりにくいですね。どうやって集めるの? 言い換えると・・・普通にしゃべりなさい・おしゃべりする時のような言葉の言い方をしなさい、です。 話し声は、自然に集まっています。ふくらましてないから。 共鳴の空間の使い方を間違えると、集まっていない・散った声になります。 ぼやけた、膨らんだ、芯のない、膨脹したような声です。 共鳴の空間は、口とノドです。 口...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.23 Mon 09:22
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ノドを開けなさい、と どの先生も言います。 ノドが開いているのは正しい。 ではノドが開いているとは どういう状態ですか? どうやってノドを開けますか? 先生に こういう質問をすると、面倒くさい生徒だと嫌がられます。 しつこいと破門になります。 歌の世界では、質問はタブーです。 分かったような顔をして、それっぽいことをするしかないです。 そもそも、レッスン中に飛び交う、回せ、かぶせろ、集めろ・・・声をどうやって折り曲げた...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.22 Sun 10:06
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 最近は コロナのせいか、口呼吸が目のカタキにされてますね。 ウイルスや細菌を吸い込む危険があるとか、ホコリを吸い込むとか・・・ 鼻からの方が深く吸えるとか(これはないそうです。鼻からでも口からでも同じらしい)、色々理由が付けられていますが・・・ でも私たちは日常、おしゃべりをしている時は口から吸っています。 笑ったり、クシャミする時も・・・ 結構自然な行為です。 歌う時はどうでしょう? 鼻から吸うように教える先生、口から吸...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.21 Sat 08:15
今から約1000年前、グイード・ダレッツォ という修道士が、楽譜とドレミファソラシドの原型を作りました。 その彼の言葉です。 これぞイタリアの声、ベルカント発声が追い求める理想の声 なんです。 マントラみたいに毎日繰り返し唱えたい・・・ 北極星のように、私たちが方向を見失わないように導いてくれる < VOX ALTA, CIARA, SUAVIS > (ラテン語です) 違和感がありますか? 現代の発声は、アペルト(オープン・開いた声)はダメ、暗く閉じた、回した、コペルト(カヴァーされた・...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.20 Fri 09:43
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 昔はオーケストラが小編成でした。 時代とともにだんだん大きくなって、大音量になります。 歌手は発声法を変える必要があり、息の加圧、声帯に加圧、臀部・腹部・横隔膜に加圧、喉頭を下げ、軟口蓋を上げ、唇をラッパ型に突出させて喉頭〜口に縦長の空間を作り・・・で、音量を爆上げ??? まさか・・・ この現代発声とは、歌というより(お行儀の良い)叫び声です。 押して押して、叫んで・・・ 中音域の音量は上がったかもしれません。 人間の自然な...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.18 Wed 07:47
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 前回、呼吸で体をリラックスさせる話しをしましたが、体が硬くなる原因として、無理なことをしている、間違ったことをしている、というのがあります。 (書くと、当たり前のことに見える・・・)笑 例えば、ヴィブラートとか、支えとか、ノドを開けるとか、音色のコントロールとか、レガートとか・・・ これらは(声を出すことすべてかもしれません)、ノドや体の一部に働きかけて、ゼロから生み出そうとか、その部分を何とかしようとしても不可能です。無理で、無...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.17 Tue 07:49
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 水面に小石を投げると、中心から段々水の輪が広がっていきますね。 息を吸う時、胃の裏あたりの一点から、水の輪が広がる様子とか、風船が膨らむ様子をイメージしてみて下さい。 空気と一緒にリラックスのさざ波も全身に広がっていきます。 リラックスとは、体に緊張がなく、無駄な力・不自然な力が入っていなくて、ゆったり深呼吸ができる状態です。 リラックスのさざ波は、ノドまで到達。 ノドの力が抜けます。 ノドが開いた状態とは、ノ...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.12 Thu 09:16
「筋肉」という言葉を頭の中から削除すると・・・ 呼吸ができるようになる、支えが自然にできるようになる、音程が良くなる、高音が出るようになる、柔らかい声が出るようになる、表情のある声になるecc.・・・ 貴方は、この1週間で何回筋肉のことを考えましたか? 歩く、階段を上る、歯を磨く、野菜を切る、字を書く・・・どんな動作をする時も私たちは筋肉を使っていますが、ことさら、意識する必要なんてないです。 もし、歩く時はこの筋肉をこう使う、と解剖図を見ながら教えられたら、かえって歩...
アカデミア デル ベルカント | 2023.10.08 Sun 17:59
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 < 歌いながら身につけるベルカント発声法 > ベルカント発声・実践講座のご案内 みなさんは、<横隔膜を意識しない> <腹式呼吸ではない> 発声法をご存知ですか? お腹や丹田に力を入れない発声法をご存知ですか? 声を マスケラ(顔の上半分の位置)に響かせたり、前に出したり、集めたり、回したり、かぶせたり、どこかに当てたりしない発声法をご存知ですか? ノド仏を下げたり、軟口蓋を上げたり、口を縦に開けたり、頬骨や唇・舌・あご などをコン...
アカデミア デル ベルカント | 2023.08.25 Fri 21:51
JUGEMテーマ:ベルカント発声法 ほとんどの歌の先生が、声の支えは骨盤とか おへその下あたり・・・に力を入れろと言いますが、ベルカント発声は、もっと上で、自然にかかる柔らかい圧力です。 それをパヴァロッティがジェスチャーで(一瞬)示しているので、見てみてください。 (17) Luciano Pavarotti speaks about Diaphragmatic Support. - YouTube 下腹部ではないです。 録画の 1分15秒あたり。 呼吸法をサザーランドから学んだと話しています。 そのあと、赤...
アカデミア デル ベルカント | 2022.09.06 Tue 10:41
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