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〈藤村操世代〉の憂鬱(連載第5回) 川喜田晶子

  〈後追い〉と追憶のはざまで―村岡美麻と松岡千代    藤村操の死に影響を受けて自殺した若者の中に、自らの死と操の死との〈スタンス〉に触れる言葉を遺した者がいる。  当時帝国大学文科二年の村岡美麻という青年は、平岩昭三の『検証 藤村操 華厳の滝投身自殺事件』(不二出版 2003年)によれば、「参事官補を勤めたこともある漢学者村岡良弼の長男で、当時ある女子大学生との婚約も整い双方卒業の上は挙式という運びになっていたにもかかわらず、操の死に衝撃を受け地元の古池に身を投じた」のだとい...

星辰 Sei-shin | 2016.06.30 Thu 20:07

書評:ジル・ドゥルーズ『スピノザ』(連載第3回) 川喜田八潮

川喜田八潮評論集『コスモスの風』 書評篇 ジル・ドゥルーズ『スピノザ』(鈴木雅大訳)平凡社ライブラリー(連載第3回)        4    ドゥルーズは、人間の世界への<適応>と<自己解放>への道を、個体を構成する「微粒子群」の「速さ」と「遅さ」の「複合関係」と、個体間の「触発」による「情動」のダイナミズムに求めている。   「ひとつの体[身体や物体]をスピノザはどのように規定するか。スピノザはこれを同時に二つの仕方で規定している。すなわち、一方ではひとつの体は...

星辰 Sei-shin | 2016.06.30 Thu 19:52

〈藤村操世代〉の憂鬱(連載第4回) 川喜田晶子

「巌頭之感」の表現意識    明治36年という時代の、荒廃と虚無が人々の無意識に澱んだ空気の中で、都会と農村、知的エリートへの階梯を歩む者であるか否か、といった出自や育ちの違いを超えて、藤村操の自殺は青少年の魂を吸引し、大人たちを震撼させた。  その広範でかつ深い衝撃は、ひとえに「巌頭之感」の〈表現〉としてのインパクトと、己れの死に対する操のデザインの衝迫力による。    操の遺した〈表現〉は、「巌頭之感」のみといってよい。  生前、操が友人に当てた手紙類や、家族や友人への遺書にも、...

星辰 Sei-shin | 2016.05.18 Wed 18:07

書評:ジル・ドゥルーズ『スピノザ』(連載第2回) 川喜田八潮

川喜田八潮評論集『コスモスの風』 書評篇 ジル・ドゥルーズ『スピノザ』(鈴木雅大訳)平凡社ライブラリー(連載第2回)        3    ドゥルーズは、ミシェル・フーコーの権力概念を受け継いでいる。  フーコーのいう<権力>とは、国家によって定められ、大衆に押しつけられた、垂直下降的な制度的システムのことではない。  個々人が人生において遭遇する、生の<選択>を迫られる無数の局面において、そのつど、意識的・無意識的に<選択>を強いてくる、微視的(ミクロ)な内面的権力のことである。 ...

星辰 Sei-shin | 2016.05.18 Wed 17:41

聖の弁証法

「攻撃性と憎悪・敵意を聖の弁証法を通して救いへと導いた古代人の智慧を、極度に非聖化された救いなき力とイデオロギーの対立抗争でしかない現代にどのように再評価し、価値を再発見し得るかに将来へのひとつの鍵がひそんでいるように思うのである。」(堀一郎 『聖と俗の葛藤』平凡社ライブラリー 1993年刊)  堀一郎(1910年〜1974年)は、民俗学者の柳田國男に師事し、その娘婿となった人物ですが、宗教民俗学というジャンルを切り拓き、ミルチャ・エリアーデを日本に紹介したことでも知られています。 『聖と俗の葛藤』という...

川喜田晶子KJ法blog | 2016.04.28 Thu 18:51

宮沢賢治童話考(連載第3回) 川喜田八潮

     7   「十力の金剛石」にみられるようなヴァーチャルで無機的・金属的な風景描写は、賢治童話の重要なモチーフのひとつである他界イメージにもつながっている。 「ひかりの素足」を例にとって、この特質を検討してみることにしよう。   「またたくさんの樹が立ってゐました。それは全く宝石細工としか思はれませんでした。はんの木のやうなかたちでまっ青な樹もありました。楊(やなぎ)に似た木で白金のやうな小さな実になってゐるのもありました。みんなその葉がチラチラ光ってゆすれ互にぶっつかり合って...

星辰 Sei-shin | 2016.04.17 Sun 16:01

闇の喪失―ある戦後世代の追憶―(連載第3回) 川喜田八潮

     7    東京オリンピックの翌年に当る一九六五年は、戦後史にとって、ひとつの特筆すべき画期であった。この年にひとつの時代が終り、新しい時代が始動を開始したのである。  六五年に放映されたNHK大河ドラマ(第三作目)は緒形拳の主演による『太閤記』(吉川英治原作)であった。  この作品は、織田信長役の高橋幸治や明智光秀役の佐藤慶などの準主役級の脇役たちの渋い好演もあって、なかなかに優れた出来ばえで、特に、秀吉役の緒形拳の生気溢れる晴れやかな笑顔と高橋幸治の寡黙で重厚な、奥ゆきのあ...

星辰 Sei-shin | 2016.04.17 Sun 15:47

〈藤村操世代〉の憂鬱(連載第2回) 川喜田晶子

  藤村操の死    藤村操の自殺後間もなくの明治36年5月26日、黒岩涙香が主宰していた万朝報には、操の叔父で著名な東洋史学者であった那珂通世の哀悼文が「巌頭之感」とともに掲載され、翌27日には涙香もまた「少年哲学者を弔す」と題した一文によって操の死を「哲学のための死」と意味づけ、かくして少年の死は、この国における「哲学のための」自殺第一号としてジャーナリスティックな讃美の的となった。 「人生不可解」は若者たちの間で流行語と化し、華厳の滝へ身を投げる者が続出したため、当局は「巌頭之感」を削...

星辰 Sei-shin | 2016.03.20 Sun 16:52

闇の喪失―ある戦後世代の追憶―(連載第2回) 川喜田八潮

       4    一九五〇年代の日本人の生存感覚に息づいていた闇の気配は、六〇年代の初頭までは、たしかにその生命力を保っていた。  一九六〇年から六一年にかけてテレビ放映され大ヒットした子ども向け冒険活劇ドラマ『快傑ハリマオ』は、そのような生命感覚の最後の輝きを象徴する印象的な作品であった。  東南アジアを舞台に、帝国主義列強の植民地支配に苦しむ原住民を助けて、解放と独立のために戦う謎のゲリラ隊のリーダー「ハリマオ」(実際は、消息を断った、日本海軍の特務機関の将校「大友中尉」)...

星辰 Sei-shin | 2016.03.20 Sun 16:43

ブログ「星辰 Sei-shin」開設のお知らせ

 この「川喜田晶子KJ法blog」とは別に、私が編集責任者としてブログ「星辰 Sei-shin」を新たに開設いたしました。  そのいきさつにつきましては、「星辰 Sei-shin」のプロフィールのページ及び、川喜田八潮の記しました「ブログ「星辰」開設のごあいさつ」をご覧いただければとおもいます。  川喜田二郎と川喜田八潮の思想的な共通点とも言えることですが、ブログタイトルの説明文として、「〈脱・観念的〉な生活思想の追求による、新しい世界視線創造の試み」と掲げました。  KJ法という方法に関わりながらも常に、川喜田二...

川喜田晶子KJ法blog | 2016.02.24 Wed 18:34

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